ヤクシマシャクナゲが見頃に!宮之浦岳+黒味岳 ⇄ 淀川口
- GPS
- 09:53
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 1,144m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:53
天候 | くもりのち一時晴れ。少し小雨。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
屋久島に確実に入島するには高速船が良いとのことです。飛行機はよく欠航するとのことでした。原因は、山々が目視できないほど霧や雲がかかってしまうと、鹿児島へ引き返す可能性が高くなるとのことです。高速船が最も欠航リスクが少ないとのことでした。 また今回、大雨洪水警報発令中に入島しましたが、雨のために登山口まで通行止めが起こっていました。白谷雲水峡やヤクスギランド、荒川へのアクセスが全くできなくなりました。そういった場合は、レンタカーをかりて滝巡りがオススメだと思います。 レンタカーですと、どうしてもピストンせざるを得なくなるために、縦走が難しくなりますが、天候判断が難しい場合は、レンタカーでどこかの登山口からの往復が最も動きやすいと思います。ただし同じようなことを考える人が多いために、天候が悪くなるとレンタカーが手に入りにくい可能性もあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
投石平の前後にロープ場があります。くりお岳に登る途中の木道が少し壊れていました。なんとかはなると思いますが、若干歩きにくいとは思います。 雨が降ると、一気に水かさが増します。雨(強い)の日に入る覚悟を持つ人は長靴系のものが良いと思います。 |
写真
感想
前日の雪辱を果たすことができて、感無量になりました。
今回北海道から屋久島に出向いて、最大の目的は宮之浦岳のピーク。台風6号の影響に伴った前線の北上が長雨を呼び込み、雨三昧の鹿児島県。その目標が達成できないかもしれないと頭をよぎりましたが、天気予報は二転三転して、なんとか1日だけ天気が回復してくれました。今朝、屋久島空港から発ちましたけど、飛行機も無事に飛ぶかどうかわからない天候で、本当にラッキーな谷間の天候回復したタイミング。しかも山頂にいた時間帯がもっとも良い状態になってくれました。
気がつけば山頂にいた時間は1時間も。
今後は再び、縦走ルートで訪れようと思いました。
撤退箇所の投石平(森林限界点)から宮之浦山頂までのルートを歩いてみて、前日撤退の判断は間違いがなかったと改めて思いました。強風を避ける場所は少ないことと、風の方向からしてもろに直接受けてしまうこと。強行で歩いていると心がおれるほど精神的にもかなり逼迫したかもしれません。たった一日違うだけで、こんなにも山の表情が違うという比べることができる同ルートを歩いたことは、勉強になった2日間の山行だったと感じました。リスクの高い山行ほど危険ですが学ぶこともまた多くあります。
屋久島の特徴は、雨が一気に川になって流れるようで、1日で相当水が引きました。濁流になっていた川も清流になっていましたし、登山道の水も多くはしっかり流れてくれたようです。
下山時、黒味分かれで少し迷いましたが、黒味岳にも足を運びました。急斜面の上り下りは一気に体力を使いましたけど、山頂からの絶景は登ってよかったと思いました。途中ロープ場が5箇所あります。短いルートですけど、ハードな登山道です。雲がかかっていない時で、時間に余裕のある時は是非立ち寄ってみてください。
今回の屋久島滞在は、縦走ルートができなかった。山小屋泊も結果ゼロ泊。縄文杉も出会えず。白谷雲水峡も行けず。永田岳にも足を運びたかった。というやり残し宿題が多く、次回また機会を作らなければならないと思っています。
悪天候のなかで、いっときピーク未踏で帰ることも覚悟しましたので、そのような状況のなかで、何より最高峰のピークを踏めたこと、ヤクシマシャクナゲの鮮やかな花に出会えたこと。結果的には、満足できた屋久島の旅でした。
綺麗な写真が一杯撮れましたね、文章表現も素晴らしいし、行動予定の人に対してのアドバイスも明瞭ですね。仕事も山登りも頑張って下さい。宇都宮の赤タオルより
araisakujiさん、山行中楽しいお話ありがとうございました。
分岐点で迷ったのですが黒味岳にも足を運びました。黒味岳下山中に花之江河を歩いているaraisakujiさんを見ることできました。黒味往復で飛ばしてしまったために、そのあとの下山ペースががっつり落ちています。
araisakujiさんもお体気をつけて、年間70日の山行を楽しんでください。
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