ランカン尾根から笊ヶ岳→笹山縦走
- GPS
- 29:53
- 距離
- 65.7km
- 登り
- 4,446m
- 下り
- 4,486m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 9:19
- 山行
- 10:56
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 11:54
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 8:20
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
GWということで上高地と立山に行ってる勝ち組を横目に人の少ない山域へ行きたく前から気になっていたランカン尾根と笹山までの縦走路を歩いてみたくソロで行ってきました。今回のザックは17.5kg・・・奈良田へ下山後はMTBで駐車場まで戻る計画のため、前回聖岳の帰りにやられたお尻対策も実施しいざ出陣。
<Day1>
奈良田への下山後、バスが出ているかもわからなかったのでMTBを奈良田にデポし、笊ヶ岳登山口駐車場へ。他に車なし、雨☔。雨がやんでからスタート切ろうということで9:30の遅めのスタートとなりました。初日は笊ヶ岳の山頂でテン泊予定だったのでそこまで急ぐ必要もなく。
しかし、、、ランカン尾根は雨天後に行ってはいけない場所でした💦バリエーションなのでいろいろ覚悟はしてましたが雨で滑る、藪漕ぎで全身ずぶ濡れ、何かに掴みながら登る箇所多数だが掴んだそれなりに太い木が折れるのが多数等々、痺れる山行になりました。一番つらかったのは寒さです。下界は暖かかったので油断しましたが藪漕ぎで前進ずぶ濡れとなり、ずっとガスの中で気温も低く日も差さず、山頂は-2℃まで気温が下がりこの日は寒さで一睡もできず・・・
ちなみにランカン尾根で戦利品の鹿の角をゲットしました😊
休憩中にカメラとサコッシュをひっかけた木が折れてカメラは20m、サコッシュは15m滑落しましたが奇跡的に無事でした。絶対カメラ逝ったと思った・・・この2つを回収しに行ったのが一番きわどかった。
ちなみにGWですが1日目は人を見ていませんw
<Day2>
小笊ヶ岳越しの富士山とご来光を堪能して、いざ、笹山へ。
今回アイゼンを装着したのは笊ヶ岳からの下山の一部のみでした。ワカンはただのお荷物に。途中YAMAPではルートにない偃松尾山という稜線から少し外れたところにあるピークによりたくなりザックデポしていくことに。いきなりハイマツ地獄であきらめかけたけど下にまくとハイマツを避けながら山頂までたどり着くことができました。ここの帰り、藪漕ぎしているとなんと向かいから藪漕ぎしてくる人を発見。こんなところで、普通いかないだろう山で今回初めてスライド。お互いびっくり。変態に会うと元気でますね。伝付峠から笊ヶ岳周回するようでした。
僕の目指す先は伝付峠をさらに超えて笹山。遠いぜぃ。途中もう一人だけスライドして伝付峠の200mくらい下ったところに水場があるという情報を聞いたので、水場まで降りることに。水場が乏しいので助かる。水2リットル補給し荷物は重くなるも笹山目指してGO!
長い林道歩きでしたが前日ずぶ濡れで乾いていないものをすべてザックから出して乾かし休憩しながらゆっくり行きました。途中、なかなかの崩落個所が2か所あり、ザレザレの箇所を落石させながら渡りました(※下に登山道はない場所です)。高巻きしてもよかったかも。
笹山につくと南峰に1名、その方の情報で展望のいい北峰で2組のテン泊がいるとのことでした。もうヘトヘトなので南峰でテントを張り、北峰へは翌朝ご来光で行くことにしておやすみなさい。
<Day3>
笹山北峰でご来光を見て南アルプスの名峰達を堪能して、いざ下山。笹山ダイレクト尾根は一度雨天時に使用しており、滑りまくってもう2度と来るかと思った場所。でも今回は前日の晴れで乾いているはず!2300m付近までは雪がそこそこついておりなかなか難儀した(アイゼン履けばそんあことはない)がそれ以降は乾いていて全然問題なし。ランカン尾根の後だから楽に感じただけかもしれない。いろいろマヒしていたのかも。
下山後は長いロードのMTB。昨年聖岳の登山口に行くまでにお尻がやられたので、今回はサドルパッドを準備していざ出陣。結論よかった。お尻休憩は1回のみで(聖岳の時は数えきれないくらいお尻休憩をした)駐車場まで戻ってこれました。
下山後の温泉もまさかの貸し切りでGW感全くない山行となりましたw
やっぱり南アルプス好き。次は大無限とか黒法師あたり攻めたいですな。
写真はYAMAPへ
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