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Yamareco

記録ID: 6549405
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

チェーンスパイクの有効性を確認した杓子山

2024年03月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:51
距離
8.7km
登り
606m
下り
793m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:04
休憩
1:17
合計
7:21
10:01
27
10:28
10:39
32
11:11
11:22
20
11:42
11:42
104
13:26
14:09
45
14:54
14:58
29
15:27
15:28
71
16:39
16:41
23
17:04
17:09
13
17:22
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
(往路)富士急富士山駅からタクシー
(復路)鳥居地峠からタクシー
コース状況/
危険箇所等
二十曲峠から行程の8割に積雪あり。
積雪がない場所も泥濘状態。
富士山駅から二十曲峠まで、6人乗りタクシーを手配。
約20分余りで到着。料金\5900円。
2024年03月14日 09:42撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 9:42
富士山駅から二十曲峠まで、6人乗りタクシーを手配。
約20分余りで到着。料金\5900円。
二十曲峠から素晴らしい富士山の眺望。
2024年03月14日 09:42撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 9:42
二十曲峠から素晴らしい富士山の眺望。
二十曲峠には、簡易トイレが一つありました。
2024年03月14日 09:58撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 9:58
二十曲峠には、簡易トイレが一つありました。
二十曲峠から即、登山口へ。
2024年03月14日 10:02撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
1
3/14 10:02
二十曲峠から即、登山口へ。
しばらく笹に覆われた山道。
2024年03月14日 10:07撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 10:07
しばらく笹に覆われた山道。
約20分位で積雪が出て来ました。
二日前に降った雨が、高所では雪になったようです。
2024年03月14日 10:33撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 10:33
約20分位で積雪が出て来ました。
二日前に降った雨が、高所では雪になったようです。
踏み跡のない新雪の中を、しばらくは何も装着しないで登山。
2024年03月14日 10:47撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 10:47
踏み跡のない新雪の中を、しばらくは何も装着しないで登山。
登山口から約50分、加瀬山(1275m)に到着。
テープに山名が書いてありました。
2024年03月14日 11:12撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 11:12
登山口から約50分、加瀬山(1275m)に到着。
テープに山名が書いてありました。
この道標手前で、この道標に気づかず右の方にコースを進行。
ヤマレコの道外れ警告により、正規のコースに復帰。
2024年03月14日 11:12撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
2
3/14 11:12
この道標手前で、この道標に気づかず右の方にコースを進行。
ヤマレコの道外れ警告により、正規のコースに復帰。
ここで、チェーンスパイクを装着。
2024年03月14日 11:25撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 11:25
ここで、チェーンスパイクを装着。
積雪は、15〜20cmですが、水分が多く含む雪でザクザクと踏み抜く状況で、速度が上がりません。
2024年03月14日 11:25撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 11:25
積雪は、15〜20cmですが、水分が多く含む雪でザクザクと踏み抜く状況で、速度が上がりません。
立ノ塚峠(たちんづかとうげ)を超えてから、鹿留山のが見えて来ました。
2024年03月14日 11:40撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 11:40
立ノ塚峠(たちんづかとうげ)を超えてから、鹿留山のが見えて来ました。
岩稜地帯で急登が始まり、三点支持による登りが続きます。
登る速度も急激に低下。落石に巻き込まれないように間隔を空けて登ります。
2024年03月14日 12:39撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 12:39
岩稜地帯で急登が始まり、三点支持による登りが続きます。
登る速度も急激に低下。落石に巻き込まれないように間隔を空けて登ります。
急登の途中に、富士山に雲が懸かって来ました。
2024年03月14日 12:53撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 12:53
急登の途中に、富士山に雲が懸かって来ました。
積雪のため、行程が予定よ1時間以上遅れ、鹿留山をパスして、杓子山へようやく登頂。
子ノ神(ねのかみ)から数カ所の小ピークを越えて到着。
2024年03月14日 14:46撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 14:46
積雪のため、行程が予定よ1時間以上遅れ、鹿留山をパスして、杓子山へようやく登頂。
子ノ神(ねのかみ)から数カ所の小ピークを越えて到着。
杓子山の山頂。
2024年03月14日 14:47撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 14:47
杓子山の山頂。
山頂から東側方面。
2024年03月14日 14:47撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 14:47
山頂から東側方面。
山頂から北北西の方面。
2024年03月14日 14:48撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 14:48
山頂から北北西の方面。
山頂から北側に鹿留山が見えました。
2024年03月14日 14:48撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 14:48
山頂から北側に鹿留山が見えました。
山頂から河口湖方面。
2024年03月14日 14:49撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 14:49
山頂から河口湖方面。
杓子山から数カ所の小ピークを越えて、ようやく高座山(1304m)に到着。
2024年03月14日 16:14撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 16:14
杓子山から数カ所の小ピークを越えて、ようやく高座山(1304m)に到着。
既に夕日を浴びる富士山。
2024年03月14日 16:14撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 16:14
既に夕日を浴びる富士山。
高座山の南側は、カヤトに覆われ、急坂の登山道。
積雪はないですが、道は粘土質の山道で、雪にない所でもチェーンスパイク装着の有効性を感じました。
2024年03月14日 16:43撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 16:43
高座山の南側は、カヤトに覆われ、急坂の登山道。
積雪はないですが、道は粘土質の山道で、雪にない所でもチェーンスパイク装着の有効性を感じました。
途中、振り返って降りてきた山道。
2024年03月14日 16:46撮影 by  FinePix Z800EXR, FUJIFILM
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3/14 16:46
途中、振り返って降りてきた山道。

装備

個人装備
アウター手袋 防寒着 ゲイター アイゼン 日焼け止め サングラス

感想

山梨県都留市、富士吉田市、忍野村の境に位置する杓子山(1597m)。南面をカヤトに覆われ遮るものは何もなく、富士山の眺望は最高である。また、山頂に鐘と山名のモニュメントがあることで登山者に人気の山だ。

本日は、一般的な鳥居地峠から出発して、杓子山から鹿留山(1632m)まで縦走し、立ノ塚峠へ下山するコースではなく、タクシーで二十曲峠まで上り、同峠から立ノ塚峠を経由して、鹿留山を経て杓子山に登るコース。

本日は、快晴の素晴らしいお天気であったが、2日前に降った雨が雪に変わり、二十曲峠から登り始めると直ぐに積雪が現れ、ほぼコースの8割が水分の多いい新雪が積もった山道。当然ながらトレースもなく先頭を歩くリーダーの方のルートファイティングに従って、参加者は黙々と重い雪を踏みながらスリップしないように慎重に歩かないといけないため、歩行速度も標準ペース以下になった。

歩き始めて約80分ほどの場所で、リーダーの指示に従い軽アイゼンやチェーンスパイクを装着。昨年、初めて購入した同スパイクを装着して、とうとう下山するまで約7時間に亘り装着して、雪道や滑りやすい山道で、スリップを防ぐ道具としての優れた有効性を確認することができた。

チェーンスパイクは、4〜6本爪の軽アイゼンと比較して、軽量コンパクトで簡単に装着できるのが特長。軽アイゼンが片足約500gなのに比べ、同スパイクは125〜300gと約半分以下の重量のため、同スパイクを一度経験すると軽アイゼンには戻れないと改めて感じた。

また、商品によっては、かかとに当たる部分に「ウェビングループ」と称する紐が付いており、雪山用の手袋をしたままでも簡単に装着ができ、立ったまま緩みを調整したり外したりすることができる。

更に、軽アイゼンを装着すると地面と足裏に距離ができてしまうので、ゲタを履いて歩いているような感覚があるが、同スパイクはその様な違和感が全くなく、意識しなければ装着をしている事を忘れてしまいそうである。

では、同スパイクは全くデメリットがないのかと思い調べた結果、同スパイクは「エラストマー」と称するゴムと樹脂の中間にあたる高分子の素材で作られており、非常に燃えやすく、熱に弱く耐久性と繰り返し疲労性にも劣ることが分かった。

よって、同スパイクの使用後は、火気がある場所を避け日陰で保存することが重要であることも分かった。

今後、残雪が残る1000m以下の低山での使用や積雪のある林道で、大いに役に立ちそうで、オールシーズンで保険代わりに持ち歩く事ができそうだ。

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