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Yamareco

記録ID: 657551
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

念願のツクモグサに会いに白馬岳へ

2015年06月10日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.2km
登り
1,773m
下り
1,759m

コースタイム

日帰り
山行
8:03
休憩
1:27
合計
9:30
4:20
60
5:20
5:20
88
6:48
6:55
115
8:50
9:10
25
9:35
9:45
20
10:05
10:50
13
11:03
11:08
122
13:10
13:10
40
13:50
13:50
0
13:50
ゴール地点
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉まで車。猿倉荘に前泊したので宿泊用駐車スペース。
コース状況/
危険箇所等
白馬尻手前から雪渓末端があります。無理せずそこからアイゼン付けた方が良いです。
大雪渓を詰め、葱平上部の雪渓を登った枕木の階段があるところでアイゼンを外しました。そこから夏道、短い雪渓mixになりますがダブルストックでバランスをとりアイゼンなしでも大丈夫でした。
村営宿舎前の雪渓にトレースありますが左横の夏道も使えて頂上まで雪を踏まずに上がれます。
夜行日帰りでもよかったのですが、睡眠をしっかりとりたかったので猿倉荘に素泊まり宿泊しました。今夜はお客は1名、今年openしてから二人目の宿泊客だそうです。笑
夜行日帰りでもよかったのですが、睡眠をしっかりとりたかったので猿倉荘に素泊まり宿泊しました。今夜はお客は1名、今年openしてから二人目の宿泊客だそうです。笑
6/10 4:20出発。既に4名猿倉荘前を通過して行きました。
4:00からヘッデンなしで行けます。やや雲が多い。
6/10 4:20出発。既に4名猿倉荘前を通過して行きました。
4:00からヘッデンなしで行けます。やや雲が多い。
林道沿いに白く目立つ花が。いつも不勉強で名前不詳。
林道沿いに白く目立つ花が。いつも不勉強で名前不詳。
上記の花のすぐそばにも。
上記の花のすぐそばにも。
途中の沢の堰堤渡渉に木製の渡し板が掛けてありました。
途中の沢の堰堤渡渉に木製の渡し板が掛けてありました。
後で調べます。っていつも
後で調べます。っていつも
もう一か所橋が架かってました。
もう一か所橋が架かってました。
白馬尻の小屋の手前から夏道が終わり雪渓末端に入ります。いきなり勾配が強めなのでここからアイゼンを付けた方が良いかもしれません。私は登り途中でアイゼンを付ける始末。
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白馬尻の小屋の手前から夏道が終わり雪渓末端に入ります。いきなり勾配が強めなのでここからアイゼンを付けた方が良いかもしれません。私は登り途中でアイゼンを付ける始末。
白馬尻小屋は建設中でした。トレースはこの小屋の右側を巻いてあります。
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白馬尻小屋は建設中でした。トレースはこの小屋の右側を巻いてあります。
白馬尻の少し上からガスが晴始めました。残念ながらモルゲンロートは見れず。
白馬尻の少し上からガスが晴始めました。残念ながらモルゲンロートは見れず。
もう少し登ったころには青空!やったー。
2
もう少し登ったころには青空!やったー。
小さいデブリ跡がありました。
小さいデブリ跡がありました。
振り返って、向こうの山も雲の中だなあ。。晴れてください!
振り返って、向こうの山も雲の中だなあ。。晴れてください!
右からもデブリ跡。でも白馬側は晴れてきたよ!
右からもデブリ跡。でも白馬側は晴れてきたよ!
上の方に一人登ってる方が見えますが、近くには誰もいず、カッコウの鳴き声ととキツツキのドラミングので静か!山に入ったーと言う感じで嬉しくてたまりません。
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上の方に一人登ってる方が見えますが、近くには誰もいず、カッコウの鳴き声ととキツツキのドラミングので静か!山に入ったーと言う感じで嬉しくてたまりません。
また左からデブリ跡。
また左からデブリ跡。
だんだん傾斜がきつくなってきました。ヒーヒー、ハーハー。
でも晴れた晴れた!
だんだん傾斜がきつくなってきました。ヒーヒー、ハーハー。
でも晴れた晴れた!
あのあたりが頂上かな?
2
あのあたりが頂上かな?
左右からデブってますねー。
2
左右からデブってますねー。
おお、雲海の上に出てきたぞー。雲の水面(?)に顔を挙げた感じ。
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おお、雲海の上に出てきたぞー。雲の水面(?)に顔を挙げた感じ。
頂上直下からのデブリ跡です。規模が大きいですね。
頂上直下からのデブリ跡です。規模が大きいですね。
ヒーヒー、葱平が見えてきたけど遠いなあ。
ヒーヒー、葱平が見えてきたけど遠いなあ。
その葱平の急登の下でピッケル出しました。
その葱平の急登の下でピッケル出しました。
葱平上の雪渓を空に向かって登ります!
葱平上の雪渓を空に向かって登ります!
うーん、後ろは誰もいないなー。
うーん、後ろは誰もいないなー。
雲海の上まで登ってきた!少しずつ雲が無くなっていく。
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雲海の上まで登ってきた!少しずつ雲が無くなっていく。
お隣さんにもかなり近づいてきましたよ。
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お隣さんにもかなり近づいてきましたよ。
向こう側のお山が見えないよー。
ヒーヒーハーハー。
向こう側のお山が見えないよー。
ヒーヒーハーハー。
でも稜線に近づいて来たね。
でも稜線に近づいて来たね。
かっこいいなー。空が蒼い。
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かっこいいなー。空が蒼い。
村営宿舎が見えた!でもそこまでが長いのよー。
前の方はグリーンバンドの上でお休み。その気持ち解る解る。
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村営宿舎が見えた!でもそこまでが長いのよー。
前の方はグリーンバンドの上でお休み。その気持ち解る解る。
雪面も綺麗でこんなところを滑ってみたいなー。
でも板を担ぐなんて考えもしないけど。
雪面も綺麗でこんなところを滑ってみたいなー。
でも板を担ぐなんて考えもしないけど。
結構上に来ましたよ。
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結構上に来ましたよ。
白馬の2山も美しい。昨年の北ア南北縦走時この一つ一つの上り下りが大きくてしんどかったのを思い出しました。
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白馬の2山も美しい。昨年の北ア南北縦走時この一つ一つの上り下りが大きくてしんどかったのを思い出しました。
オベリスクフェチなんです。
絹雲が出てきましたね。
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オベリスクフェチなんです。
絹雲が出てきましたね。
八ヶ岳の右に肉眼では富士山が見えるんだけどなー。残念
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八ヶ岳の右に肉眼では富士山が見えるんだけどなー。残念
やっと頂上宿舎。お腹減ったー。げんこつクリームパン食べて復活!
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やっと頂上宿舎。お腹減ったー。げんこつクリームパン食べて復活!
宿舎前の雪渓と白馬山荘。
もう空が黒いぐらい晴れてます。
宿舎前の雪渓と白馬山荘。
もう空が黒いぐらい晴れてます。
稜線に出たー。剣岳、立山がドーン。
稜線に出たー。剣岳、立山がドーン。
お隣の旭岳。登りたかっかなー。ホントは泊まって登りに行くつもりだったけど翌日の天気が下り坂だったので止めて日帰りに。
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お隣の旭岳。登りたかっかなー。ホントは泊まって登りに行くつもりだったけど翌日の天気が下り坂だったので止めて日帰りに。
ふと気が付くと足元にウルップソウが!踏まれるなよー。
ふと気が付くと足元にウルップソウが!踏まれるなよー。
白馬山荘に到着。今は富山県側の棟だけで営業。
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白馬山荘に到着。今は富山県側の棟だけで営業。
いつもなんか撮っちゃうね。
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いつもなんか撮っちゃうね。
ベンチにザックデポして頂上へGO!
ベンチにザックデポして頂上へGO!
白馬岳登頂!4回目ですがこんなに晴れたのは初めて。
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白馬岳登頂!4回目ですがこんなに晴れたのは初めて。
一応三角点にもタッチ。
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一応三角点にもタッチ。
槍・穂高から全部見えますよ。
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槍・穂高から全部見えますよ。
雪倉に朝日!栂海新道は大雨でしんどかったなー。もう一度天気いい時に行きたい。
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雪倉に朝日!栂海新道は大雨でしんどかったなー。もう一度天気いい時に行きたい。
絶景です。ここも歩きたい。
絶景です。ここも歩きたい。
ツクモグサ!
あら、向こうの山がななめジャン。がっくり
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ツクモグサ!
あら、向こうの山がななめジャン。がっくり
周りはこんなところです。
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周りはこんなところです。
こっちの株も花が開いていません。晴れてるけど寒いからかな?全体的に花が開いていません。
鳥の巣のヒナのように見えるのは気のせい?
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こっちの株も花が開いていません。晴れてるけど寒いからかな?全体的に花が開いていません。
鳥の巣のヒナのように見えるのは気のせい?
あ!やっと開いているのがいました。かわいらしい。
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あ!やっと開いているのがいました。かわいらしい。
ハクサンイチゲでしょうかね。
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ハクサンイチゲでしょうかね。
なんとウルップソウが少し青くなってきていました。
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なんとウルップソウが少し青くなってきていました。
ツクモグサとウルップソウは小蓮華側の石門までの間が良かったかな。石門からの雪倉・朝日。今年は北又林道が全面通行止めだそうです。
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ツクモグサとウルップソウは小蓮華側の石門までの間が良かったかな。石門からの雪倉・朝日。今年は北又林道が全面通行止めだそうです。
君、名前何?
おおー青い。思いがけず見れて幸せ―。
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おおー青い。思いがけず見れて幸せ―。
毛が生えてふわふわです。
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毛が生えてふわふわです。
山頂東側の断崖。
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山頂東側の断崖。
さあ、戻りましょう。やっぱりこの景色は最高です。絹雲がかなり出てきましたね。
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さあ、戻りましょう。やっぱりこの景色は最高です。絹雲がかなり出てきましたね。
名残惜しいけど下ります。また何時か来ますね。
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名残惜しいけど下ります。また何時か来ますね。
降り始めたらザクザク歩いて、気が付いたらかなり下まで来ちゃいました。
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降り始めたらザクザク歩いて、気が付いたらかなり下まで来ちゃいました。
さあ、帰りましょう。雲海も取れて向こうの山ももう夏の雰囲気ですね。
さあ、帰りましょう。雲海も取れて向こうの山ももう夏の雰囲気ですね。

感想

昨年北岳でお会いしたhissy369さんのツクモグサ白馬岳レポを見てから一年越しの夢がかないました。hissy369さんは直前にも登られているので最新情報もいただいての登山でした。本当にありがとうございました。

駐車場の車中泊や夜行では十分に睡眠がとれないので猿倉荘で素泊まり、それに加えて白馬山荘で泊まって旭岳にも行ってこようかと思っていたのですが、翌日の天気が早めに崩れる方向になっていたので日帰りにしました。

猿倉荘を出たのが4:20am、その前に3名の方が駐車場から出発されて途中で1名に追い越されました。皆さん速い速い。白馬尻で雪渓のかなり上の方にいたのが見えただけで、結局頂上付近で1名の方とお会いしただけでした。その他の方はどこか縦走かな?

おかげさまで天気がよく空が黒いぐらい青く、北アも槍からの全山、立山・剣から三俣までの連なりが一望でした。昨年これらを全縦走した時のことが懐かしく稜線を追いながら思い出に浸ってしまいました。

ツクモグサは晴れてるけど寒風だからかなかなか開花している株が少なく、アッチうろうろコッチうろうろ。白馬山荘周辺より頂上を越した小蓮華側の石門までの間が株の数も多くて楽しめました。ウルップソウはほとんどがまだ固い蕾でしたが、思いがけず少し青くなっている株がありうれしさ100倍でした。

頂上で絶景とかわいらしいお花を見ていましたが、ふと気が付くと絹雲がだんだん多くなってきました。天気のいいうちに帰ろうと雪渓をザクザクくだって行ったら、雲海のとれた向こうの山はもう夏の装いでした。

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コメント

お疲れ様でした〜!
akiraさんこんにちは〜!
天気が良く念願のツクモグサが見れて良かったですね
私が行ったときはウルップソウがまだ蕾でしたが、もう咲き始めていますね
ハクサンイチゲも咲いており、わずか数日の間ですが一歩一歩夏が近づいているんだなーと思いました。
この時期の白馬岳は本当に人が少なく、特に平日は貸切状態でいいですよね
これからの山行きも楽しみにしております。
大変お疲れ様でした
2015/6/12 12:35
Re: お疲れ様でした〜!
hissyさん、コメントありがとうございます!
この時期平日は本当に人が少なく行きかえりで数人しか見かけませんでした。
頂上でもほぼ一人で静かでよかったです。
ことしは雪が溶けるのも早いし、花が咲くのも早いですね。
そのおかげで本格的な梅雨に入る前に天気がいい日に会えたのではありますが。

キタダケソウはバスが動くころにはどうでしょうね。ちょっと終わりかもしれませんね。
でもその頃は間ノ岳までの間が山上のお花畑の稜線になっているはずですので、それはそれで楽しめるかもしれませんね。

hissyさんの直前のレポが今回の参考になりました。大変ありがとうございました。
また美しい写真の山行レポを楽しみにさせていただきます。
2015/6/12 13:37
かわいらしいですね
55akiraさん、こんにちは。
いつの間に白馬岳に行っていたのですか(笑)!!うらやましい!!

ツクモグサ、かわいらしいですね。毛羽立っている感じが、なんとも言えません。
hissy369さんの参考記録も、拝読いたしました。写真がとっても素敵でした。
(hissy369さん、はじめまして。ramisukeと申します)

お二人の記録を見て、私もツクモグサに会ってみたくなりました。

55akiraさん、hissy369さん、素敵な山行記録をありがとうございます。
2015/6/14 17:44
Re: かわいらしいですね
ramisukeさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

はい、いつの間にか(笑)白馬岳に行ってました。
白馬は八ヶ岳との共通固有種が多いそうなので不思議を感じてその花に会いに行きたくなっています。固有種が多い点では北岳もそうなんですが。
hissy369さんとは北岳でお会いしてそのレポでツクモグサを認識しました。
ヤマレコでの御縁で感謝しています。

そろそろ本格的な山開始ではないですか?でも里山の記録も楽しいですね。
素敵なレポを楽しみにしていますよ。
2015/6/14 18:26
プロフィール画像
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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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