立山雄山ピストン
- GPS
- 05:05
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 653m
- 下り
- 646m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ越までは雪上散歩のような緩やかな登り。一ノ越からは岩と雪のミックスで所々凍った斜面も出てくる。アイゼンとピッケル(ポール)は必携。 |
その他周辺情報 | 雷鳥荘に宿泊、温泉が素晴らしい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
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感想
雷鳥荘3日目の朝、若干薄曇りだが無風で立山もはっきり見える天気。朝食を7時に食べ、浄土山周回か雄山山頂ピストンの登山に向かう。8時25分、雷鳥荘でアイゼンを装着し出発。みくりが池脇を通り室堂山荘手前で、天候を最終確認し雄山山頂に向かうことにする。室堂山荘と一ノ越方面の分岐に9時04分通過、沢山のトレースで踏み固められた雪上のルートをゆっくり登り始める。途中浄土山へのルートを見送り、そのまま真っすぐに一ノ越に向かう。このあたりからはトレースもスキーヤーのものが多くなり、ちょっとスキートレースを外れるとズボッと膝下まで潜ってしまう。祓堂から一ノ越まではかなり傾斜もきつくなる。スキートレースをなぞりながらキックステップで雪面をしっかり捉えながら登り、9時48分に一ノ越に到着。黒部ダム・後立山連峰側の景色が視界に広がる。一ノ越の東側斜面も素晴らしいスキーゲレンデになっている。沢山のスキー・スノボーを楽しむ人が真っ白な雪面にシュプールを描いていた。一ノ越から雄山山頂までは雪と岩のミックスで足元に気を付けながら登る。四ノ越の平坦な場所までで、凍った斜面もあり、ピッケルで足場を確認しながらの登りになる。四ノ越で南側を振り返ると、遠く槍穂高が見え始める。上空の薄雲で地平線あたりが比較的明るく見え、槍穂高も快晴時と変わらずはっきり見える。四ノ越から山頂までは雪主体の急斜面、アイゼンの爪をしっかり刺しながら登り、10時47分に三角点に、10時50分に雄山山頂の神社に到着。あまり風は無かったが、やはり3000m峰の山頂、結構冷える。山頂からの景色はまさに絶景。大汝山の左には剣岳のピラミッド、右は唐松・五竜・鹿島槍の後立山連峰の中枢、東は蓮華・針ノ木、さらに南側に目を向けると、後立山連峰から続く裏銀座の山並みとその向こうに餓鬼岳から燕岳・大天井岳の表銀座、さらにその向こうに槍穂高、西に向かい水晶岳がひときわ高く聳えているのが分かる。水晶岳の右側の黒部五郎と薬師は低い雲が山頂部に侵入しつつあり、天候悪化の前触れのような荒々しさを感じる。360度の絶景を写真に収め、すぐに下山開始。下りは登り以上にスリップしないようゆっくりと進む。四ノ越まで戻り上を見上げると、雪の白と岩の黒が混じりあった斜面が山頂まで続いていた。最後の急斜面をいつも以上にゆっくりと下り、一ノ越には12時に到着。丁度お昼で風も無い場所だったので、ここでランチタイム休憩。いつものようにカップそばと菓子パン+コーヒーを食べ、12時30分に一ノ越を出発する。下りの出だしは急斜面なので歩いて下るが、祓堂手前で手ごろな傾斜になった事から、ビニール袋をザックから取り出し、お尻で滑る尻セードで300mほど一気に斜面を滑り下る。昨日ヒップそりで遊んだのが役に立ち楽しみながら下りの時間をセーブ出来た。室堂山荘まで戻り、往路とは別のルート、みくりが池とミドリヶ池の間を通るショートカットで雷鳥荘手前まで戻る。一昨日も観光客を楽しませていた雷鳥一家が、今日もハイマツのネグラ周辺を歩き回っている。真っ白な羽の雷鳥家族を写真に収め、13時30分に雷鳥荘に戻る。
思ったよりも汗をかいていて、体も熱っぽくなってきたので、速攻で温泉に入り汗を流す。入浴後は部屋で休む。夕方には天候も悪化してガスで山並みは見えず、午前中に登山を決行して良かった。
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