飛龍山
- GPS
- 09:35
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,305m
- 下り
- 2,252m
コースタイム
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 3:27
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:00
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トラバースの狭い道が各所にありますが、気を付けて通れば大丈夫。特に三条の湯から北天のタルに向かう途中にある崩落地は少し怖かったです。 道迷いは2日目のサオラ峠から下りる途中で一ヶ所。左に折れるところを真っすぐ尾根を下ってしまいました。「ざれた急坂がある」というネットで得た前情報があったため、「これか」と思い、かなり進んでしまいました。実際は「ざれた急坂」は多分その前にあったロープの張られていた場所だと思うのですが、それほどの急坂と感じませんでした。前もって情報があったゆえの誤りでもあるのですが、地図をしっかり確認しなければな、と思いました。ただ、今回しっかり間違えたポイントまで戻り、やり直せたので、落ち着いた判断ができたかと思います。 |
その他周辺情報 | 丹波山村には道の駅、「のめこいの湯」という温泉施設があります。他に民俗資料館、ローラーコースターがあるのですが、結構高台のなんちゃてお城まで登らなくてはならないので、今回はパス。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
メガネケース
|
---|
感想
ずっと気になっていた飛龍山。なかなか日帰りでは難しいのでこのGWを利用して山小屋(三条の湯)泊で行ってまいりました。これで大多摩30座完登、奥多摩・多摩の百山は残り1となりました。
最初に計画していたのは、後山林道で三条の湯まで行き、2日目に飛龍山、前飛龍、サオラ峠から丹波天平を経由して丹波へ下りるコースでしたが、数日前、1日目に親川から丹波天平、サオラ峠経由で三条の湯、2日目はサオラ峠から丹波村役場に下山するルートに変更しました。下調べの段階でサオラ峠からの下りがざれた急坂で下りには向かないとのことだったので、当初の計画を立てたのですが、2日目の行程がきつくなるのと、丹波天平から丹波へ下る道が山と高原地図では破線で、地図を見る限り結構急そうだと思ったための変更です。ざれた急坂は、まあ何とかなるでしょう、と。
初日、親川で降りたのは私一人。ストレッチをしてスタートです。最初から九十九折れの急坂を登っていきます。途中高畑の集落跡、後山の集落跡を通り、そこから急坂を一登りすると、なだらかな道となります。丹波天平までは誰とも会わず。丹波天平山頂と三角点は本道から少し離れたところにあります。ここから先は急坂はありません。サオラ峠に向かう道でようやく初めてのハイカーと出会った後は数名のハイカーと出会いました。サオラ峠から三条の湯へ。こちらは狭いトラバース道が続きます。足元に注意しながら基本下り基調の道を歩き、いくつか沢を渡って1時間半で三条の湯へ。この道でもすれ違ったハイカーは一人だけでした。三条の湯手前の沢のところでアーニャ飴補給を行おうと思ってリュックを開けたら、まだ食べていなかったおにぎりを見て食べたくなってしまい、一つ頂きます。そこから10分ほどで三条の湯に到着です。受付を済ませあとはビールを飲んだり、風呂に浸かったり、ゆっくり過ごします。ここは電波は入らないのですが、携帯の充電があったのは大変助かりました。
2日目、朝食時お弁当を受け取り、6時過ぎに出発。ほとんどの方は雲取方面へ向かい、飛龍山方面へ向かったのは見たところ私一人。またもや九十九折れの急坂を登り、途中からは斜度は落ちますがトラバースの狭い登山道となり、気は抜けません。崩落地のところはロープが張ってあり、ここも注意が必要です。2か所の水場を越えて1時間半ほどで北天のタル到着。ここで今日初めてハイカーさんと出会い、この先は結構多くのハイカーさんがいらっしゃいました。20分ほど小さな起伏のある道を南西に進むと山頂近道分岐に到達します。この辺りは前にハイカーさんがいらっしゃいましたので、見落とすことなく取り付くことができました。覚悟していた急坂を息を整えながら登り、尾根に到達するとあとはなだらかになり、山頂到着です。山頂は特に展望がなく、静かな山頂。ここから飛龍権現方面へ下ります。灌木の間を下って飛龍権現でこの先の無事を祈願し、禿岩に寄っていきます。ここはこの山行の中でも群を抜いての眺望。コースからは少しそれたところにあるので、寄ろうかどうか迷いましたが、寄ってよかったと思いました。
飛龍権現に戻り、下山を続けます。いったん下ってから前飛龍へ上り返し、再び急坂を下りるとあとは緩やかな下り坂となります。熊倉山の手前でまた急登が現れ、疲れてきた足にはこたえますが、一登りすれば山頂です。熊倉山から先は基本なだらかな下り坂。道も広く良い道です。昨日通ったサオラ峠に到着し、山小屋で用意していただいたお弁当をいただきます。ここから問題の「ざれた急坂」。覚悟してとりかかったためか、あまり下りにくさを感じずに九十九折れの道をひたすら下っていきます。途中ロープの張ってあるところがあり、そこは確かに急でしたが、注意して下れば問題なし。その後「これが噂の!」と思ったところは、実は間違いで本当の道は左に折れていました。間違えたところは登るのにも結構体力を使いましたが、それでも木があるので休み休み登れば難しいということはありませんでした。ということで、全体を通して、道間違えさえしなければ特に下りでも問題ない道という印象でした。
丹波山村に下りた後は、道の駅にゴール、のめこいの湯で汗を流し、温泉の食堂でコシアブラ(山菜)の天ぷらをつまみにお疲れ様の一杯。道の駅でお土産を購入し、併設の食堂で鹿肉ゴロッケをつまみにまた一杯して帰途につきました。
好天の禿岩眺望、何よりです!ここわたしも大好きなので、反応してしまいました…三条の湯も良かったですよね、小屋もお風呂も。
丹波小学校への道も良いので(破線ルートの表記ですが今回のルートを歩いたなら大丈夫かと)いつかどうぞ〜^ ^
初めまして。コメントありがとうございます。
禿岩、コースから少し外れているので寄ろうかどうか迷ったのですが、
時間も早かったので寄ることにして大正解でした。
三条の湯も初体験でしたが、とても居心地の良いところで楽しませていただきました。
丹波小学校への道は他の方のレコを見るとやはりだいぶ急坂のようですが、
harumeiさんのお言葉で少し安心感がわきました。
次はぜひ挑戦してみたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する