梅雨入り前に、念願の黒戸尾根で甲斐駒へのぼってきました〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,398m
- 下り
- 2,392m
コースタイム
天候 | 8合目まではガスでしたが、その上は快晴でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
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感想
このたび、ようやく念願の黒戸尾根を歩いてきました。
3年くらい前から、チャレンジを考えていたんですが、超ロングコースであることと、険しいということから、体調と天候が良い時にしかチャレンジ出来ないと思い・・・、なかなか行くことが出来ませんでした。
この週末、日曜日の予定が無くなったので、ふと今なら行ける!
と思い立ち、さくっと準備して、行ってきました〜
山と高原の地図のコースタイムだと14時間30分
ま、そこを12時間で歩けるとして、休憩を1時間と見込んで、行動時間13時間かなと予測して出発時間を決定。
朝4時にでれば、17時には戻ってこられるとふみました。
千葉を0:30にでて、尾白川渓谷駐車場についたのは3:30
まだ真っ暗ですが、駐車場は7割位埋まってました。車の横にテントを張っている方も多く、人気の高さを実感。
これからのぼろうとしている方もおられるみたいで、少し安心しながら出発です。
真っ暗なのでヘッデンをつけて、歩きだす。なぜか駒ヶ岳神社がすぐそこにあると思い込んでて、3分ほど歩いたところで、一瞬不安になりましたが、前方に明かりのついた神社を発見しひと安心。
しっかり、山行の無事を祈願して、出発です。
吊り橋は、神社の左手のところにすぐありました。もちろん真っ暗。
吊り橋を渡ったらすぐに急坂です。(^^)
先行者がいるはずなんですが、全然見当たりません。
後続も見える限りはいない感じ。
暗闇に、いきなりビビりながらも、ペースを上がらないように抑え気味でのぼりはじめました。
めっちゃしずか
でも、時折、鈴の音 チリンチリン
振り向いたら急に人が迫ってきたらこわいだろうな〜
って思いながら、時々後ろを警戒しつつ歩く
次第に空が明るくなってきて、鳥の声が聞こえ出した頃には、すっかり平気になりました(^^)
笹ノ平の手前かな、もっと手前だったか、ようやく一人の方に追いつく。
で、しばらくして、もう一人
このお二方とは、休憩するたびに追いつかれて、また追い抜いてを繰り返しました。
で、ようやく着いたのが刃渡り〜〜
予想通り、鎖もあるし、足場もしっかりしてるし、俺としては平気でした。
ここから、周りの山々も少し見えました。
日向山がずいぶんしたの方に見えてちょっと感動
砂浜の山頂もしっかり見えました。
このあたりでは、すでに汗だくで、まめに水をのむんだけど、あっという間に汗として出ちゃう感じ
体感としては、気温は高くはなく低めなのですが、湿度は高く汗が止まらない。刀利天狗のあたりで少し脱水気味でした。だめだね〜
お腹も減ったのでおにぎりもパクリ。
刀利天狗を過ぎてから、一度ガバーッと下るんですが、この下りで体調が少し戻ってきた(^^)
で、五合目小屋跡からのハシゴのオンパレード(^^)
アドレナリンが出たのか、しんどいけど元気にのぼれました。
途中には、結構激しいハシゴもあったりして、楽しかった〜
で、ほどなく七丈小屋に到着
水はまだ出ていないとのこと。
ここで、少し休憩。お腹は減ってるけど、喉が乾きすぎて食欲が無い。
行動食を水でふやかしながら、食べてました。
七丈小屋から8合目御来迎所までの間には、少し残雪もありましたが、アイゼンが必要な感じはありませんでした。
森林限界も超えてきて、息がくるしい。酸素くれ〜
まわりは、薄めのガス。
このまま展望無いのかもなあと思って、とぼとぼのぼって行ってたところ、8合目御来迎所についたあたりで、雲の上にでて、青空がドーンと(^^)
で、甲斐駒もどど〜んと!!
最高でした。劇的でした。やってやりましたって感じでした。
頑張ったかいがあったなあ〜(^^)。
でも、甲斐駒の山頂遠い・・・・・
ここからは、本格的な岩場でもありました。
ハシゴの代わりに鎖がいっぱい。
楽しい(^^)、でも、めっちゃしんどいって感じでした。
9合目の手前辺りの大きな岩の上で、大休憩
あと少しで山頂なのはわかってたんですが、ここで休憩したほうが良いと身体が言ってたので、のんびり休憩しました。
なお、この時点では、予想タイムよりかなり早い感じ。
のぼり7時間かと思ってたけど、6時間を切りそうな感じでした。
ここで、3人くらいに抜かれたかなあ。
みんな早い(^^)
ふたたび立ち上がって、のぼっていくと
うーん、懐かしい3年ぶりの甲斐駒の山頂です。
前回は、北沢峠からきて、黒戸を歩くなんて、とんでもないと思ったんだけど、それをとうとうやりました~
しかし、想像以上にヘロヘロ
汗のかきすぎが原因かな。
幸い、晴れてるし寒くないし、空いてるので、のんびり休憩して、ラーメンを作って、がんばって食べました。(塩分と水分補給)
食べてのんびりしてるとずいぶん楽になってきた。
のぼってきた長い道を下るのかと思うと、ヒャ~って気分になるし、なにより雲海の上に、浮かんだ山頂からの景色が素晴らしく、なかなか降りれませんでした。
雲の動きで、ときおり、富士山や北岳、間ノ岳も見えたり、北の方にも山が見えたりして、見飽きることがなく・・・
断腸の思いで下山開始
もともと下山は苦手なので、ゆっくりとしか降りれません。
いわば鎖場は、問題なくクリア。
下りだとあせもかかないので、身体も楽。
前後に人は見えないけど、のんびりおりましょ。
15時過ぎには降りれるはず(^^)
途中で、2,3人に追いぬかれた以外は、人を見かけなかったなあ。
あ、登ってくる人とは数人すれ違いました。
8合目から下はガスなので、登山道も静かな雰囲気。
もやっとしてるので、前に立ってる木の朽ちたやつとかが、遠くから見ると人に見えたりして、「あ、人がいる〜」って近づいていくと、木だったりしたことも多数・・・幻覚か〜
特に、下りの後半である刃渡りから下は、きつかったなあ。
危ない道ではないんだけど、地味に傾斜がきつくて、それがひたすら続く感じ。降りても降りても続くなあ〜って、1人で笑っちゃった(^^)
でも、歩き続ければゴールは必ずやってくるのが、山のいいところだね。
吊り橋が見えた時には、ホッとしたな〜
でも、終わっちゃったなあって感覚もあった(^^)
これだけしんどかったのにね〜
ということで、3年間思い焦がれた甲斐駒黒戸尾根(^^)
ようやく完遂です。
天気も劇的で、山もおだやかで、気持よかったです。
やま最高!!!!!
こんにちは!ほぼ同時スタートで山頂もご一緒でしたね。山頂から北岳見られたんですね!僕は諦めて下りましたけど‥ お疲れ様でした!
こんにちは
上りの途中で前後した方ですよね。
お疲れ様でした。
上はいい天気でよかったですよね。
しかし、下りは長かった。
笹の道がいつまで続くんやろうと思いましたね。
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