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Yamareco

記録ID: 5296055
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積雪期ピークハント/縦走
東北

会津駒を眺める絶景ポイントを探して(奥会津)

2023年03月20日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.2km
登り
807m
下り
809m

コースタイム

日帰り
山行
6:05
休憩
1:30
合計
7:35
6:45
40
入山口(小繋ぎ林道入口)
7:25
7:30
40
登山口(尾根取り付き)
8:10
8:15
65
P1149
9:20
9:40
5
無名峰(1340m)
9:45
9:50
70
コル
11:00
11:10
30
頂稜肩
11:40
11:45
55
袴腰山山頂
12:40
12:50
30
P1396左(1260m)
13:20
13:50
30
小繋ぎ林道
14:20
入山口(小繋ぎ林道入口)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(東北道) 西那須野塩原IC → 塩原温泉 → 南会津町(旧舘岩村)
コース状況/
危険箇所等
(1)取り付き(登山口)迄の林道は除雪作業中で通行止
(2)以降残雪尾根周回(一部地表露出)
(3)午後は気温上昇で踏み抜き頻発
その他周辺情報 入山口手前の木賊(トクサ)温泉には人気の共同岩風呂(200円)
今日の山は会津駒(白峰)手前に横たわる袴腰山、1,424m。(昨年3月撮影)
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今日の山は会津駒(白峰)手前に横たわる袴腰山、1,424m。(昨年3月撮影)
入山口の林道は除雪作業で通行止。手前路肩に駐車して徒行開始。
入山口の林道は除雪作業で通行止。手前路肩に駐車して徒行開始。
朝の堅い残雪で低床車は通行困難。
朝の堅い残雪で低床車は通行困難。
入山口から1.4キロ程先で右手尾根末端に取り付いた。
入山口から1.4キロ程先で右手尾根末端に取り付いた。
アイゼンを利かせ残雪を拾いながら急斜を登る。標高1,050付近から全面雪となる。
アイゼンを利かせ残雪を拾いながら急斜を登る。標高1,050付近から全面雪となる。
P1149で序盤の急登終了。1年振りの残雪急登は辛い。
P1149で序盤の急登終了。1年振りの残雪急登は辛い。
P1149で一息入れ前進。前方に標高差約200の2度目の急登ピークが待ち受ける。
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P1149で一息入れ前進。前方に標高差約200の2度目の急登ピークが待ち受ける。
結構きつい急登。暑いので日陰の残雪を登る。
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結構きつい急登。暑いので日陰の残雪を登る。
標高1300で露岩出現、右を巻く。
標高1300で露岩出現、右を巻く。
左手樹間に目指す袴腰山。
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左手樹間に目指す袴腰山。
右手はるか北方の白峰は飯豊連峰か。
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右手はるか北方の白峰は飯豊連峰か。
斜度が少し緩み始めた。
斜度が少し緩み始めた。
程なく標高1340の無名峰ピークに到着。山頂は樹林に囲まれ眺望なし。
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程なく標高1340の無名峰ピークに到着。山頂は樹林に囲まれ眺望なし。
ピークを少し進んで眺望点を探す。
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ピークを少し進んで眺望点を探す。
樹間の先僅かに会津駒の山稜。
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樹間の先僅かに会津駒の山稜。
進路を西に下り、本日の主峰袴腰山を目指す。
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進路を西に下り、本日の主峰袴腰山を目指す。
袴腰右下奥には尾瀬燧ヶ岳。
袴腰右下奥には尾瀬燧ヶ岳。
無名峰を約350下って平坦なコルに立つ。
無名峰を約350下って平坦なコルに立つ。
美しいブナ帯の登り返しが始まる。
美しいブナ帯の登り返しが始まる。
雪庇も出て来た。
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雪庇も出て来た。
無名峰を振り返る。
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無名峰を振り返る。
熊棚の向こうは東方高杖方面。
熊棚の向こうは東方高杖方面。
本日の核心部3度目の急登が続く。
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本日の核心部3度目の急登が続く。
ピッケル無く、駆け上がりに苦心。
ピッケル無く、駆け上がりに苦心。
北方に輝く飯豊の白峰。
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北方に輝く飯豊の白峰。
頂稜の東肩に乗る。
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頂稜の東肩に乗る。
稜線上は露岩や巨木で歩き難く、雪庇を歩く。
稜線上は露岩や巨木で歩き難く、雪庇を歩く。
山頂標高地点に到着。目印を探すが一切見当たらない。
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山頂標高地点に到着。目印を探すが一切見当たらない。
西方の会津駒側は樹林に遮られ眺望無し。無人の山頂でランチ休憩後下山開始。
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西方の会津駒側は樹林に遮られ眺望無し。無人の山頂でランチ休憩後下山開始。
気温上昇で踏み抜き続出。アイゼンのままワカンを装着。標高を落とすと樹間から僅かに窓明山(右端)。
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気温上昇で踏み抜き続出。アイゼンのままワカンを装着。標高を落とすと樹間から僅かに窓明山(右端)。
その左三岩岳。
そして秀峰会津駒ヶ岳。
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そして秀峰会津駒ヶ岳。
更におまけ尾瀬燧ヶ岳。
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更におまけ尾瀬燧ヶ岳。
下りはルート判断が難しい平坦地帯の通過が有る。
下りはルート判断が難しい平坦地帯の通過が有る。
案の定右にルートミス。修正しながら最後の尾根に乗った。
案の定右にルートミス。修正しながら最後の尾根に乗った。
目印としたP1396も確認。
目印としたP1396も確認。
西方に稜線主峰の白身山(1,769.2m)。
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西方に稜線主峰の白身山(1,769.2m)。
細尾根を下って無事林道に降り立った。
細尾根を下って無事林道に降り立った。
装備を整理し、これからの長い林道歩き(約2.5キロ)に備えて暫し休憩。
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装備を整理し、これからの長い林道歩き(約2.5キロ)に備えて暫し休憩。
こんな場所にもフクイチの痕跡か?
こんな場所にもフクイチの痕跡か?
これも薮山歩きのリスク。
これも薮山歩きのリスク。
漸く入山口に到着。
有り難う袴腰。(スライドショー終り)
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漸く入山口に到着。
有り難う袴腰。(スライドショー終り)

装備

個人装備
アイゼン GPS ポール ヘルメット

感想

1.今季残雪1弾として南会津(旧舘岩村)木賊の「袴腰山」(1,424.1m)に登った。
2.狙いは昨年3月に近隣の大沢高森山(1,375.8m)へ登った際、残雪に輝く雄大な会津駒ヶ岳連峰のモルゲンロートが見れるならどれ程美しいものだろうかと考えた為である。
3.もとよりカメラ技術を持たない自分だが、そもそも絶景撮影スポット自体も存在するのか否かも知らず、今回その探索を兼ねて連峰東方に横たわるこの山に入った。
4.しかし、残念ながら今回のルート尾根上にはそれらしきスポットは発見出来なかった。
5.南東北には蔵王や朝日、飯豊と素晴らしい雪山が多いが、日頃私が入り浸っている奥会津の会津駒連峰(南から大杉岳、会津駒ヶ岳、三岩岳、窓明山等の連なり)の美しさもさぞかしと夢(想像)が膨らむのである。
6.下山後は久し振りに山麓の混浴共同岩風呂(200円)で汗を流した。綺麗な源泉の湯はピカイチで、休日には遠来のファンで混雑する時もある由。
7.山に温泉、そして美味な特産品(地そば、赤かぶ、岩魚他)等魅力溢れる奥会津はやっぱりブラボーならぬ(?) バンザイ! (完)

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コメント

tonkaraさん、こんばんは。南会津の山、いいですね。
1,300~1,400mの標高でも樹林帯に囲まれているというところは、北東北との違いを感じました。会津駒連峰のモルゲンを見るために、どれだけ高い所に上がる必要があるでしょうか。夢は続きますね。

まだ3月なのに異常な高温が続いています。普通は早朝ならまだ雪面が硬いですが、これだと踏み抜き続きですね。残雪期があっという間に終わってしまいそうです。
2023/3/23 22:01
kamadamさん

 会駒のモルゲンスポットとなりそうな伊南川東方山域にはこれ迄幾つかのピークに立っていますが、どこも樹林に囲まれ良い場所が有りません。先人のモルゲン画像にも出会った記憶がなく、当域は元来難しいのかも知れませんね。

春の融雪も早いですね。1Wも経つと藪化が進み、入山は来年回しという経験は度々です。
2023/3/24 10:13
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