六甲山にて要救護者の介助
kickey
体力度について
- GPS
- 08:40
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,148m
- 下り
- 1,027m
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| 天候 | 晴後曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
飛行機
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
整備された登山道。(でも油断は禁物) |
写真
救助ヘリも到着。しばらく上空をホバリング。�．蹇璽廚鮟个靴�2人の救急隊員を下ろす。��応急処置を施した要救助者を抱きかかえて無事ヘリに収容。��もう一人もヘリに戻り、任務完了。お見事でした。(無事収容されたのを見て、ホッとした)
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感想
今日はボッカトレに六甲山へ行き、有馬三山を歩くつもりでした。
山へ行くと予想外のことが、たまに起こります。
今日は、要救護者の介助を行うことになりました。
荒地山のテーブルロックで休憩した後、ペースを上げて
登山者の長い列を追い抜きにかかります。
雨ヶ峠を過ぎて、七曲りの途中で、
急坂に座り込み痛そうにしている男性を発見。
声をかけると「左足首を骨折して動けない。1人で来た」とのこと。
放っては置けない状態であった。
(たまたま居合わせた私を含む3人(女性1,男性2)が付き添うことになった)
居合わせた女性が男性の介助を始めていた。
女性は、レスキュー用アルミシートを広げ、男性に上着と共に羽織るように
伝えていた。怪我のせいか、顔色が悪かった。幸い出血はないようだ。
聞けば、携帯電話の電波が入らなかったので、
既に1人が一軒茶屋に救助を求めに行ったとのこと。
急いで自分の携帯電話(docomo)を確認すると、電波が立っている。
すぐに、GPSで現在位置を
「一軒茶屋と本庄橋跡との中間地点を過ぎたあたり」であることを確認し、
もう1人にお願いして110番通報を入れてもらう。(11:40)
あとは、出来る限りのことをして救急隊員の到着を待つばかり。
まず、お湯を沸かしコーヒーを入れて男性に差し入れる。
(温かい飲み物は気持ちを落ち着かせる)
女性の方が、ずっと側に付いて話しをしていてくれたので
怪我をした男性も、自分では動けない心細い状況の中、
精神的に楽になったのではないだろうか？
救急車のサイレン音が聞こえ、ほどなく救急隊員が姿を現す。（12:40）
救急隊員が救助者確保地点を無線で伝えると、ヘリも上空に到着。
数回旋回の後、ロープを出し、垂直降下で2人を地上に下ろした。
応急処置を施した男性を抱えて、無事ヘリに収容されるのを確認して
居合わせた者は、ホッと胸を撫で下ろした。（13:10）
今回の経験はいろいろなことを考えさせられる。
良かったこと
�．瓮献磧璽襦璽箸膿幼未蠅�多く、事故発生直後に救助体制が取れた。
��救助がやりやすい条件がそろっていた
・事故発生場所は、一軒茶屋(舗装路出合)に近かった(歩いて約10分)
・発生時刻が早く、明るかった
・天気が良く、風もなかった (ヘリでのレスキューが可能）
気付かされたこと
・登山者なら誰にでも起こりうること
・怪我をすれば、低山でも自力下山が不可能な状態に簡単になり得ること
私の山行きは基本は単独行です。同じことが、マイナール−トで
携帯電話が通じない所で自分に起こったらと思うと、ちょっと危機管理が
不十分かと思います。どこからでも、なんらかの緊急通報手段は
確保しておくべきですね。
今日は、考えさせられることの多い山でした。
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