冬枯れの丹沢をサクサク歩く 塔ノ岳、丹沢山、蛭が岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,699m
- 下り
- 1,596m
コースタイム
天候 | 12/9(火)午前中は快晴、昼から少しずつ雲が出始めるが概ね晴れ 塔ノ岳山頂では風もなく日当たりよく落ち着いていられました。 丹沢山山頂 14:00で気温2度 12/10(水)早朝は少し雲があるが概ね晴れて展望が効く、昼には8割雲。 丹沢山山頂 5:30amで気温マイナス2度、風がやや強く体感はマイナス8−10度 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:東野バス停 13:00三ヶ木行きバス (この後は16:00過ぎまで無いので注意) |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体危険個所は特にありません。よく整備されています。 ただし、塔ノ岳、丹沢山、蛭が岳山頂を越えた北側は雪ものこり凍結しています。 アイゼンは不要でしたが、今後降雪があると残りそうです。特に木道上の雪が凍結しているので転倒注意。今後は軽アイゼンを保険でもっていく方が良いかも。 東野への下山道は途中から治山工事のためアスファルトの林道を降りるように指示されています。 |
その他周辺情報 | 下山した東野バス停前に食堂が一軒ありバス待ちに使えます。 |
写真
感想
12/9(火)
渋沢駅7:16発のバスは大体座席が埋まる程度でした。15分ほどで大倉に到着。
大倉は自然センターもあり、トイレもきれいでした。
大倉で降りた登山者の2/3は鍋割山方面へ行きました。まっすぐ山に向かって車道を歩いていくと写真最初の二股になりますが、標識通り左を登ります。
大倉尾根は南面で日当たりもよく冬枯れの落ち葉サクサクの登りで楽しかったです。
ただやはり階段が多くて最後の方ではちょっと足に来ましたね。でもよく整備されているので感謝ですね。山頂までの茶屋や山荘はほぼ締まっている感じです。
花立山荘前後から日陰に霜柱や残雪がありこれをサクサク踏んで登りましたが、日の当たるところは霜柱が解けてドロドロです。最初からスパッツを付けておいた方が良いかと思います。
塔ノ岳山頂では風もなく日当たりも良くて最高の展望と休憩ができました。ただ気温は低いので日が陰ると途端に寒くて休憩後半はダウンを着ていました。
山頂の北側はまだらですが残雪と地面凍結があります。今後降雪があるとほぼ覆われてそのまま残ると思われます。
丹沢山の山頂のみやま山荘は木々に囲まれた明るく静かな小さな山小屋で、のーんびりしていてどこかの別荘に来ているようでした。当日は6人の宿泊でした。14:00を過ぎると登山客もいなくなり、小屋前の広場のベンチで一人で景色を眺めているとアカゲラが目の前の木を突いてドラミングしたり、ノスリが上空旋回と急降下で獲物を捕まえたりしていて山での開放感を満喫できました。
夕方の影絵の様な富士山もきれいでしたが、なんといっても夜景がきれいです!
橋本・東京方面の夜景が二階の部屋から見えるのですが、こんなにきれいな夜景が見れる山小屋は少ないのではないでしょうか?
夕食時の話も弾み、ロビーのテーブルでの話は消灯30分前まで続きものすごく楽しい一夜となりました。
12/10(水)
夜明け前直前の夜景は美しく本当にすごかったです。
5:30で気温マイナス2度と強風で体感気温は相当に低いです。地面は完全に凍結。
今後降雪すると解けきれずに積もっていくだろうと小屋の方は言っていましたのでこれからは軽アイゼンがあったほうがいいですね。
朝食は炊き込みご飯で美味しくてバクバク。
山荘から蛭が岳方面へ少し(100-150m?)行ったところで、富士山と南アルプスが一望できる場所があります。蛭が岳へ行かない方でもここでの景色をご覧になることを強くお勧めします。
心配していた鞍部でもそれほど強風にならず、蛭が岳まで景色を楽しみながら行きました。途中蛭が岳山荘から来た人は一人だけ。蛭が岳山頂は独占で綺麗な景色を見おさめして北側の斜面を下りました。木道などよく整備されていますがここも残雪があり特に木道上の残雪での転倒に今後は注意です。
姫次のベンチで今日最後の富士山を眺めながらコーヒー休憩。その後は菰釣避難小屋(今年新築)の分岐から青根方面へ下りました。こちらも残雪と落ち葉の斜面でしたので今後は雪と凍結に注意ですね。途中リスに遭遇して餌拾いしているのを観察したりゆっくり下りました。
途中林道に出たところでその先の登山道が治山工事で普通のため林道を降る指示があります。
1月のスノーハイクの下見のつもりでしたが冬枯れの丹沢縦走を満喫できました。
雪の季節がまた楽しみです。
55akiraさん、こんにちは
ついに丹沢デビューされたのですね!
私の時はガスガスで展望は皆無だったのですが
天気がいいと本当に気持ちの良さそうな尾根道で羨ましい限りです
みやま山荘も雰囲気が良さそうで同席者との山話も楽しめそうですね
私もいつかまた今度は泊まりで丹沢に行きたくなりました
55akiraさんの雪の丹沢の山レポを楽しみに待っていますね🎵
as2000さん、こんにちは、コメントありがとうございます。
夏はヒルがいやで丹沢を敬遠していたのですが、この季節ならいないだろうとデビューしました(笑)
でも来てみたらとても素晴らしい景色で、山も登り甲斐もあって楽しかったです。
雪のレポは降雪と晴れのタイミングを見てなのでもう少し先かもです。
是非as2000さんも再度のチャレンジしてくださいね。
55akiraさん、街道歩きの記事、楽しませていただいております。
ところで、今頃の書き込みで失礼します。
ご存知の通り、山宴会、氷上トライアスロンに勤しんでおりました。
丹沢、デビューなのですか?
びっくりです。
私は以前「丹沢ボッカ駅伝」なる大会に参加したことがあります。
その時は、3区だったので、駒止から堀山までを走りました。
当時、毎週大倉尾根に通い、堀山の家のみなさんにはお世話になりました。
ヒルは宮ケ瀬側や北丹沢にいますが、大倉は鹿だらけで、ヒルは大丈夫だと
思いますよ!?たぶん。
ramisukeさん、
コメントありがとうございます!
4年前に25年ぶりに登山を再開してからの事として書いています。
学生時代や初詣などで大山や塔ノ岳などハイキングでは行っていましたよ。
ヒルに関しては、大倉登山口、青根下山口に注意喚起の看板とヒル落としのスプレーが置いてありました。今はシカの増加にともなってヒルの範囲も増えているようです。
それにしてもやっぱり山岳競技出身はいろいろなご経験がおありですね。
ramisukeさんの経験には追いつけませんが、今年も新たな山旅をしたいと思ってます。
たまにはご一緒しましょう。
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