槍ヶ岳(激ラッセル飛騨沢)
- GPS
- 14:03
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,063m
- 下り
- 2,056m
コースタイム
- 山行
- 12:51
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 14:00
天候 | 晴れ☀️ 気温低く寒い予報でマイナス21℃ 稜線近づくにつれ風が出てきて稜線は体感15m/s |
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過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
# スタートから激ラッセルだったが、前日のワカンパーティーのトレースあり。ワカンで膝上くらいまで踏み抜いていて苦労が跡を感じられた。ワカントレースは白出沢まで。 # 白出沢以降はノートレースでponで脛〜膝ラッセル。 # 槍平すぎて飛騨沢入ると風で雪が飛んだのかラッセル落ち着きブーツ程度。 # 槍ヶ岳山荘前に雪が吹き溜まりツボ足だと腿まで踏み抜き難儀。 |
その他周辺情報 | ♨️ひらゆの森@700円+100円 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
ponn2oon169
クトー未使用
|
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感想
水曜日に新穂高で50cm増。日本海側はもっと降った。3月ドカ雪は雪崩れそうな気がして乗り気にならない。週末土日は気温上がってゲレンデでも雨予報、予定決まらずもやもや。そんな木曜日、murphyさんから金曜日の山行お誘いLINE。金曜日行くことは全く想定なかったが、色々調べてシーズン1度は行っておきたい飛騨沢BC決行。結局murphyさんのお誘いはお断りしてソロ山行、きっかけだけもらってゴメンナサイー。
夕方1時間ほど横になり、通常通り自宅で夕食食べて21時自宅発。水曜日高尾山に行くときに中央道でも冬タイヤ規制出ていたが、松本市街地のあたりは雪の気配全くなし。沢渡過ぎて雪の轍道でハンドル取られる、トンネル抜けて平湯〜新穂高は降雪。新穂高駐車場は積雪あり、車横からスキー履いてスタート。林道入ると前日のワカントレースあり、ワカンで膝まで踏み抜いていて、壮絶なラッセルだっただろう。複数名で回されていてしっかりとした道になっている。トレース追ってたっぷり2時間強かけて白出沢、ここでワカンパーティーのテント2張。その先はトレースなし。夏道沿いにトレース延ばす、今シーズン役割終えたと思ったponの出番、ponで脛〜膝ラッセル。槍までたどり着けるのか…。白出から2時間進んで滝谷、さらに1.5時間進んで槍平。いつの間にか雪は止んでいて予報通り晴れ。飛騨沢を標高上げていくと風が出てくる、風で雪が飛ばされラッセルはブーツに落ち着く。午前中には飛騨沢行けそうで一安心。止まらず歩き続けられる斜度でジグ切りゆっくり1歩1歩、雪のコンディションを見ながら進む。Co2800m過ぎてもラッセル続きカチカチ箇所は無くクトー無しで飛騨乗越。3年前に遭遇した山岳遭難のことを思い出し手を合わせた。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3143424.html
下から見上げていた通り風が強い。稜線はカチカチ箇所が露出している箇所多いので、セオリー通りアイゼンに履き替え。雪が吹き溜まっていると腿まで沈んで進まない。膝で1段ステップ作って全身ラッセル。槍ヶ岳山荘でて穂先とご対面。雪の張り付いた穂先カッコいい。山荘前も雪が深く水平移動に一苦労、穂先の取り付きまで雪びっしり深そうで時間的に厳しいと判断し穂先は今日はパス。小屋先の風避け箇所で長めの休憩入れて飛騨乗越に戻る。乗越で風に打たれながらシール剥いで滑走準備。後続者はいなく独り占めな飛騨沢ゲレンデにドロップ。序盤のシュカブラ地帯抜けてすべすべ斜面にサイコーの1本。これだからやめられない。
気温低いので日射斜面もストップとはならずかっ飛ばして槍平。滝谷までスキーで頑張ったが微妙な登り多くギブ、片足シールで白出。お世話になったワカンパーティーは涸沢岳の西尾根に取り付いていた。この激ラッセルで稜線まで辿り着けたのか気になる。白出からは滑走モードで新穂高。いつもの癖で粘って雪のあるかぎり滑っていたら、雪付き具合を見誤りアスファルトをガリッと滑走してしまい大事なponが傷だらけ…今シーズンpon納めとなった。
昨シーズン初めて厳冬期槍ワンデイ挑戦(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5153045.html )したが、@land-raiderさんのトレースありだったので、春分過ぎだが飛騨沢単独ラッセルやりきれて完全燃焼!無事帰れると穂先行かなかったことが少し後悔として残る、また来シーズン。
2人いれば穂先ピクれましたね、槍沢行っちゃうのもてきるかも。よろしくお願いします!
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