奥秩父縦走〜瑞牆山、金峰山、甲武信ヶ岳、雲取山〜
- GPS
- 35:03
- 距離
- 69.2km
- 登り
- 5,541m
- 下り
- 6,007m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 7:22
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:25
- 山行
- 23:58
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 23:58
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:24
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 10:01
天候 | 晴れ、雨、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
韮崎まで電車で移動。前日に韮崎のゲストハウスまで移動。翌朝、レンタカーで移動予定の方とジョイントさせてもらい、登山口まで。 帰り、14時半発のバスに乗車。平日に関わらず並ぶので、早めに並んだ方が無難。西武秩父駅まで1時間20分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良好。あまり迷うところはないと思う。 金峰山から木賊山まき道分岐までの北斜面まで、やや積雪が残っているが坪足で行ける。すでに日数がたったため、現在はさらに問題ないと思われる。 将監小屋から飛龍の間、大常木山あたりの登山道で登山道が崩れているが、山側から巻くと通行可能。足跡たくさんあり。 |
写真
感想
自己記録更新の約70キロ、ロングトレイル。体力が持つか、天気は大丈夫か、残雪の影響はどうか、色々不安はあったけど、結果的に予定していたルートをほぼほぼ歩くことができた。
天気が良いことがわかっていた初日は、土日ということもありたくさんの登山客で賑う。この日、連れてきた学生はまっすぐ金峰山へ、自分は瑞牆山から金峰山へと別行動。前泊の宿泊先でご一緒だった方に瑞牆山荘までレンタカーで送ってもらえて、スタートを1時間半早めることができたのは、ありがたかった。こういった偶発的な出来事も山の楽しみのひとつ。
金峰小屋ではお酒も入って眠りについたが、持参した寝袋で寝ようと思ったら、オーバースペックで暑くて寝れないという睡眠不足で朝になってしまった。体力回復途中で出発。一緒に来た学生はそのまま小屋で別れて、金峰山山頂を目指す。この山頂からこの日は誰にも会わずに歩き抜いた。体力が低い状態なのでペースはそれほどあげずに、雨が降る前には到着できるだろうと見込んでゆっくりマイペースで歩く。さらにこの日のルートは最も残雪エリアが多くて、アイゼンは装着しなくても歩けるけど、歩きにくいし一部は慎重になった。甲武信ヶ岳の直前の登りに差し掛かると小雨がパラパラ降ってきて、最後の急な登りもきつかったし、体力ギリギリに近い感じで小屋にたどり着いた。夕食時には雨が降り始めてきたので、タイミングよく滑り込んだものだ。運が良いのか、間がいいのか。
翌日は天気予報通り大雨のための停泊することにした。持ってきた食材もあるので2泊目は素泊まり。2日連続貸切だったので、他のお客さんに気を使うこともなく、少し荷物になるので迷ったが書籍を一冊持ってきて正解だった。前日の寝不足体力減を回復させる。
翌朝はいっぺんにして晴天になった。雨がどれくらい続くのかが心配だったが、早く収まってくれたので、1日遅れだったが予定していた将監小屋を目指す。この日の早朝はまだ気温が低かったが、風もなくどんどん青空になってきて、最高の1日となった。細かなアップダウンを繰り返す。笠取山の取り付けからの登りとそこから稜線伝いが歩きにくかったが、それ以外は順調に予定通りに歩けた。将監小屋では先着のお客さんが一人。翌日は和名倉山に行くという。テントを張って食事をしてまだ日が暮れないうちに寝に入った。
最終日、雨で1日動けなかった分も含めて取り戻すため、朝2時に起床。準備をして3時40分に出発。起きてから出発までもう少し時間を短縮したかったが、そうもいかなかった。新しく購入したテント、ランシャン1は、流石に中の空間が狭くて着替えるにしても物を整理するにしても勝手がわからず時間がかかってしまった。軽くてコスパがいい分の難点があるのは仕方がない。
20キロ以上のロングで、帰りのバスやら何やら心配事が多く、とりあえず登山道を黙々と歩く。飛龍山も登りたかったが、この日の序盤戦でまだ先が読めないので諦めてパス。雲取の付け根からの登りがきついと聞いていた通りだったけど、予定通りに8時半ごろ登頂できた。雲取にはほとんどが鴨沢から上られているようで、平日の山頂は人が少なく、快適だ。
雲取から三峰神社までの約10キロ。鴨沢よりは急で大変だと思うが、思った以上に面白かった。神社近くまで来ると散策している人や観光客も出くわす。平日に関わらず、バスも並ぶというので20分前に行って並んで座れなかった。元々の予定していた14時半のバスに乗車できて、結果的に雨の1日足止めがいい方向に働いたという、振り返ると最高にいい5日間だった。
今回のルート、岩肌の鋭いごつごつした風景から、一変して枯れた倒木の多い景色や苔でもののけのような世界、そして雲取近くなると植林などの影響による木々の変化が大変面白かった。ゆっくり植物を眺める余裕はなかったけど、変化に富んだ風景を楽しむことができた。
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