八ツ淵の滝からついでに武奈ヶ岳も(^^)
- GPS
- 05:36
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,608m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:35
天候 | 素晴らしい晴天でした(^^)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス | スタートは近江高島。ガリバー旅行村へのバスは9時4分と10時4分。京都発8時15分の新快速が接続してくれます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
後ほど紹介しますが、確かに危険個所はあります。基本的に鎖が導いてくれるので、落ち着いて行動すれば大丈夫ですが、それを上回る面白いコースでした(^^)。 |
写真
感想
神璽の滝、楊梅の滝ときて、滝シリーズのを最後を飾るのはやっぱり八つ淵の滝でしょうとのことで、やっとこ本日を迎えました。比良山系には来ているものの、八つ淵は来ていませんでした。バスを乗り継いで来るというのが遠いなというのもあったので。で、本日ようやく八つ淵の滝に向かうことにしました。
バスは意外とほぼいっぱいでした。さすがGW。9時4分発のバスで出発すると、まずはリトル比良に向かわれる方が下車されましたが、残るは全員ガリバー旅行村で下車。バス停で写真を撮って私も進ませていただきます(^^)。
ガリバー旅行村の受付近くでトイレをお借りし、そこで装備を整えていらっしゃった同じバスだった登山者の方をパスして先に進みました。しばらく進むと看板あり。この先の滝一覧のルートを記した看板でした。まあ看板はあるし、沢屋さんのエスケープでもあるルートなわけでもあるので、緊張感なく先に進ませていただきました。
すぐさま登山道らしい道になります。そのまま進み、思ったより進むと魚止めの滝への分岐点に到着。ここから別れるんですね。ここまでまあまあの登りだったので下って行くのがちょっともったいない気がしつつも魚止めの滝方面へ進みます。ここはしっかり踏まれた道でした。
下りきった先にも看板あり。この先初心者は引き返せとのこと(^^;)。いや、登り返したくないなぁ。まあとにかく行ってみましょうと進むも、程なく動けず(^^;)。ええ?もう撤退?周りを見てみると、どうやらすぐに渡渉らしき雰囲気。なので渡渉してみると、その先上部に鎖を発見。なるほど、そういうことか。鎖をポイントにルーファイを進めてみました。
左岸を詰めていると、前方右岸に鎖を発見。つまりはあそこに行くのね。ということは渡渉があるはず。が、なかなかたどり着けない。これは私がポンコツでした(^^;)。登りすぎる癖があるようで。あの高度でいいので余計に登る必要はないのに無駄に登って降りて、やっとこ渡渉点に到着しました。
事前に見えていた渡渉ポイントですが、実際に着いてみるとこいつは痺れます(^^;)。落ちたらやばいよなという水流と、花崗岩とはいえ水場近くなだけに滑る岩の渡渉なので、飛んだ先にある鎖をしっかり掴まなければなりません。なるほど、だから難路扱いになってるんですね。足元を確かめ、たとえ滑っても鎖を掴み切れる勢いを確かめて渡渉。意外と安定して対岸に渡れました(^^)。とはいえそこから鎖を登り、梯子を上り、さらに鎖を登っていくとようやく滝の上へ。そこまで到達すると今度は登山道への合流に向けての長い鎖。というか、鎖があるだけありがたい。手足はガバがあるので鎖に頼らずに登れますが、しっかりと手入れされていることに感謝でした(^^)。
登山道に合流すると、しばらくは右岸の巻き道。その先で広谷への分岐がありました。そこでちょうど1パーティーが広谷方面へ向かわれ、別パーティーが川沿いに向かわれているところでした。みんなバスでお会いした方々。魚止めの滝を進んでいる間に先に行かれていたんですね(^^)。私も分岐を川沿いに行くと、その先で程なく追いついたところ、パスさせていただけました。ありがとうございます。皆さん、ちゃんとヘルメット装着されていらっしゃる(^^;)。さすがであります。
ずっと右岸に鎖があるので、特に迷うことなく進んで行きます。すばらしく面白い道です(^^)。なんで今まで通らんかったんでしょう。もちろんバランスをとる程度にしか頼りませんが、とても心強い鎖です。その先、何の滝かわかりませんが滝の手前で渡渉をするポイントがあり、川まで降りていく方向に鎖がありました。先にソロの先行者様がいらっしゃったので鎖に触れずに渡渉されるまで待たせていただくことに。なかなか苦労されていらっしゃる。大丈夫、ゆっくり行ってくださいませ。
渡渉を見送ると、私も川へ下降をいたします。手足がしっかりあるので気持ちよく下降。渡渉をすますと先行者様をパスさせていただきました。「待ってくれてたのですか?」と声をいただきましたが、お気になさらず(^^)。シングルトラックですから当然です。むしろ人とすれ違えてなんか戦友みたい。その先、滝の左岸を登りますが、こちらも鎖ありのとても気持ちいいアスレチックでした。
さてさて、その先も楽しい岩登り。こんな面白い場所があったなんて(^^)。夢中で登って行ったので、いくつあったかわからないし、もはや何の滝が何淵さんかわからん(^^;)。結局核心は最初の魚止め?障子?の滝のところの渡渉だったかなと思いながら進むにつれ、やがては渓谷に沿って歩く道になりました。ここも天気が良いこともあって、良きかな〜(^^)。下山道との合流点を越え、先に進むともうあとは普通の道になりました。
さらに行くと道が川を離れていくので、ここから川沿いにまぼろしの滝を目指していきます。川沿いに進むバリエーションですね。しばらくは右岸に道らしいものがあったので辿ったのですが、進めなくなり川に降りて進みます。その先進んでみるも、どうにもこれはドボン覚悟というか、沢登りになる様相。この季節に沢の遡行はいささか覚悟と準備不足(^^;)。まあ十分に沢筋を堪能したかということで、先ほどの分岐に戻って登山道に入ることにしました。
その先は普通に尾根筋の登山道を登ることになりましたが、思ったより傾斜あり(^^;)。途中、カラ岳の電波塔が見えたので大体の位置感覚がわかりました。ガリバーまでバスでだいぶ上げてもらったのに、すでに疲労感が足に来てます(^^;)。そんだけ楽しんだんやなぁ。このあたりにシャクナゲもありましたが、今年は一度も花を見ていない。この数週間に見逃したか。残念!
登りきるといきなりスキー場跡に飛び出しました。この先はたくさんのハイカーさんがいらっしゃるでしょう。天気最高!ふと見ると武奈ヶ岳にもたくさん人がいらっしゃる。今日は最高でしょうね(^^)。うーん、これを見ちゃうとたまらんですなぁ。予定ではここからは堂満から南比良だったのですが、これを見ると武奈ヶ岳に寄らない手はないとルート変更しちゃいます。武奈に行っちゃいましょう(^^)!
パノラマコースで登ってみようとしましたが、藪が足の傷に当たって嫌なので(道中倒木にぶつけてやらかしました)イブルキノコバへ。でもこちらも久々すぎてまるで初見(^^;)。楽しんで登るとコヤマノ分岐へ。もう武奈ヶ岳はすぐそこ。山頂はいささか霞んでいましたが、今日もありがとうございました。登ったものの、すぐ下山に入ります。さて、どこから下山しましょうか。
結局コヤマノを通る一番のメジャールートで下山することに。たまには通っておかないと忘れちゃう(^^;)。そういやコヤマノ岳の山頂標識の場所、絶対に間違っていると思いますが(笑)、もしやこれって標識の後ろに道ありのあるある?とか思いつつ進みます。さすがに歩きやすい道中です。冬に備えて最後の四辻も普通に川に降りて進みます。そして金糞峠へ。
このルート、駅までほぼまっすぐに行くのですが遠い(^^;)。よくレコで比良駅からピストンされているのを見ますが、正直すげぇ。イン谷口に到着するも、そのまま比良駅へ向かいます。いつものエピローグを進み、比良駅が見えてくると青空、琵琶湖、湖西線の優勝コンボ(^^)。最後は駅前の一休で一休みさせていただきましたが、今日はいつもの大将のお母さんが復活!初めましてでございます。山の先達様達(エグイ方たちばっかりです)もご来店中で、とても楽しい時間を過ごさせていただきました(^^)。今日もいい一日をありがとうございました!
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