木曽駒ケ岳〜宝剣岳〜檜尾岳

2010年06月13日(日) 〜 2010年06月14日(月)

• GPS: 28:20
• 距離: 12.0km
• 登り: 793m
• 下り: 2,265m

コースタイム

●●1日目●●
07:12 菅の台バスセンターバス乗車(始発)
08:00 ロープーウェイ乗車
08:10 千畳敷着
08:30 登山開始
09:20 宝剣山荘通過
10:05 木曽駒ケ岳登頂★
10:25 出発
10:45 中岳通過
11:00 宝剣山荘近くでランチ
11:35 宝剣岳　登頂★
12:20 極楽平　
16:35 檜尾岳　通過
17:15 檜尾避難小屋到着
　　　　　　　　　〜宿泊〜

●●2日目●●
08:00 檜尾避難小屋出発
　　　　〜檜尾登山道を下る〜
12:50 檜尾橋バス停着
　　　　〜おつかれさまでした〜

天候

曇り

コース状況／危険箇所等

●前日は夜東京を出発し、
　菅の台バスセンターでテント泊。
　翌朝一番のバスで、ロープーウェイ駅まで向かう

●装備は、軽アイゼン+ストック
　千畳敷ののぼりはこれでOK

●宝剣岳に雪はなし

●宝剣岳〜檜尾岳への途中、残雪あり
　軽アイゼンを使用

●檜尾岳から、避難小屋へ下る道の残雪がおっかない!
　垂直じゃないかと思うほどの急斜面にユルユルの雪。
　軽アイゼンではきつかった。。。
　せめて12本があればよかったと後悔。

●檜尾避難小屋の水場は、雪の中。
　水をたくさん持って歩きました。
　おも〜〜〜い

写真

2/7 18:02

”木曽駒熱”の発端はこの本。
「雲の上を歩く」って章が
やたら印象に残ってて。。。
一つ一つのフレーズが、
「そうそう!」って感じで、
大好きなマンガです。

6/12 22:55

菅の台バスセンターの駐車場。
夜に到着して、テントを設営。
ご自慢のパンダシュラフと
記念撮影。

6/12 22:57

前夜祭。
かんぱーい♪

6/13 6:56

朝です。
日曜の朝ですが残雪期だけあって
車はマバラです。

6/13 7:08

菅の台バスセンターで、
バス乗車券+ロープウェイ券を買います。
片道1980円。

6/13 7:06

かわいいてるてる坊主♪
予報では雨が降りそうなんだ、
君たちが頑張ってくれ。

6/13 8:04

ロープウェイからの景色。
まだまだ残雪期の風景です。

6/13 8:11

つきました〜!
これが千畳敷カールです。
真ん中の山が宝剣岳。
トゲトゲしてます。

6/13 8:24

しゅっぱーつ。
残雪、ザクザク。

6/13 8:39

早速、軽アイゼン装着。

6/13 8:53

のぼれのぼれ。
千畳敷はいきなり急な斜面です。
直登します。

6/13 9:02

振り返ると、雲海♪
まさに「雲の上を歩く」

いいね〜
テンション最高潮!
息の上がり方も最高潮。

6/13 9:38

宝剣山荘を越え、
いよいよ木曽駒へ!
ここまできたら雪はないかと
思えば・・・→

6/13 9:43

突如出現したりもします。

6/13 9:47

目の前に見えるのが
木曽駒が岳。
さあ、もう少しですよ。

6/13 10:09

ついた〜!
これが木曽駒。

雲上の楽園です。

6/13 10:12

お決まりの、
木曽駒にタッチ。

6/13 10:15

木曽駒山頂で
次の目的地の空木岳を確認。
右側に見える山かな。

6/13 10:17

木曽駒頂上はこんな感じ。
ただっぴろい。

6/13 10:45

手前の赤い屋根が天狗荘。
奥の青い屋根が宝剣山荘。
その奥のとげとげ山が宝剣岳。

6/13 11:01

昼ごはん。
水が重いから、
食べ物は軽量化。

6/13 11:21

宝剣岳へ向かう雪渓。
ちょっとスリリング。

6/13 11:24

さあ、宝剣岳を登ります。
のぼり所要時間20分
とはいえ→

6/13 11:29

がんばれ!自分!!

6/13 11:32

20分間にわたる
めくるめく岩登り。

6/13 11:34

ついた〜
宝剣岳頂上★

6/13 11:45

宝剣岳から下ります。
くだりは所要時間50分。

6/13 11:49

岩の間から小さな花♪
癒されます。

6/13 12:00

ひ〜
ひ〜
ひ〜
クサリバひ〜

6/13 12:04

まだ、気が抜けません。
恐るべし宝剣岳。
でも、この緊張感が
いい感じです。

6/13 12:14

宝剣岳の岩場を潜り抜けると、
咲いてました、
キバナシャクナゲ。
地べたに這うように
咲いています。

6/13 12:24

雲はかかっているものの、
中央アルプスの山を
見渡せます。
右側は三ノ沢岳。
(画角切れてるけど)

6/13 12:30

極楽平で、
パンを食う。
千畳敷との分岐点でも
あります。

6/13 12:53

ここでハプニング。
同行者の靴が
ベローーーン。
こりゃもう、むりじゃろ〜。
紐で応急処置。

6/13 15:16

檜尾岳を目指します。
残雪、ザクザク。

6/13 15:19

檜尾岳を目指します。
残雪、ザクザク。
歩きにくい。

6/13 16:38

クタクタ、グロッキーに
檜尾岳登頂★
心情を表すかのように、
まわりはガスで
何も見えなくなった。

6/13 16:53

わかるかな〜、この恐怖。
檜尾岳から避難小屋へのくだり。
「垂直?」とか思うくらいの
急斜面です。
下はガスで見えないし、
雪はユルユルだし、
6本爪+ストックではきつい。
なんども滑り落ちた。
久々の半泣き斜面。

6/13 17:15

命からがら
檜尾避難小屋に到着。
キレイです。

6/13 17:37

中はこんな感じ。
きょうの利用者は、私たちだけ。

前に来た人は
1週間前だったみたい。
どおりで、トレースが
ほとんどなかったわけだ。

6/14 7:51

ぎょっとする注意書き。

6/13 17:47

重いザックの中に
しのばせておいた
最大のお楽しみ。

6/13 18:08

ご飯ご飯♪
何ができるか〜

6/13 18:14

マーボーナス!!
めちゃうまです♪♪

この後、小屋の外は
台風並みの暴風雨に。
小屋の中でヨカッタ。

6/14 6:51

朝ごはんは中華粥。
これもおいしかった。

6/14 7:32

緊急時のために
シュラフと銀マットが
準備されてました。
トイレもきれいに管理されてたし
ありがたやありがたや。

6/14 7:32

ありがたいからこそ→

6/14 7:31

協力金を支払うのです。
助けられました、
ありがとう。

6/14 7:57

明け方の暴風雨で、
空木岳縦走は潔く断念。
檜尾登山道を下ることにしました。
小屋の右に見えるのが
前日半泣きになった急斜面。
く、くやしい。。。

6/14 8:00

さあ、下山よ。

予報は、雨だけど→

6/14 8:53

日が照ってきました!
ミラコー★

6/14 8:25

しょうじょうばかま
とやら。
ピンクがかわいい。

6/14 8:56

しょうじょうばかま
とやら。
赤がかわいい。

6/14 9:03

何かのつぼみに
水の恵み。

6/14 9:03

新緑の季節です。
何の葉っぱかな。

6/14 9:05

シャクナゲの道を
テクテク下山。

6/14 9:06

テクテク下山。

6/14 9:07

霧がかかった森。
残雪いっぱいです。

6/14 9:09

こんなのは楽勝。

嫌いなのは、
急斜面ユルユル残雪。

6/14 9:12

駒ヶ根の町が
見えます〜
南アルプスは雲の中。

6/14 9:26

テクテク下山。
なげ〜な〜

6/14 9:56

雪が解けて、
早速白いお花が→

6/14 9:28

たくさん顔を出してます。

6/14 10:27

でた〜
イワカガミ!
かわいい

6/14 10:30

イワカガミが
たくさん咲いてます。
癒される〜

6/14 10:28

イワカガミに見守られて
テクテク下山。

6/14 10:31

はしごは
家庭にあるやつ。
固定されてるから、
安心してテクテク。

6/14 11:28

おばけ草も
顔を出してました。

6/14 10:39

変な木。

生育途中でガッツポーズを
したみたいだね。

6/14 12:46

無事、車道へ・・・
ぁぁしんどひ。。。

6/14 12:53

檜尾橋バス停到着。
ぁぁしんどひ。。。

6/14 13:39

下山後は温泉♪
こまくさの湯に行きました。
最高です!

6/14 15:10

そして、駒ヶ根名物
ソースカツどん。

みんな「ふたの意味がない」
っていう。
例のマンガにも書いてあった。

6/14 15:11

じゃーん。
おいしそ〜ぅ。

6/14 15:16

いっただきまーす。
かつ、分厚いッス。
至福のとき。

撮影機器：

FOMA N906iμ NEC

GX200 リコー

感想

CHISIA

●●いざ、雲の上の楽園へ●●

ロープウェイで一気に雲の上まで
登れてしまう山があるという。

それが、木曽駒が岳。

”山登りはじめました”というマンガを読んで、
「ぜひ行ってみたい」と思っていた場所だ。


計画をしはじめると
「せっかくだから、たくさんの山を歩きたいなー」
なんて欲望が出てきてしまい、
今回は”木曽駒〜宝剣岳〜空木岳”の縦走することにしていた。
百名山を一気に2つ制覇できてしまうことになる。
うしししし〜

計画は、前夜ロープウェイ行きのバス停駐車場でテント泊をして、
1日目は6H半、
2日目9H以上歩いてしまおうとしていた。


ところが、
1日目の檜尾避難小屋までは順調に進んだものの、
夜中にあまりの暴風雨がふったため、
あっさり空木行きを断念。

入梅一発目、梅雨前線の洗礼を受けたわけだ。


それでも朝、小屋を出ると、すっかり雨は上がり、
雨にたたられることなく下山できた。

空木岳にはいけなかったのはちょっと悔しいけど、
雲の上の稜線を歩いたり、
ピンク色のイワカガミの群落に出合ったり、
同行者の靴がベロリーーーーンとなるあるまじき事態が起こるなど
思い出盛りだくさんの楽しい山行となった。


”雲の上に立って、
　そこから登山者と山の神様だけが知っていた
　壮大な景色を眺める。
　自分の足で歩いたから出合えた世界。
　頼りない私の足でたどり着けたことが
　本当にうれしい
　感動というより、穏やかな感銘というような・・・
　自分でも何をどれだけ感じていたか
　受け止められない不思議な感覚”
　　　　　　　　〜例のマンガより引用。


ただし。。。

行き残した空木岳計画は、
だいぶ先になりそうだ。
極楽平から檜尾岳までの稜線歩きがしんどかったし・・・
たぶん、100名山中の
99番目とか100番目だな。

コメント

takkimu

RE: 木曽駒ケ岳〜宝剣岳〜檜尾岳
五月末、ロープウェイから木曽駒ピストンっていう超軟弱登山しました。
バスターミナルではなく、日帰り温泉の裏にテン泊&デポという反則も使っちゃいました。
一応12本爪とピッケルでしたが、檜尾岳の方も面白そうですね。
梅雨入りしちゃったから、もう雪無くなっちゃいますかねぇ。

CHISIA

そうですね！
書きかけの記録だったのに、
書き込みありがとうございます。

木曽駒にいくなら、５月くらいの方が
迷わず「１２本＋ピッケル」でいけるし
いいかもしれないですね。
６月とは全然違う
真っ白い世界が広がっていそうですし。

梅雨のあたたかい雨＆真夏日で、
雪はそろそろなくなっちゃいそうですね。

私、あんなに苦労したのに。。。