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Yamareco

記録ID: 5909685
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

奥只見ダムー丸山岳ー会津朝日岳【薮山レコ】

2023年09月03日(日) 〜 2023年09月07日(木)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
49:16
距離
27.0km
登り
2,275m
下り
2,418m
歩くペース
ゆっくり
2.52.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:07
休憩
0:30
合計
6:37
9:15
92
奥只見ダム
10:47
11:17
275
袖沢出合
15:52
C1050テン場
2日目
山行
8:28
休憩
0:07
合計
8:35
4:54
23
C1050テン場
5:17
5:24
82
P1147
6:46
6:46
172
袖沢峠
9:38
9:38
72
P1115
10:50
10:50
74
P1266
12:04
12:04
85
P1320
13:29
C1330コル テン場
3日目
山行
8:13
休憩
2:30
合計
10:43
5:05
306
C1330コル テン場
10:11
10:11
44
C1800
10:55
11:15
23
11:38
13:08
18
会津朝日沢 水場
13:26
14:06
102
丸山岳
15:48
P1736手前テン場
4日目
山行
10:35
休憩
0:15
合計
10:50
5:07
344
P1736手前テン場
10:51
11:06
70
P1552
12:16
12:16
155
P1442
14:51
14:51
66
15:57
C1420コル テン場
5日目
山行
10:17
休憩
0:35
合計
10:52
5:35
25
C1420コル テン場
6:00
6:00
188
P1467
9:08
9:08
128
P1554
11:16
11:16
101
鋸刃
12:57
13:22
25
13:47
13:47
12
13:59
14:00
1
14:01
14:01
26
14:27
14:35
26
15:01
15:01
28
15:29
15:30
57
16:27
会津朝日岳登山口
天候 1日目 快晴
2日目 曇り
3日目 曇り→雨
4日目 雨(福島市や伊達市では災害級の雨が降ったらしい)
5日目 曇り
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【行き】
上越線 小出駅7:10ー浦佐駅7:19
南越後観光バス 浦佐駅7:45ー奥只見ダム9:00
【帰り】
朝日観光タクシー 赤倉沢登山口ー只見駅ー只見保養センターひとっぷろ町湯 5960円
コース状況/
危険箇所等
【奥只見ダム〜丸山岳】
奥只見ダムバス停の近くにトイレ有り。手洗い場の水は飲用不可と張り紙が貼ってあった。
袖沢の渡渉は今回はくるぶしからすねぐらいの水量しかなく通過はまったく問題なかったが、平水は股下あたりまであるらしい。
袖沢の渡渉点から袖沢と白戸川の間の稜線に上がるまではかなりスカスカの藪で踏み跡を追える区間も多い。
初日のテン場手前でトップが足の付かない沼に落ちた。鋸刃のあたりまでちょくちょく稜線上に沼地があるので注意が必要。
袖沢と白戸川の間の稜線に上がってからも1,550mあたりまではそこまで藪が濃い区間はない。
袖沢峠はピンクテープや文字の刻まれたブナ、袖沢に下る明瞭な道がある。袖沢峠から1,550mあたりまではかなりの区間で踏み跡が付いている。踏み跡が斜面をトラバースするように付いている会津朝日岳側に対して奥只見ダム側はほとんどが尾根芯に付いているので見つけるのが簡単。会津朝日岳側と比べて記録は少ないが、踏み跡が付いている区間の長さも踏み跡が付いている区間の歩きやすさも奥只見ダム側の方が歩きやすいように感じた。
P1266の手前で熊スプレーが暴発した。幸い直接顔にはかからなかったが、咳と涙が止まらなくなって早めの昼飯にした。夜までずっと手が痛かった。獣の気配は特に強く感じなかったが、ずっと蜂のような虫に付き纏われていた。
1,550mあたりから先は密な笹藪が草原に出る1,810mあたりまでずっと続く。
前日の雨もあって会津朝日沢は100mほど下ったところで水が補給できた。
初日・2日目ともにテン場は平らで広くて快適だった。初日のテン場は雨が降ると使えないかもしれない。

【丸山岳〜赤倉沢登山口】
丸山岳からP1552あたりまでは笹の密藪にツタが絡まっていてなかなか進めない。たまに踏み跡が使える区間がある。
P1736手前のコルは基本的に密な笹藪だが、高木の下は草がないので4テンは張れた。
P1736からの下りは地図で見るよりも尾根が細く怖い。
P1552から先は洗戸沢側の斜面に踏み跡(登山道跡?)が付いていることが多い。足元に道が見えてもブナが横に生えていて歩きにくい区間も多い。ただ、何もない尾根芯を進むよりかはマシ。
大幽朝日岳前後ははっきりと道が付いていた。
沼や沢に降りていく獣道が錯綜していて厄介。正しい道もピークを巻いたりまっすぐ進まないのでトライ&エラー以外どうしょうもない気がする。P1451手前からあたり岩が露出した部分が出てくる。
P1451から次のピークの間が1番通過が怖く感じた。雨の中では通りたくない。
地図上では軽車道になっている赤倉沢登山口付近も実際にはログの終了点まで車が入れない登山道だった。
その他周辺情報 【先行記録】
・無雪期 今回と逆向き
index0326さん 「会津朝日岳-丸山岳-奥只見ダム【藪】」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4721210.html
・無雪期 会津朝日岳ー丸山岳ピストン
東大ワンゲル 「【個人山行】丸山岳〜会津朝日岳から無雪期ソロ踏破」
https://twv-geneki.blogspot.com/2021/11/blog-post_3.html?m=1
・無雪期 丸山岳ー会津朝日岳
慶應山岳部 「南会津・白戸川〜メルガ岐沢」 
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1676147.html
・残雪期 奥只見ダムー丸山岳
wakaさん・中澤慧さん 「南会津逍遥の山旅 奥只見ダム〜丸山岳〜会津駒ヶ岳 前編」
https://bigislandyamaguide.com/2022/05/02/minamiaizu-1/
https://youtu.be/Tc-MKN7cvdM?si=t5ZVUkFldU_m5a7i

前泊宿 川善旅館(小出) 素泊まり1泊5500円
銭湯  只見保養センターひとっぷろ町湯 1人500円
夕飯  太郎鮨(只見)

三条の山1座登頂&入浴施設1つ利用+只見の山1座登頂&入浴施設1つ利用でオリジナル手ぬぐいが貰える「八十里越七名山」キャンペーンが10月末まで開催されている
奥只見ダムから出発!
奥只見ダムから出発!
袖沢の渡渉はくるぶし丈でまったく問題なかった
今年の新潟あたりは記録的な雨の少なさなので本来はもっと水量が多いのだと思う
袖沢の渡渉はくるぶし丈でまったく問題なかった
今年の新潟あたりは記録的な雨の少なさなので本来はもっと水量が多いのだと思う
初日のテン場直前の沼地
トップがここに落ちて可哀想だった
ここの他にも会津朝日岳までの間に何カ所か沼地があった
1
初日のテン場直前の沼地
トップがここに落ちて可哀想だった
ここの他にも会津朝日岳までの間に何カ所か沼地があった
奥只見ダム側は標高1500mの辺りまで藪が薄い
奥只見ダム側は標高1500mの辺りまで藪が薄い
ずっと来たかった丸山岳に登頂!
曇ってしまって残念
3
ずっと来たかった丸山岳に登頂!
曇ってしまって残念
水の補給をした会津朝日沢
前日の雨のお陰で100mも下れば水が流れていた
1
水の補給をした会津朝日沢
前日の雨のお陰で100mも下れば水が流れていた
少しずつ雲が取れて南峰が見えてきた
1
少しずつ雲が取れて南峰が見えてきた
P1736から①
P1736から②
尾根が左に曲がってるピークが大幽朝日岳で奥が会津朝日岳
この時はすぐに辿り着けそうに思った
3
尾根が左に曲がってるピークが大幽朝日岳で奥が会津朝日岳
この時はすぐに辿り着けそうに思った
大幽朝日岳山頂にある慶應ワンゲルの記念プレート
明治ワンゲルのものも丸山岳から会津朝日岳の藪中のどこかにあるはずだが見つけられなかった
大幽朝日岳山頂にある慶應ワンゲルの記念プレート
明治ワンゲルのものも丸山岳から会津朝日岳の藪中のどこかにあるはずだが見つけられなかった
P1451を過ぎたあたり
地図上で岩マークが凄い鋸刃周辺よりもP1451からP1554の間が怖かった
1
P1451を過ぎたあたり
地図上で岩マークが凄い鋸刃周辺よりもP1451からP1554の間が怖かった
鋸刃のあたりから振り返って
中央手前が大幽朝日岳で奥のひときわ大きい山が丸山岳
鋸刃のあたりから振り返って
中央手前が大幽朝日岳で奥のひときわ大きい山が丸山岳
会津朝日岳山頂から①
中央に村杉半島の山、その奥左側に毛猛山、田子倉湖の奥に浅草岳が見える
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会津朝日岳山頂から①
中央に村杉半島の山、その奥左側に毛猛山、田子倉湖の奥に浅草岳が見える
会津朝日岳山頂から②
御神楽岳を撮った気がするけど、もうどれか分からない
会津朝日岳山頂から②
御神楽岳を撮った気がするけど、もうどれか分からない
会津朝日岳山頂から③
1
会津朝日岳山頂から③
丸山岳といい会津朝日岳といいネームドピークから下りると途端に晴れてくる
丸山岳といい会津朝日岳といいネームドピークから下りると途端に晴れてくる

感想

今年の登山は天候やタイムオーバーで撤退することが多かったが、一番目標としていた丸山岳を完遂できて嬉しかった。
80リットルのザックを持って只見の街を歩いていると色々な人から声を掛けてもらえた。春に蒲生岳と要害山を登りに来たときにも良くしていただいたので、また只見に山登りに行きたい。

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