岩パーティーin蓼科山+仏岩
- GPS
- 06:29
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 1,158m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 6:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◇蓼科山 駐車場〜ゴンドラ頂上駅 スキー場のゲレンデを上がっていきます。特に登山道らしきものはないので草原の直登 ゴンドラ頂上駅〜七合目登山口 頂上駅の前に「ここから登山道」と書かれた道標があるのでそこを進みます。途中で舗装道路と2回交差して3回目の道路が七合目。トイレと休憩所あり。 七合目登山口〜将軍平 ひたすら登り。途中で長いガレ場が2回あるので転倒、落石に注意。大石の段差がキツい登りを越えれば蓼科山荘のある将軍平に着。 将軍平〜山頂 岩場メインの急登。ロープか設置された箇所もあるがあまり必要なく登れる。 残雪は蓼科山荘から登りはじめてすぐの凍結と山頂直下に一部。アイゼンは必要ないと思います。 ◇仏岩 滑りやすい土道を登り、中盤は疑似木材の階段と崩落気味なトラバース道。後半ははしごや鎖場もあり、特に最後の二つの梯子はたわむ感じがあるので転落注意。 |
その他周辺情報 | 和田宿温泉ふれあいの湯 ¥500 道の駅マルメロの里ながと にある かりん亭にて食事、ここはメニューが豊富でお勧めだ |
写真
装備
個人装備 |
ザック
レインウェア
ヘッドランプ
懐中電灯
ファーストエイドキット
シップ
解熱鎮痛剤
下痢止め
小はさみ
コンパス
熊よけ鈴
予備靴紐
スマホ予備バッテリー
山と高原地図
手拭い
手袋
帽子
登山靴
カメラ
時計
食料
飲料
予備食
地形図
クッカー
ガスカートリッジ
|
---|---|
備考 | ガスの点火スイッチがつかなかったのでライターがあって良かった |
感想
相方が登ったことが無いというので蓼科山に行ってきた。
私は2度目なので別ルートから行くことにして私も未踏ルート潰しができた。
スズラン峠から登るルートが一般的なようでレコでもここからのピストンや周回コースが多く上げられている。
自分らの歩いた蓼科山の北面、ここは七合目登山口まで車で上がることが出来、ショートコースで山頂を狙えるこちらも人気のコースだ。
しかし我々は折角の蓼科山なのでその下から、白樺高原国際スキー場から登ることで少し登り応えのある北面ルートを堪能することにしたのだ。
スキー場起点の山は数々あるが特に登山道が設けられていないこのゲレンデ直登はだいぶ大変だった。日差しを避けるようにして木陰に向けてトラバースしつつ登ったがやがてその木陰もなくなり悶絶したころに振り返れば北アルプスが徐々に雲間から顔を出しその景色を糧に山頂駅までたどり着く。
恋人たちの聖地になっていたその場所をのんびりすることもなく七合目登山口へ進む。七合目登山口からの登りがいよいよきつい登りとなり特にザレ場と後半に出てくるガレ場が落石と転倒に注意を払いながらの登りでひときわ疲れた。
将軍平の山荘で気合を入れ直し最後の急登。山荘の方の話だと今年は雪解けが早いのではなく雪自体が少なかったそうで気にしていた残雪も山頂直下の傾斜がグッと緩くなった10m位の距離だったので軽アイゼンすら必要はない状態だった。
見晴らしの良いだだっ広い岩場の山頂はガスに包まれることはなく展望が360度広がる。途中で意地になって追いかけたトレランの女性に写真を撮ってもらいそのおかげで早い山頂到着が叶った我々はその余った時間を山頂滞在に充てることにした。
展望盤では単独行男性と遠方に見える鹿島槍・爺ヶ岳の話しで盛り上がりそのあとは岩陰選び放題の山頂でおあつらえ向きな休憩場所を見つけ出して食事タイム。
今日はおでん、しかも富山ブラックおでん。調理済みで湯煎やレンジでチンして食べられるタイプのやつ。湯煎してつまむとよくだしの染みた具が美味しく、何よりだし汁がウマい。コンビニおにぎりとも相性抜群で後立山や北アルプス、信越国境の山々を風景に食べる贅沢な時間は世捨て人になりかねない甘い誘惑であった。
場所を変え八ヶ岳や南アを眺めてこのまま山頂で仙人生活に陥ってしまう言わばトランス状態をかろうじて回避し下山。ゲレンデを下りてからすぐにアイスを食べたいという仙人とはかけ離れた俗物の甘い誘惑に誘われ無事ソフトクリームを食べられた、もとい下山完了した。
車で温泉に移動途中で見つけた仏岩。ここをふらっと見てみようと立ち寄る。路肩の駐車スペースから600mということで一応ザックを背負い、トレランシューズで登ってみた。
ふらっと寄るには随分普通に登山道な道を進むとやがて階段が現れ、しこたま上るとハシゴが現れついには鎖場も現れ、とどめは山頂直下の槍ヶ岳的垂直(風)ハシゴ3連発。その直下でなかなかやってこない相方を少し心配して待っているとのんきにセミの抜け殻を体中に張り付けて現れた。中川翔子がこんなことやってたなと、ちょっと痛い子なのかなと相方を冷視してしまったが、この直後のハシゴ登りでお互い充分に肝を冷やした。
岩上には石塔が設置されていて高度感は申し分なく、思いのほか大変な道のりで相方には申し訳ない。無事下山の後に山と高原地図にも記載のない仏岩アスレチック的登山道を制覇したことに二人してニンマリ。期せずして蓼科山の岩場とは趣向が違う岩場登りを堪能した。
この勢いでボルダリング、といういつもの流れは今日は封印して、温泉でゆっくりしたあと帰路へとついた。
はじめて八ヶ岳に登った時にみた、北のはずれのプリンみたいな山。八ヶ岳なんだけど八ヶ岳じゃないっぽい蓼科山にようやくお邪魔してきました。
bo-さんはすでに登っていたので、未踏のルートを選んでもらい、聞くとなぜかスキー場下からのスタートでゲレンデ登りがあるではありませんか。
だって7合目からだとすぐ終わっちゃうよ?とのことで。確かに終わった今とすれば、登ったゲレンデはサラブレッドコース(上)で斜度ばっちり、その後の蓼科山、という事でとてもいいトレーニングになりました。
しかしさえぎられることの無い日差しは苦手なので、今度スキー場に入るときは傘を持ってこようと決心しました。
さて蓼科山荘前と後には斜度のきついザレ場、ガレ場。きついけどそれなりに楽しいこの道は行きはよいよい帰りは怖い、でした。特に山荘下のすべること。
登りはさっそうと追い越して行ったトレランお姉さんを追うbo-さんを追い、結局追いつけずでしたがまぁまぁがんばって時間短縮。下りは直ったばかりのタイツをまた入院させてはならんとばかりに慎重に歩きました。
山頂は情報通りほんとに広くてわ〜おとうれしくなる。しかし走り回るには向かない足場なのでよちよち山座盤へ向かい、よちよち飯場を探し、よちよち半お鉢巡りをした。
今日のご飯は富山ブラックおでん。地元が近いのにまったくなじみが無い富山ブラック、おでんなんてはじめて見た。
とあっためて食べる。トッピングはとろろ昆布とブラックペッパー。
これは山で食べるのにはとてもいいお味でした。濃いんだけど濃すぎないダシにさわやかなブラックペッパーが食欲をそそります。そして相方をほめます、ヨシヨシ。
そのままいい気分で山荘まで下り、お買い物をしてより充実した気持ちで次の目当てはソフトクリーム。
暑いゲレンデをすべるようにおりて牛たちにあいさつを済ませ、ゲットしたソフトはこゆくて美味しかった〜。
そして午後の探検へ。朝の道すがら長和町の興味をひく案内看板を見てきたので、どっかよるぞ!とのことでまずは仏岩へ。なになにここから600m。
走行中山頂に大きな岩が見えたので、それの展望台か?と思い行ってみるとまぁまさかのしっかり登山でした。
最後は槍ヶ岳を髣髴とさせるはしごなんかあったりして、4人くらいしか立てないような岩の上へ。
のんきにセミの抜け殻集めてる場合じゃありませんでした。
しかもここも下山時めっちゃすべるので慎重に歩き、疲れたのでなにやら不動滝だなんちゃら渓谷だとたくさんありましたがスルーしてきました。長和町あなどれません。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
bo-tyu-zaiさん peachさん こんばんは。
セミの抜け殻だったんですね。スマホ画面が小さくて写真コメントで芋虫かとビックリしました。peachさんならあり得る?
蓼科山からの眺めいいですね。我が隊、ガスガスだったので羨ましい。そして富山ブラックおでん、ナイスです。会社の食堂で北陸新幹線開業記念イベントで富山ブラックラーメン食べた事を思い出しました。
下山後にまた岩登りと充実した1日でしたね。お疲れ様でした。
yuzupapaさん、こんばんは。
そうですよね、抜け殻とはいえ最初に見た時にはビックリしました。さんちょうのハシゴにビックリしてpeachの姿にビックリして行くも帰るも地獄とはこのことだと密やかに思ったものです。ちなみに指の上にはしゃくとりむしを乗せてますこの人。
富山ブラック、おでんでも美味しく頂けました。私も前回の蓼科はガス山行だったので360度の景色におでんのウマさが相乗効果で下山するのをためらうほどの至福を感じました。
yuzupapaさんこんばんは
カメラ目線のシャクトリ君も要チェックです
ここらはヒグラシ?が大量に鳴いていて、夏も終わりかと思うほどの環境…もう登山道の植物には鈴なりの抜け殻が。という事で手の届くものを適当に摘んでいたらbo-さんがマジで引く結果となりました
お二人と違って初蓼科山でいい景色、ごちそうさまでした といっても基本的に天気が良くないと登山をしないので、概ねいい景色にありつけているんですが、さすがプリンの上だけあって360度の視界は爽快でした〜
セミの脱け殻アートとは
しょこたん(中川翔子)かー!?
デー登山いいですね。
蓼科山は久しくいってないなぁ。
raichou さんこんばんは。
あんな場所で抜け殻張り付けて出てきたのでギガントキモすでした。
そんなraichou さんもデー登山してるんじゃないんですか?
ピーたん、というと何だかギザ臭そうですね。
こんばんは〜
え〜raichouさんのほうは点茶デー登山なんて素敵なことしてるし〜。セミだらけのこちらとすごい品格差
そしてえげつない日帰りにびっくりしましたよ!蓼科山も家から歩いていけそう
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する