暫し小鳥のさえずりに聞き入る¢♂¢根子岳〜四阿山

2015年06月20日(土) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 10.1km
• 登り: 939m
• 下り: 931m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:40

9:40 菅平牧場登山口
10:10 10:18 東屋
11:50 12:05 根子岳
12:15 12:22 大スキマ
13:28 13:28 四阿山・根子岳分岐
13:45 13:55 四阿山
14:08 14:08 四阿山・根子岳分岐
14:40 14:40 中四阿
15:20 15:20 小四阿
16:10 16:10 中四阿道登山口
16:20 ゴール地点

天候

晴れのち曇り、15時頃から雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありませんが、濡れると滑りやすい場所があります。
根子岳から四阿山に向かう鞍部に水溜まりが、また、菅平牧場の
フェンス沿いに水が流れている箇所り。

その他周辺情報

【菅平牧場つつじ祭り】
http://sugadaira-hare.com/?p=1538
【ダボスの丘】
http://sugadaira.com/?page_id=280
【菅平のインフォメーション】
http://sugadaira.info/

写真

6/20 9:39

牧場の牛乳とアイスは帰りまでお預け

6/20 9:41

直進か右折か？それが問題だ！

6/20 9:41

登山届けを投函して

6/20 9:47

ウマノアシガタ

6/20 9:52

この天気が1日、続きますように(祈願)

6/20 9:55

ニガイチゴ(バラ科)

6/20 9:56

ホルスタインとジャージィー種（アクセントは）

6/20 9:56

アズマギク

6/20 9:59

アマドコロ(ユリ科)

6/20 10:01

青い空にひときわ映えます

6/20 10:04

スキー場の奥に長野市が

6/20 10:06

いずれがアヤメかカキツバタ？

6/20 10:08

レンゲツツジにもいろんな色が

6/20 10:10

東屋で小休止(壁には山座同定イラスト＆写真があります)

6/20 10:11

東屋横の案内図

6/20 10:19

稜線を入れて

6/20 10:19

朱色と緑、青い空に白い雲と白樺

6/20 10:24

アップで

6/20 10:27

一株をまるごと入れて

6/20 10:32

写真ばかりで進みません

6/20 10:33

オレンジ色のにくいヤツ

6/20 10:40

サクランボ成熟中

6/20 10:45

ダケカンバと白樺の混在林

6/20 10:48

○○年に一度咲くと言われる笹の花

6/20 10:52

花が咲くと綿毛になる

6/20 10:58

あの人の姿も

6/20 11:04

ベニバナイチヤクソウ(一番よく効く薬草から）葉の汁は止血に、煎じると脚気や利尿剤となる。

6/20 11:08

ズミ(バラ科)別名はコナシorコリンゴとも、リンゴの台木として使われる。樹皮が黄色の染料に用いられたこと「染み」から

6/20 11:08

これから咲く蕾も多い

6/20 11:13

ベニバナイチヤクソウ(樹の下にひっそりと)半寄生植物です。

6/20 11:17

ハクサンチドリ(ラン科)　形、色ともに美しい

6/20 11:21

鶯をねらいましたが...

6/20 11:25

視界が開けてきました

6/20 11:27

コイワカガミ(イワウメ科)イワカガミとの違いは
http://www.sanyasou.com/index/iwakagami.htm

6/20 11:30

2輪は落下し、3輪が残る(三歩進んで二歩下がる)
座右の銘です。

6/20 11:32

「ビンビンツィーツィー」囀っては舞い上がり、舞い上がっては囀りをくり返し、さかんに縄張りを主張していました。

6/20 11:34

ビンズイのパフォーマンスに皆さん、見入っています

6/20 11:38

マイズルソウ

6/20 11:40

コケモモ

6/20 11:44

ミツバオウレン

6/20 11:48

もうすぐ、根子岳山頂です

6/20 11:49

花の百名山の道標

6/20 11:49

山座同定盤

6/20 11:50

「猫」Mt.NEKOとあります。
由来は四阿山と並ぶと猫の耳に見えるので「猫岳」と呼ばれたため。

6/20 11:50

山頂にある祠

6/20 11:51

ご本尊は大黒様でしょうか？

6/20 11:53

ここで昼食タイム

6/20 11:59

先行するパーティが岩の上に

6/20 12:07

ツマトリソウ(合弁花なので、桜のように花びら1枚1枚が落ちることはない）

6/20 12:12

ムラサキヤシオ

6/20 12:12

ハイマツ？

6/20 12:16

御前橘とミツバオウレン

6/20 12:16

コイワカガミ

6/20 12:17

オオカメノキ

6/20 12:20

岩間からウラジロヨウラク

6/20 12:22

大隙間から根子岳を望む

6/20 12:24

ゴゼンタチバナ(ミズキ科)

6/20 12:26

ガスの中を鞍部に向かう

6/20 12:28

コケモモ

6/20 12:32

大隙間を振り返る

6/20 12:34

クロマメノキ

6/20 12:50

両サイドを歩けば問題なし

6/20 12:52

草原が終わって

6/20 12:57

シラビソの樹林帯に

6/20 12:59

コミヤマカタバミ

6/20 13:22

急登のはじまり

6/20 13:26

濃いピンク

6/20 13:28

菅平牧場の分岐

6/20 13:30

大きさ比べ(ミツバオウレンとマイズルソウ）

6/20 13:33

ミネザクラが残っていました

6/20 13:36

四阿山の山頂までもう少し

6/20 13:37

植生保護の木道がありました

6/20 13:42

ミヤマキンポウゲ

6/20 13:42

ウラジロヨウラク(ツツジ科)

6/20 13:43

新しい社殿(神州宮)
http://www.omiyasan.com/mountain/post-442.php

6/20 13:44

山家神社奥宮

6/20 13:46

ヒメイチゲ

6/20 13:47

6/20 13:48

吾妻山(上州の呼び名）地名に吾妻郡や吾妻川、そして、嬬恋村など、日本武尊伝説がここにも)

6/20 13:49

四阿山山頂の上州宮（三角点はここには無く、少し離れた所にある)

6/20 13:57

イワヒバリが遊んでいました

6/20 13:58

ウラジロヨウラク

6/20 14:01

先程の植生保護の裏には鳥居峠と四阿山とありました

6/20 14:08

今度は中四阿、菅平牧場方向へ

6/20 14:15

天空の○△◇□

6/20 14:16

日本百名山の新しい道標

6/20 14:16

中四阿、小四阿方向

6/20 14:29

雲行きがあやしくなる

6/20 14:36

ミヤマハタザオ(アブラナ科)

6/20 14:38

ツマトリソウ（サクラソウ科）花弁の端(ツマ)が淡いピンクで縁取られることから名付けられました。

6/20 14:41

中四阿山(2090m）

6/20 14:43

根子岳崩落のようす

6/20 14:45

板状節理のもろい岩

6/20 14:47

やがて雷鳴が

6/20 14:48

下山まで待ってくれ〜

6/20 14:55

スズラン

6/20 14:58

高原コースへの分岐

6/20 15:01

ハクサンチドリ

6/20 15:03

泣いた赤鬼のイメージで

6/20 15:04

ハクサンチドリ(ラン科)

6/20 15:15

6/20 15:16

6/20 15:20

ナナカナド

6/20 15:20

小四阿(1917m)

6/20 15:21

蝶が羽を休めていました

6/20 15:23

再び、雷が鳴り始め

6/20 15:29

やがて雨粒も落ちてくる

6/20 15:30

林の中で雨具とザックカバーを装着

6/20 15:47

これもアマドコロ？

6/20 15:54

沢を渡る手前にクリンソウ

6/20 16:00

コンクリート升の中にも一輪

6/20 16:04

牛さんもお花見中

6/20 16:10

牧場の脇を進むと登山口に

6/20 16:12

牧場から根子岳(左)と四阿山(右)を振り返って
「猫の耳」に見える

6/20 16:15

山バッジとアイスを買って休憩

6/20 16:22

バッジは@500(各1種類)、ソフトクリーム＆牛乳は＠300です。

6/20 19:35

長野市内へ移動し反省会w

6/20 19:51

本日のメインディッシュと

6/20 20:04

デザート

6/21 18:19

翌日、戸隠神社にお参り、お土産を買って無事に帰宅しました。

撮影機器：

EOS Kiss デジタル X CANON

PowerShot G10 CANON

感想

三寒四温

　つつじ祭り開催中の根子岳〜四阿山に行った。上田菅平ICで降り、コンビニ経由で約1時間で菅平牧場に到着。途中から「つつじ祭り」の幟があるので、わかりやすい。受付で入山料@200円を支払い、指定されたPに車を止め、準備する。大型バスも駐車しており、多くの人々が訪れていた。伊吹山を思い出させる、心地良い草原や白樺林を進んで行く。牧場付近では既に見頃を過ぎていたが、東屋から上の方はちょうど、満開を迎えていた。高度を上げるに従い、緑の草原やビニールが白く反射する畑が目に飛び込んでくる。レンゲツツジの鮮やかな橙〜オレンジ色と青い空、白い雲や白樺の樹といったコントラストがきれいである。花の種類が多く、蝶や小鳥も盛んに活動していた。小さな虫もいて、顔をネットでガードしたり、虫除けにミントの香りを漂わせているハイカーさんにすれ違った。
　根子岳から四阿山へは大隙間と呼ばれる板状節理の岩場を通る。南斜面が崩壊しており、火山の成り立ちや地球のエネルギーのすごさと、神秘には目を見張る。十が原の草原から鞍部となり、シラビソの樹林帯に入ると、四阿山への登りとなる。牧場への分岐を四阿山へと進む。木道が現れ、鳥居峠コースの道標もあった。山頂には長野県と群馬県、それぞれの社殿があり、山頂を少し下った場所に二等三角点があるようである。
　四阿山から先程通った分岐を菅平牧場に向かう。途中から雷鳴が聞こえ、雨粒も落ちてきたが、林の中なのでそのまま進む。再びレンゲツツジが現れ、同じような写真を何枚も撮った。やがて、本降りになったのでカメラをザックにしまい、雨具とザックカバーを装着した。牧場を示す赤の標識が有り、沢を渡って牧場の脇に出た。
　牧場内の作業道路を駐車場の方に進むと、下見した売店があり、山バッジとソフトクリームを購入し、小休止。その後、宿泊地の長野市内へと向かった。
　
　花と眺望の両方を楽しむことができるコースであるが、梅雨の季節、両方共は贅沢と言うべきか、はたまた普段の行いが悪いのか？午後になって雷雨になった。このことは予報通りなので、もっと早出すべきであった。
　ベニバナイチヤクソウ、イワカガミ、ハクサンチドリなど多くの花や小鳥にも出会うことができた。四季折々の花や周りの山々の景色など、見処満載なので、何度でも訪れたい山である。