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Yamareco

記録ID: 6299868
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

生藤山・鷹取山

2018年01月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
山キチどん その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:29
距離
16.0km
登り
1,253m
下り
1,370m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:05
休憩
1:33
合計
7:38
7:49
73
9:02
9:08
30
9:38
9:39
21
10:00
10:11
15
10:26
10:28
9
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5
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4
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24
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11:55
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12:53
22
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13:16
3
13:19
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14:01
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12
14:27
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20
14:48
15:02
25
15:27
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
登山口:JR五日市線武蔵五日市駅から西東京バスで柏木野BS
下山口:JR中央本線藤野駅
秋川を渡ると”三国峠みち”の登山道が始まる
2018年01月07日 07:52撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/7 7:52
秋川を渡ると”三国峠みち”の登山道が始まる
最初のピークは万六ノ頭(883m)
2018年01月07日 09:02撮影 by  ILCE-6500, SONY
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最初のピークは万六ノ頭(883m)
茅丸(1,019m)山頂
2018年01月07日 10:24撮影 by  ILCE-6500, SONY
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茅丸(1,019m)山頂
生藤山(990m)山頂
2018年01月07日 10:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
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生藤山(990m)山頂
生藤山山頂より富士山(3,776m)が近い
2018年01月07日 10:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/7 10:40
生藤山山頂より富士山(3,776m)が近い
三国山(960m’)山頂
2018年01月07日 10:56撮影 by  ILCE-6500, SONY
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三国山(960m’)山頂
佐野川峠南の軍刀利(ぐんだり)神社
2018年01月07日 12:02撮影 by  ILCE-6500, SONY
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佐野川峠南の軍刀利(ぐんだり)神社
倉子峠を越える林道
2018年01月07日 12:51撮影 by  ILCE-6500, SONY
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倉子峠を越える林道
岩神社
2018年01月07日 13:05撮影 by  ILCE-6500, SONY
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岩神社
佐野川の鷹取山登山口
2018年01月07日 13:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
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佐野川の鷹取山登山口
鷹取山(473m)山頂
2018年01月07日 13:41撮影 by  ILCE-6500, SONY
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鷹取山(473m)山頂
鷹取山山頂からは陣馬山(857m)が美しい
2018年01月07日 13:42撮影 by  ILCE-6500, SONY
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鷹取山山頂からは陣馬山(857m)が美しい
富士山(3,776m)
鷹取山山頂より
2018年01月07日 13:46撮影 by  ILCE-6500, SONY
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富士山(3,776m)
鷹取山山頂より
小渕山(350m)山頂
2018年01月07日 14:28撮影 by  ILCE-6500, SONY
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小渕山(350m)山頂
岩戸山(377m)山頂
2018年01月07日 14:50撮影 by  ILCE-6500, SONY
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岩戸山(377m)山頂
岩戸山山頂より大室山(1,588m)
2018年01月07日 14:51撮影 by  ILCE-6500, SONY
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岩戸山山頂より大室山(1,588m)
藤野駅は最終ゴール
2018年01月07日 15:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/7 15:40
藤野駅は最終ゴール

感想

 シーズン外れの武蔵五日市駅だが7:10発数馬行西東京バスは席がさらっと埋まる程の登山者が乗車した。柏木野では我々を含めて6人の登山者が下車した。他の3人も矢沢の東尾根である“三国峠みち”を登るのだろう。バス停で登山準備を整えて南秋川の橋を渡ると先行したと思っていたあとの3人が登山準備をしていろところだった。先行して登山道に取り付き急坂を登った。F澤さんは夏のジャンダルムで膝を痛めて以来の長距離歩行、O崎さんは冬山に向けて富士山でアイゼントレや滑落停止練習を積んできたそうだ。今日はO崎さんにトップを歩いてもらおう。
 急坂が落ち着き広々とした谷懐に達し、暫く進むと再び急登となってジグザグに登り稜線に達した。最初のピーク万六ノ頭はまだ先で標高差160mを登らなければならない。直下からは再び急登で登る筈だったが登山道は西側を巻いてしまい行き過ぎそうになったので斜面を這い登り南側から万六ノ頭(883m)に登頂した。展望のない山頂で一息入れて先に進むと80m程下り、なだらかな登り返しで湯場ノ頭(927m)に達したが山頂標識もなく立ち止まることなく通過した。
 次のピークはいよいよ笹尾根の連行峰(れんぎょうほう1,020m’)で120m程登る。東側の直下に林道らしきものが見えた。よくこんな高い所まで林道を作ったものだ。笹尾根は三頭山から影信山に到る長い稜線で良く歩かれている。これを背骨とすると肋骨のように北の東京側、南の山梨・神奈川側に多数のアクセス登山道がある。前回は吊尾根を登りトヤド浅間の尾根を下った。今回は初めて相模原市へと下る。
 樹林越しに富士山が見えるが一寸物足りない。お腹が空いたので暫し休憩したが稜線の風は冷たく10分程で切り上げた。広葉樹の稜線は葉を落とし見通しが良い。茅丸(1,019m)直下で巻道が分岐したが名のあるピークを外すわけには行かない。茅丸ピークに達すると少しだけ展望が得られた。次の生藤山(990m)も巻道があり初老の男性が巻いて来たのには唖然とさせられた。生藤山山頂には2等三角点「佐野川村」があり富士山方面の展望が良かった。
 笹尾根最後の山、三国山(960m’)は武蔵、相模、甲斐の三国国境の山で展望よく富士山はもとより南アルプス、道志の山々奥秩父の山も望むことができ多くの登山者で賑わっていた。三国山からは笹尾根を離れ倉子峠へと下る。暫くは相模・甲斐国境を歩きP831からは相模原市域となった。標高760m位の処に甘草水の水場への分岐があり100m先と表示があったが登山地図には「飲用不可」と記されていた。
 笹尾根を離れると風もなくなり佐野川峠(766m)の陽だまりで昼食休憩にした。殆ど人が来ないのかと思っていたがそこそこの登山者と出合った。軍刀利神社(ぐんだりじんじゃ)の祠があったが中は空っぽだった。登山道は西南西の尾根通しに進み先端部で二手に分かれた。最後部でルート確認をしていると同行者二人は左の方にどんどん行ってしまった。鎌沢への指導標に釣られて行ってしまったが鎌沢は別方向だ。呼び戻すためにコールしたが聞こえたのかどうか。暫く待っていると戻って来たのでホッとした。下ってきた尾根の南部を長くトラバースし尾根に復帰した。此処からは地形図にも登山地図にも登山道は記されずルートファインディングをしっかりして進んだ。
 尾根に微かな踏み跡が続きP519らしきものも確認でき倉子峠(くらごとうげ)へと下り立った。峠は切通しの断崖で東側の草付き斜面を這い下りたが、西側にしっかり階段が付けられていた。そして古い石垣の跡があり、芭蕉の句碑まで立っていた。下岩の集落に下り、立派な社殿のある岩神社に出て谷をトラバースするように老人ホーム“銀の館”の前を通り鷹取山登山口に達した。倉子峠を下りた林道から見た鷹取山は結構存在感があった。150m程の登り返しで鷹取山(473m)に到ると予期せぬほど沢山の人がいた。
 友好的な雰囲気のない人々だったので話はしなかったが地元の人たちだろう。山頂からの展望は良く、富士山や、陣馬山、仏果山の展望が良かった。3等三角点「高取山」が設置されているが角が欠け無残な姿を晒していた。10分程休憩し、南へと進んだ。山頂の指導標に「小渕山・岩戸山・藤野駅→」とあったのでP350とP377がそれでないかと目星を付けた。小さなアップダウンが続き次々と現れるピークのどれもが名があってもよさそうな気がする。鷹取山から藤野駅に到る稜線は「パノラマコース」として整備されよく歩かれているようだ。稜線通しに行く道と巻道が用意されているが全て稜線ルートを取った。
 予想通り350m標高点の位置が小渕山だった。展望はないがしっかりした山頂標識が設置してあった。標高を280m位まで下げ登り返すと送電線鉄塔が現れた。此れが何とJR東日本の送電線だった。登り返した377m標高点ピークも予想通り岩戸山だった。こちらは展望良く最後の休憩を取った。辛うじて富士山の天辺と道志の大室山(1,588m)、相模湖南の石老山(694m)等が確認できた。
 今日登った茅丸、生藤山、鷹取山、小渕山、岩戸山は旧藤野町により選ばれた「藤野15山」に選定された山だった。同じ意匠の山頂標識がありよく整備されていた。今回の山行で5座と1/3を登れたので残る9座を登りたいものだ。(陣馬山は以前に登っている)
東に進むと送電鉄塔がありまたJR東日本かと思ったが此方は「東京電力」とあった。南側の直下を走る中央道の騒音が近くなり眼下には藤野駅のホームが見られ尾根の先端部藤野神社はパスして下山すると下から細い石段が繋がっていた。中央道を潜り中央線の踏切を渡って線路沿いに西進すると藤野駅に到着した。18分後の中央線に乗り立川に戻り、何時もの居酒屋で反省会・新年会でひと時を過ごし解散した。

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