赤岳

2024年02月02日(金) [日帰り]

• GPS: 08:57
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,238m
• 下り: 1,225m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:32
• 休憩: 1:26
• 合計: 8:58

6:25 やまのこ村
6:33 6:33 美濃戸
7:45 7:45 中ノ行者小屋跡
8:55 9:20 行者小屋
9:30 9:31 阿弥陀岳分岐
10:37 10:41 赤岳主稜チョックストーン
10:59 11:11 文三郎尾根分岐
11:25 11:32 キレット分岐
11:48 11:52 竜頭峰分岐
11:58 11:58 赤岳
12:06 12:12 赤岳頂上山荘
12:16 12:18 赤岳
12:22 12:23 竜頭峰分岐
12:33 12:34 キレット分岐
12:41 12:42 文三郎尾根分岐
12:47 12:48 赤岳主稜チョックストーン
13:14 13:14 阿弥陀岳分岐
13:38 13:59 行者小屋
14:30 14:30 中ノ行者小屋跡
15:18 15:18 美濃戸
15:23 赤岳山荘

天候

高曇り　下山後の午後2時頃より晴れ（笑）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸　赤岳山荘駐車場（1000円/日）
4駆スタッドレスでもチェーンはガチで必須

コース状況／危険箇所等

美濃戸林道の状況は過酷でした。核心は沢に架かる橋の前後にあるアイスバーン路で終日陽が当たらないのでバッキバキのツルッツルです。4駆スタッドレスでも最徐行しないとブレーキかけてもロックしてそのまま下まで滑走（いや滑落）します。それ以外は凹凸の激しいドライ（車高の低いクルマの床下装置を破壊するのに十分！）と凍結土のミックスです。

写真

2/2 5:31

美濃戸口には雪まったくなし。

2/2 5:57

ところが林道にかかる橋の前後には、これまでにないほどの強烈なアイスバーンが待ち構えていました。たまらずチェーン装着。（装着作業中もスニーカーにチェンスパを付けたほどです）今回はガチで要ります！橋への下り坂の前に装着しておかないと、マジで事故りますよ！！

2/2 6:15

という状況からか、赤岳山荘駐車場はガラガラ。

2/2 6:30

美濃戸山荘までの林道も氷結してます。

2/2 6:34

チェンスパ＋ポール＋ブレスサーモ&テムレスといういつもの装備で南沢へ。

2/2 6:53

南沢ルートの状況　その1。最初の部分。

2/2 7:04

南沢ルートの状況　その2。陽の当たるところ。

2/2 7:34

南沢ルートの状況　その3。雪が増えてきました。

2/2 8:19

南沢ルートの状況　その4。横岳が見えてきた。

2/2 8:22

南沢ルートの状況　その5。予報通り晴れてきた！と期待したのに…

2/2 8:49

南沢ルートの状況　その7。赤岳が見えた。

2/2 8:54

行者小屋到着。予報に反してどんよりとした曇り空。ここでアイゼン+ピッケル+グローブのアタック装備に換装。

2/2 8:54

まあこの時期、山頂が見えるだけでもオンの字。テント数張。

2/2 8:54

仲良く3ショット。

2/2 8:55

小屋の気温計では-5℃。

2/2 8:56

手持ちのは-9℃弱。4℃の誤差…いずれにせよ、この時期やや高めの気温ですね。

2/2 9:34

今日は文三郎から登ります。

2/2 9:42

文三郎道の様子　その1。

2/2 9:56

文三郎道の様子　その2。マムート階段。

2/2 10:12

文三郎道の様子　その3。尾根に乗ったところ。

2/2 10:14

中岳と阿弥陀岳　その1。

2/2 11:00

中岳と阿弥陀岳　その2。

2/2 11:00

中岳分岐到着。

2/2 11:00

ここまでのトラバース路の雪は不安定で、たまに突風も吹くので慎重に歩きました。念のため上部からの雪崩にも注意しました。

2/2 11:20

キレット分岐到着。かなりの部分でクサリが使えますが、埋まって途切れている部分はピッケルでしっかり支点を作る必要があります。でもザラメ雪のところでは苦労します。

2/2 11:59

山頂到着。煽られるほど風が強くなってきました。北峰との間は痩せ尾根になっているのでバランス崩さないよう注意します。

2/2 11:59

権現方面。

2/2 12:00

富士山は見えず、裾野だけ。

2/2 12:00

赤嶽神社の祠。

2/2 12:01

正体不明の祠。

2/2 13:03

登りの途中でスライドした方に「地蔵尾根ではラッセルになった」と聞いたので、下りも文三郎にしました。下りではありますが、もし遅くなって暗くなり吹雪いてきたらヤバいので。

2/2 13:03

本当は去年のように横岳・硫黄岳と周回したかったのですが、スキル不足と最近の運動不足もあってかバテ気味になったので無理はせず帰ることに。

2/2 13:03

階段が出ているところもあります。

2/2 13:26

行者小屋でランチ休憩。

2/2 13:26

小屋正面に陣取ってたら、赤岳鉱泉のスタッフさんがトイレ掃除に来られたので、慌てて移動。お疲れ様です！

2/2 13:30

気温は朝と変わらず。

2/2 13:55

彩雲？下りてきたら晴れてくる…あるあるですね。

2/2 13:56

阿弥陀さんから光輪が射してる。ありがたや〜🙏🏻

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

装備

MYアイテム

yamazazen

重量：-kg

個人装備

ザック 冬靴 アイゼン チェーンスパイク ピッケル(リーシュ&スリング&カラビナ) スノーバスケット付きポール ハードシェル サングラス 地獄ゴーグル ニット手袋 インナーグローブ アウターグローブ テムレス02Winter(3L) ネックウォーマー バラクラバ 防寒着 タイツ ソックス タオル ツエルト エマージェンシーシート LEDヘッドライト 帽子 ヘルメット 万能ナイフ 日焼け止め 簡易トイレセット 常備薬 ティッシュ ウエットティッシュ 地図 コンパス スマートフォン モバイルバッテリー カメラ COCOHELI子機 腕時計 ライター ラジオ カイロ（マグマ） ビーコン プローブ ショベル サーモス山専ボトル 行動食 非常食

感想

yamazazen

2月恒例の赤岳です。もしコンディションが良ければ去年のように硫黄まで周回しようかとも思いましたが、不安定な雪とスキル不足そして最近の運動不足もあり、赤岳のみ（しかも文三郎ピストン）でギブアップしました。

1/31深夜から2/1早朝にかけて麓に降った土砂降りの大雨（真冬なのに！）が、上部では湿雪として積もっています。これまでの雪と合わせ積雪深は50cmほどで、トレース部はそれなりに乗れる区間もありますが、全体に圧雪されていないので不安定です。しかもコンディションは日々刻々と変化しますので、歩行には十分慎重を期してください。

なお途中スライドした人から、「地蔵尾根ではラッセルで苦労した」という話を聞きました。こちらもご注意ください。