武奈ヶ岳(深谷より周回)
- GPS
- 05:31
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,336m
- 下り
- 1,316m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 5:31
天候 | 晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(林道終点にも駐車余地は有りますが傾斜がキツめ&落石多めです。) ちなみに深谷沿い林道は舗装こそしていますが狭いです。 樹木も茂り気味で倒木や落石に注意が必要な道です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
深谷から南比良と大橋からシャクシコバノ頭(小川新道)はかなりの急坂なので登りで使うならそこそこの体力が必要です。 ルートも分かり易くはないので中級者以上でないと奨めません。 林道終点〜廃屋、渡渉有り、石多め、ややザレ気味。 廃屋〜南比良峠、かなりの急坂ロープ場有り、古道に出ても倒木が多くルートを外し易い。 南比良峠〜大橋、渡渉有り。 大橋〜シャクシコバノ頭、急坂多め、終盤は歩き易い。 シャクシコバノ頭〜中峠、藪が濃い季節は分り難い。 中峠〜コヤマノ岳、急坂有り。 コヤマノ岳〜コヤマノ分岐、歩き易い。 コヤマノ分岐〜武奈ヶ岳、石や岩が多い、山頂近くはザレておりスリップ注意!(ちなみに下山時に転倒しました。) コヤマノ分岐〜イブルキノコバ、一箇所崩れ気味な場所有り、渡渉有り、石多め。 イブルキノコバ〜八雲ヶ原、雨が多いとヌタ場が発生する。 八雲ヶ原〜金糞峠、渡渉箇所には橋が整備されていた。 金糞峠〜南比良峠、ややザレ気味。 GPSログは1/3程が誤測位有りだったのでかなり修正しています。 |
その他周辺情報 | トイレはありません。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1個 ジュラ28
予備電池 2本 単三
ヘッドランプ 1個
昭文社地図 山行地域による
コンパス 1個
GPS 1個
カメラ 1個
雨具 1枚
飲料 1.8L 清涼飲料水、お茶等
ロールペーパー 適量
タオル 2枚
携帯電話 1個
サバイバルシート 1個 半身用
飴 適量
折り畳み傘 1本
手袋 1双
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感想
比良でもベニドウダンやウスギヨウラクの開花情報があったので深谷より小川新道経由で武奈ヶ岳へ行く事にしました。
家を早めに出て南比良より深谷沿い林道に入り林道終点手前に7:35着、公社営林地の看板がある空き地に車を停める。
今まで深谷から南比良峠に掛けては下山のみ利用で今回初めて登りで使います。
序盤は砂防ダムの作業道だった様な道で左岸→右岸→左岸→右岸と何度か渡渉して進みます。
道は途中から細くなり崩落箇所も多くザレ気味で歩き易いとは言えない。
そして崩壊して廃屋同然な深谷小屋(京都府医科大学)に出たら急登が始まる。
ここはとにかく勾配が急で足場もザレ気味で不安定、設置された固定ロープも持ちつつ登りました。(下山時はこのロープが有って助かります。)
急登が終わり古道に出るとホッとするも、古道も倒木が多めです。
場所によっては倒木でルートから外れる場所もあり注意が必要かと感じました。
また古道も一部は崩落により欠けており迂回箇所が幾つか有りました。
南比良峠で水分補給後は涼しげな沢沿いを下り大橋へ。
木橋を渡り少しで小川新道に入る、ここはとにかく傾斜が急な道で登りで使うならある程度の体力が必要だと実感。
下りに使う場合も岩場が多く急坂なので安心とは言えず中級者以上向きです。
標高1080m付近の岩場で水分補給後は傾斜も緩やかになりブナの美林を愉しむ。
シャクシコバノ頭は展望も無く地味なピークで展望も山頂を示すモノは何もない、でも少し進めば樹林越しに武奈ヶ岳が見える。
一時曇っていたが中峠付近から再び青空が見え出した、曇天なら短縮して下ろうとも考えたが予定通り武奈ヶ岳を目指す事にします。
僅かな急坂が辛いもコヤマノ岳からはなだらかで緑が濃くなった樹林も心地良い。
コヤマノ分岐からは再び石や岩が多く辛いも花が多く救われた気分。
武奈ヶ岳には10:49着、僅かな晴れ間が出るもすぐに曇りとなり風も強いので手短に昼食を取り下山する。
山頂近くはザレ気味で要注意だったのですが足が滑って転倒してしまう。
しかも慌てて手を付いた際に右手が岩に当たったか軽い擦り傷で血が出ていた。
大したケガではないも傷口を水で流したく若干ルート変更し八雲ヶ原経由に変更。
樹林は心地良いが右手の傷を気にしながらで愉しめず…沢で傷口を洗い再出発!
八雲ヶ原からは沢沿いを下りますが途中には新しい橋が8つ程あります、比良の山を愛する方が掛けて下さった様で有り難く使います。
金糞峠で少し休憩の後はやや疲労度も溜まっていたので堂満岳経由は止めて、南比良峠より深谷沿いへ戻ります。
古道は行きより分かり易く、登りで間違えた箇所には倒木が有りました。
急坂区間は行きより恐怖感があり、ロープを頼りに慎重に下りました。
そして廃屋に出れば一安心でザレた道を下って深谷林道終点手前に至りました。
花はコナスビ、ニガナ、ハナニガナ、ジシバリ、フタリシズカ、デワノタツナミソウ、マムシグサ、ムラサキサギゴケ、タニギキョウ、フモトスミレ(終盤)、イワカガミ(終盤)が咲いていました。
木に咲く花はタニウツギ、ヒメウツギ?、カマツカ、ベニドウダン、サワフタギ、ウスギヨウラク、アカモノ、サラサドウダンなどが見れました。
コメント
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南比良から登るルートと小川新道。
2つとも行ってみたルート。レコアップありがとうございます。
て、まあ自分が行くようになるまでに、後3年はかかるでしょうね
それまで、大切にお気に入りに追加させていただきますね
また、お花もフタリシズカやアカモノとか見れるんですね!
疲れていたのに堂満より南比良から降りてしまうのは、もう流石です
tamu-chanさん、おはようございます。
今回のルートは急登が多くキツめでした、逆ルートの方が楽でしょうね。
小川新道は急な場所はありますが樹林が美しいので初夏か秋がオススメです。
あと草花はあまり多くはなく木に咲く花の方が色々咲いていました。
それと右手のケガは手首近く掌を5×8mm程擦りむいた程度で大丈夫ですよ
nakato さん、今日は。
深谷、懐かしいです。昔は、南比良峠から比良駅に下るのに、最も早く下りられる道でした。良く通りました。崩壊して道が無くなって、それ以後通った事はありません。
小川新道は、登った事はありません。下りばかりです。それでもテナガザルみたいになりますから。
それにしても、早いなぁ・・。
山頂からコヤマノ分岐への下りはすべりますね。私もストックが無かったらこけますよ。
でも、夏でも軍手くらいは、嵌めといて下さい。擦り傷だけで幸いでした。 お疲れさんでした。
mesnerさん、こんばんわ。
深谷から南比良峠にかけては今回で二回目でしたが急坂はかなりキツかったです
崩落地を避ける為に急な斜面に作られたルートなので不安定な感じです。
今はマイナールート好きな人以外は殆ど通らない道ですね。
あと小川新道も初めて登りで使ってみたらこちらも楽ではなかったですね。
やはりどちらも下りに使う方が楽だと感じました。
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