[神津島]Sea to Summit 天上山

2024年03月15日(金) 〜 2024年03月16日(土)

• GPS: 05:31
• 距離: 20.8km
• 登り: 960m
• 下り: 1,097m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:57
• 休憩: 0:37
• 合計: 3:34

10:11 多幸湾三浦港
10:29 10:29 山の神・冷風穴
10:34 10:36 黒島登山口
11:03 11:05 黒島山頂10合目
11:07 11:09 オロシャの石塁
11:18 11:18 砂漠分岐
11:24 11:33 表砂漠
11:44 11:47 裏砂漠
11:52 11:54 裏砂漠展望地
12:03 12:06 不動池分岐
12:09 12:09 新東京百景展望地
12:17 12:20 不動池
12:32 12:32 ババア池
12:38 12:39 白島下山口
12:42 12:42 治山工事跡
12:49 12:56 天上山
12:58 12:58 治山工事跡
13:02 13:03 白島下山口
13:09 13:11 白島トイレ（六合目）
13:17 13:17 那智堂
13:29 13:29 白島登山口
13:45 ゲストハウス「シヨウゴロ」

2日目

• 山行: 1:58
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:08

7:09 ゲストハウス「シヨウゴロ」
7:47 7:47 神津島空港
8:02 8:05 三浦湾展望台
8:07 8:07 秩父山三浦湾展望登山口
8:18 8:19 秩父山
8:22 8:22 秩父堂
8:33 8:33 秩父山登山口
8:56 8:58 松山展望台
9:04 9:05 多幸湾展望地
9:10 9:13 多幸湾名湧水
9:17 多幸湾三浦港

天候

両日とも快晴☀ 　（1日目：強風、2日目：穏やか）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 船

・竹芝桟橋⇔神津島　東海汽船フェリー　
　※スーパー島トクきっぷ　6,000円！(往復二等和室限定)
・島内バス　200円(本数少ないです)

コース状況／危険箇所等

各所に道標あるので、問題ありませんでした

その他周辺情報

【宿泊先】　ゲストハウス「シヨウゴロ」平日素泊まり4,000円
4人部屋（二段ベッド）、共同リビング・キッチン・風呂（シャワー）・洗濯機等あり
夕食、朝食はスーパー丸伴で地元産の生寿司やパンなどを買いだしました

お土産は見当たらず…　まっちゃーれセンターもわずかしかなくて買わず。
想い出を最高のお土産としました。

写真

3/14 20:53

竹芝桟橋22時発神津島行き「さるびあ丸」でいざ出航！

3/14 22:06

今回は「スーパー島トクきっぷ」を利用したので、二等和室となりました。
空いているので窮屈感はありませんが、エンジンの音と振動を直に感じられる場所のようです（苦笑）

3/14 22:16

レインボーブリッジを通過。
東京湾を出るまでは夜景クルーズですね

3/15 6:00

定刻通り最初の寄港地「大島岡田港」に到着。
平日なので下船客も少なく、静かです

3/15 6:47

朝シャワーを堪能（24時間利用可能・3分100円）
船内で汗を流せるなんてサイコ〜

3/15 7:32

波と風向きで接岸できるか微妙だった利島港に到着。
復路便は接岸できない可能性が高いらしく、東京行の乗船客が乗ってきました。（神津島で折り返し）

3/15 8:12

利島は深紅の園、可憐な椿の島です。椿油が特産品です。
最高峰は宮塚山508m

3/15 8:33

新島に到着しました。
むかーし、新島と言えばサーファーであふれかえっていた人気の島。今はどうなのでしょうか？

3/15 9:06

少しばかり波とうねりがありますが、順調に神津島に向かっています。のんびり〜です。

3/15 9:07

新島から20分で式根島に到着。
平坦な島ですが、トレッキングコース、温泉もあるので、機会あれば行ってみたいです

3/15 9:43

おー、だんだんと見えてきた神津島。
テーブルトップの天上山が存在感を示しています。

3/15 9:59

天上山南面は植生がなく、崩落が激しいようです

3/15 10:12

約10分遅れで神津島に上陸〜
入港先が想定と反対側（多幸湾）で早速予定変更

3/15 10:14

蒼い海・白い砂浜・荘厳たる風格の天上山・雲ひとつない青空〜

3/15 10:15

海、きれいだなあ〜（海なし県在住者のあこがれ）

3/15 10:34

sea to summitですべて歩き通す予定でしたが、到着港、遅延もあり、予定変更して村営バスに乗車（200円）。満席でした〜
あっという間に黒島登山口まで標高差200mをワープ

3/15 10:37

明らかに普段見慣れている植生と違うので、アドベンチャー気分で、高揚感がハンパないです

3/15 10:38

東京から180kmしか離れていないとは思えない風景です。

3/15 10:40

歩行ルートはよく整備されていて大変歩きやすいですが、意外と急登です！

3/15 10:48

5合目（333m）を通過
標高差150m、歩行時間15分だから相変わらずせっかちな歩き方

3/15 10:48

振り返れば、神津島港を見下ろすことのできる絶景ポイントが続きます。

3/15 11:05

10合目標識はあまり目立たないです。
テーブルトップに入りましたが、この先もアップダウンあります

3/15 11:07

オロシャの石塁…江戸時代に異国人上陸の際に防衛のために作られた石積防塁（約300m）です。これを盾にして迎え撃つといった具合です。

3/15 11:09

千代池(せんだいいけ)。
天上山の山頂台地には小さな池が点在し、火口跡に雨水が溜まったものです。夏にはサクユリが大輪の花を咲かせます。

3/15 11:13

ジャングルみたいなうっそうとして樹林帯もあります。（踏み跡はあるので安心）

3/15 11:23

表砂漠に向けて、ゴツゴツ石・岩と砂がお出迎えです。

3/15 11:24

標高500mとは思えないです

3/15 11:25

表砂漠に到着しました。ここでしばし休憩。

3/15 11:35

天上山が最後に噴火したのは西暦838年頃と伝えられており、表砂漠はその最大の噴火口として窪地になったようです

3/15 11:47

10分少々歩いて裏砂漠に到着しました

3/15 11:49

島特有の強烈な風雨によってできた砂漠景観です。
5月ごろはオオシマツツジと白砂、空と海のコントラストが美しい場所です

3/15 11:54

裏砂漠展望地に向かいました。遠方に三宅島を視認できました

3/15 11:56

断崖絶壁なので、のぞき込まないほうが良いです（柵はありません）

3/15 12:09

さらに外周周回コースに出るために歩を進めます。
2,000m級の山登りをしている場所っぽくて楽しいです！

3/15 12:14

「新東京百景展望地」からの豪華展望です。
式根島、新島、利島が見えます

3/15 12:19

不動池までやってきました。天空の丘から見るとハート形をしているようです。（行くのを失念）

3/15 12:20

池の中央の祠には、クラカラ剣と石の竜王が祀られています。

3/15 12:25

「天上山の展望」地です。大島、式根島が見えます。
意外と近いなあ〜

3/15 12:35

天上山完全踏破のため、ババ（ア）池を周回します。
雨が降らないと干上がってしまうそうです

3/15 12:44

治山工事跡。土石流災害から街を守るため大正15年から人力で石垣を築いたそうです

3/15 12:45

不入が沢（はいらないがざわ）…水配りの神話の舞台となったところで、現在でも神聖な場所として存在しています。

3/15 12:55

天上山頂にとうちゃーく！360度ビューを楽しみました！
（少し強風）

3/15 13:04

白島登山口コース10合目から下山開始です。
遊歩道並みの豪華な整備状態です。一部はコンクリート階段になっています。

3/15 13:09

樹林帯はグングン下ります。

3/15 13:13

白島登山口まで降りてきました。
トイレとベンチが整備されています。（車道があるので、クルマでも来られるようです）

3/15 13:21

不動尊鳥居がありました。

3/15 13:29

鬱蒼とした樹林帯（苔むしているので足元注意）

3/15 13:48

今晩のお宿「シヨウゴロ」に到着。
目の前が派出所で治安は抜群　(^^♪

3/15 14:17

普通の民家or民宿をリノベした感じです。
「ゴマちゃん」という猫が同居しています

3/15 13:55

ゲストハウスなので相部屋ですが、寝るだけなので自分にとっては全く問題ありません

3/16 7:05

2FにあるLDK。同宿した大学生3人組、ワーケーションのビジネスマン、海釣りの方と語り合いました…
家にいるみたいで居心地よいです

3/16 7:05

食材だけ持ち込めば何でもできるほどのキッチン用品が用意されています（コーヒー、紅茶、若干の調味料あり）

3/16 7:16

二日目（帰りの日）。出航まで時間があるので、島南部〜秩父山を周回することにしました。

3/16 7:49

予習不足で道を間違えてしまい、気づいたら神津島空港でした。
1日数便なので閑散としています

3/16 7:57

19人乗りの飛行機のようですので、滑走路も短い！

3/16 8:06

三浦湾展望台から多幸湾と天上山方面

3/16 8:07

こちらから秩父山に向かいます

3/16 8:10

南国っぽい木々に覆われた急階段を上がっていきます。

3/16 8:16

開けたところで展望地。天上山は画になりますね〜

3/16 8:20

登り始めて15分弱で山頂（標高280m）にとうちゃーく。
あっという間でした

3/16 8:24

西側に目を向ければ、神津島港、前浜が一望できます。

3/16 9:01

神津本道側の登山口に下山しました

3/16 9:03

しばらく神津本道を歩き（下り）、松山遊歩道コースを巡りました。こちらから見える多幸湾・三浦漁港は、海の蒼さと荒々しい山容のコントラストが象徴的です

3/16 9:06

オオシマツツジかな。群生は見なかったのですが、所々にありました

3/16 9:09

多幸湾に戻ってきました。

3/16 9:12

時間があるので東京名湧水57選のひとつ「多幸名湧水」に向かいますに。
離島の湧水というのはあまりピンとこないのですが…

3/16 9:13

こちらが取水場です。コップがあったので飲めますね（安心）。
雨が天上山に浸透し、時間をかけて濾過された水とのことです。
やわらかい口味でした

3/16 9:15

最後に、蒼い岸辺を歩きました。（写真は遠目の方がきれいに映りますね）

3/16 9:15

この先は、天上山の崩落の危険があり、立入禁止となっています

3/16 9:19

三浦漁港船客待合所で待機しました。売店はなく、窓口のみです。
指定位置を変更していただきました。（3F→4F。空いている場所へ）

3/16 10:05

夏は若い人たちでにぎわうのかな…

3/16 10:36

閑散期ならではの開放感（笑）結局、定員16名のところ4名！

3/16 10:41

出航〜　さようなら〜

3/16 10:43

楽しい思い出にカンパーイ！

3/16 11:24

同宿だった大学生3人組は、式根島で下船しました
（1週間の離島巡りとのこと。。。うらやましい）

3/16 11:52

続いて新島に寄港

3/16 12:48

風も波も穏やかなので利島に着岸成功！
次回は訪れたい島です

3/16 14:01

のんびり〜と潮風にあたりながら優越感ある時間を過ごせました。

3/16 17:59

横浜大桟橋に寄港しました。ものすごい人数が乗船（夜景ツアー）。おまけに航路があくまで30分以上待機…
この間に夕食（カップ麺ですが）

3/16 20:01

30分遅れで竹芝桟橋に到着し、今回の山行は終了しました！

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

感想

みきちゃん

・非日常的体験を味わうための離島訪問Vol.3「神津島」です。
　(Vol.1：伊豆大島、Vol.2：八丈島)
・シーズオンオフの冬は何かとお得ですが、天候に左右されやすい(強風・高波・天候不良)の玉に瑕
・今回も当初計画を1週間遅延し、確実に晴れが期待できる日を選んで実行しました。
＝＝＝
・神津島へは、東海汽船フェリーの格安チケット(通常の半値以下)＋空いているのでこの機会を逃すわけにはいきませんでした。
・目指す神津島「天上山」は、標高500mとは思えない山頂台地の光景と360度ビュー、そして島ならではのSea to Summitに魅せられての挑戦です。
・上陸した2日間とも快晴かつ風も穏やか(な方)だったので、トレッキング日和となりました（登り始めてすぐに汗をかくレベル）
・天上山のアプローチは標高200mの黒島登山口起点で、周回後、黒島登山口下山が一般的なようです。
・コースはよく整備されており、周囲、遠方の風景を楽しみながら歩くことができました。
・島の物価が高い（特に生鮮食品）ことに驚きました。（スーパー探索）
・一時の観光ではさほど影響ないですが、住むとなればご苦労も多いと思います。観光産業は島の経済を支える重要な収入源と思いますので、わずかですが貢献できて良かったです。

コメント

yasio

みきちゃんさん　こんにちは。
懐にやさしい時期に本州を離れ伊豆の島へ高速料金と思えば行ける金額ですね･･･この時期だけ限定金額だったのですか（空いているとあったので）。
神津島「天上山」行ったこと有りませんが・・・大島までしか行っていませんね（あの船内で聞こえるエンジン音が凄くて寝られなかった思い出があります）
島上陸が当初予定と違って計画練り直し山頂まで行かれ凄い機転ですね、よっぽど島の事を予習していたのでしょうね、山頂からの眺めは普段になれない海海海で新鮮だったのでは…時期をずらして成功しましたね。
お疲れ様でした。

みきちゃん

こんにちは！yasioさん
こんにちは！
おっしゃる通り、普段の山登りにかかる費用と対比しながら検討し、実行しました（総費用では山小屋泊以下でした）
チケットは格安な分、床下からエンジンの鼓動を堪能できる場所でしたので、熟睡はできませんでしたが何とか眠れました（二等寝台以上であれば比較的静かと思います）
天上山は初めての訪問で、youtubeで下見しましたが、やはり実際に自分で踏破するのは格段の違いでした（普通の山とは違う光景＋見渡す限り海！！）
惜しむらくは、「食」を楽しむゆとりがなかったことです（島寿司しか食べられなかった。金目鯛の煮つけ、刺身、明日葉料理…食べたかった）
＝＝＝
もう4日経過していますが、三半規管をやられて「下船病」に罹ってしまい、体の揺れ感とめまいが一向に収まりません　(>_<)

yasio

みきちゃんさん こんばんは。
具合の悪い思い出みあげをもらってしまいましたね、相当舟は揺れていたのでしょうか、俺達は二日酔いの気持ちが抜けませんでしたよ。
お大事にね。