編笠山、権現岳、三ツ頭（八ヶ岳全山縦走失敗）

2015年07月20日(月) [日帰り]

• GPS: 08:50
• 距離: 24.4km
• 登り: 1,971m
• 下り: 1,977m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:37
• 休憩: 1:14
• 合計: 8:51

0:44 道の駅こぶちざわ
2:05 2:16 観音平
3:13 3:13 押手川
4:11 4:12 編笠山
4:29 4:39 青年小屋
5:14 5:14 西ギボシ
5:21 5:28 東ギボシ
5:34 5:37 権現小屋
5:38 5:42 権現岳
5:44 5:44 権現小屋
6:00 6:00 縦走路分岐
6:02 6:03 権現岳
6:39 6:47 三ッ頭
6:50 6:50 三ツ頭分岐
7:24 7:26 木戸口公園
7:39 8:00 ヘリポート跡
8:33 8:36 八ヶ岳横断歩道分岐
8:38 8:40 八ヶ岳神社（祠）
9:12 9:13 観音平口ゲート
9:35 道の駅こぶちざわ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/20 2:08

道の駅から暗闇の林道を7km歩いて観音平まで来た。観音平の駐車場も満車状態だった。ここから編笠への道を見つけるのに多少手間取った。この看板はわかりにくくてまったく役に立たない。

7/20 4:13

編笠山までの道にはてこずった。雲海展望台から上は苔むした岩の道なのだが、暗いとルートがよくわからない。赤リボンを頼りに進んだけれど時折引き返して道を確かめたりして時間がかかっり、精神的に疲れた。編笠山頂は強風で、ピンボケ写真だけですぐに退散。

7/20 4:21

ちなみに権現はこんな状態。この時点で若干滅入っている。

7/20 4:33

今回デビューのGENTOS閃325、定番らしい。150ルーメンと明るい。併用したヘッドライトGTR-931H（45ルーメン）が愕然とするくらい暗く感じる。左手に適当なバンドで巻きつけた。ボディも頑丈そうだ。便利。

7/20 4:39

編笠を下りたところ。岩ゴツゴツ

7/20 4:39

夜明けの富士山に癒される

7/20 5:03

強風で寒くて、このあたりでウィンジャケ着た

7/20 5:16

これは西ギボシから東ギボシを見たところだろうか。ギボシに西と東があることも知らなかった。

7/20 5:21

東西ギボシ間はこんな感じの岩場トラバース。濡れていてちょっと危険

7/20 5:29

たぶん東ギボシ山頂の石碑。ルートからは外れているみたいだ。

7/20 5:29

東ギボシからガス中に垣間見えた赤岳とキレット。意外と近くに見える。しかし風が強すぎる。

7/20 5:30

東ギボシから見た権現岳山頂

7/20 5:56

権現小屋を過ぎると権現山頂はすぐ。編笠からは大した苦労もない

7/20 5:42

権現岳山頂。風が尋常じゃないくらい強い。たぶん20m/sはある。呼吸する口の前の空気も持っていかれている気分になる。暴風の中でしばし考えた末、ここで撤退して下りることにした。ヤマテンでは午前中晴れ予報だったのでじき晴れると思われるが、それにはまだ2〜3時間かかるだろう。風とガスが酷くて、この状態でキレット行ってもつらいだけで楽しくなさそうだし、ただでさえ2時間遅れなのにここで待機したら全山縦走どころか麦草峠すらおぼつかない。何より、あまり気分が乗ってないのだった。今日は僕の日ではない。下りると決めたらささっと下りる

7/20 6:03

編笠山。青年小屋にはテントがいっぱい

7/20 6:05

7/20 6:18

三ツ頭。いい形してる。

7/20 6:18

三ツ頭から延びる尾根を下りることにする。

7/20 6:24

権現はまだガスの中。

7/20 6:25

下界は気持ち良さそうな晴天。

7/20 6:25

金峰方面かな。

7/20 6:25

三ツ頭と富士山。トレイル気持ち良さそう。

7/20 6:26

南アのほうが天気よかったかも。北岳だけ笠雲だけど。

7/20 6:35

ときおり垣間見える赤岳。

7/20 6:42

三ツ頭山頂から権現。ダメですね。

7/20 6:42

同じく赤岳。

7/20 6:42

編笠山。だいたい同じくらいの標高。

7/20 6:42

7/20 6:43

7/20 7:12

7/20 7:14

7/20 7:15

7/20 7:42

ヘリポート跡のようです。今回イチオシの場所でした。

7/20 7:46

北岳からなかなか取れない笠雲。

7/20 7:47

富士山頂も雲がかかっているようだ。

7/20 7:47

これは金峰山の五丈岩だろう。わかりやすい。

7/20 7:48

こっちは鳳凰地蔵岳のオベリスク。これもわかりやすい。

7/20 7:52

たぶんこれは中アの木曽駒ですかね？

7/20 7:53

木曽駒と思われるところアップ。

7/20 7:56

7/20 7:56

7/20 7:57

7/20 7:58

7/20 8:29

木漏れ日の中、気持ちよい笹の葉トレイル。三ツ頭は編笠山と対照的に道が歩きやすい。

7/20 8:50

なだらかなトレイルはランが気持ちよい。4分/kmくらいで駆け下りる。このくらいのスピードになると、なだらかでも走るのは簡単ではない。足をどこに置くかがトレランの真骨頂、トレイルを走るのってロードとは訳が違う、と感じた。

7/20 8:54

林道に出てトレイル終わり。小泉駅方面へ林道を行くと八ヶ岳高原ラインに出る。

7/20 9:15

高原ラインを走って下る。ここは夜中に通った観音平口。林道の先にはギボシと権現が見えた。

7/20 10:17

帰りの八ヶ岳PAから。晴れたね。今回歩いた峰々がよく見える。僕の判断は正しかったのか？ まあ仕方ない。

7/20 10:17

ちなみに南ア方面は積雲まみれに。

7/20 10:44

帰りの中央道でも、延びる道志の山々の上に積雲が見られた。
山稜に沿って綺麗に雲列が延びている。よほど風が強いのだろうか。

撮影機器：

COOLPIX S200 ニコン

感想

aquody

八ヶ岳全山日帰り縦走を目指して出かけたのだけれど大失敗して、序盤の権現で敗退してきた。反省しきり。八ヶ岳は鬼門だ。

自宅を前日21時過ぎ出発、八王子までの下道が混んでいて1.5Hかかった。0時過ぎに道の駅こぶちざわ着。今回は全山縦走を目指していたので、茅野から電車で戻ってくるつもりで道の駅こぶちざわに駐車した。夜中だというのに道の駅は満車状態、キャンピングカーが多数とまっている。

編笠山への登りは暗くてうんざりして、ここで気分的に滅入ってしまったのが敗因の一つか。よく知った道や広くてわかりやすい道ならナイトハイクもいいのだけれど、わかりにくい道はそれだけで不安が多い。近いうちに再挑戦するにしても、この編笠山の苔むした登りには気分高揚策が必要だ。

トレラン的には少しくらい天気悪くても涼しくていいくらいに思っていたが甘かった。ガス混じりの強風は夏でもいささか寒かった。丹沢とは違う。TJARの人たちが台風の中を走っていたのが信じがたい。日帰りならこれまでどおり、きちんと晴天を狙うべきだ。

手袋はいつも軍手を使っているのだけど、濡れると寒さを助長する。替えはあったがそれだってじき濡れる。夏でも防水手袋が必要そうだ。

患側足をかばって走っているため、健側の右膝に痛みが出てきている。最近のランや山行では膝サポータで保護しているものの、症状は悪化しないものの良くなる気配もない。改善には抜本的な休息が必要なのかもしれない。