ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 72291
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剣岳縦走

2001年07月19日(木) 〜 2001年07月22日(日)
 - 拍手
citrus その他10人
GPS
80:00
距離
28.2km
登り
2,116m
下り
3,941m

コースタイム

19日・寝台列車日本海で富山着〜室堂〜剣沢テン場
20日・剣沢テン場〜前剣〜剣岳往復〜真砂沢テン場
21日・真砂沢テン場〜仙人峠〜阿曽原テン場(野天風呂入浴)
22日・阿曽原テン場〜水平道〜欅平〜黒部トロッコ〜宇奈月〜糸魚川(寝台列車日本海)
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
剣沢の下山はアイゼンなしで降りる。
仙人峠二股までは、雪渓がかなり残りルート不明の場所がかなりあった。
水平道から宇奈月に降りるところで、標識がなく迷う。送電線の下をくぐり降りる。道はハッキリしている。
予約できる山小屋
2010年08月20日 22:19撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:19
2010年08月20日 22:20撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:20
2010年08月20日 22:18撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:18
2010年08月20日 22:21撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:21
2010年08月20日 22:22撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:22
2010年08月20日 22:29撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:29
2010年08月20日 22:25撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:25
2010年08月20日 22:33撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:33
2010年08月20日 22:25撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:25
2010年08月20日 22:30撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:30
2010年08月20日 22:32撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:32
2010年08月20日 22:35撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:35
2010年08月20日 22:33撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:33
2010年08月20日 22:24撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:24
2010年08月20日 22:34撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:34
2010年08月20日 22:35撮影 by  COOLPIX P100 , NIKON
8/20 22:35
撮影機器:

感想

剣岳縦走にあたって、岩の訓練や体力つくりのために、参加者全員で岩木山に登った。
寝台列車を降り室堂までの乗り継ぎは、全てが新鮮。
剣沢のてん場までの急登は本当に息が切れたが、皆と一緒で励みとなる。
しかし、剣岳が見えるとその苦しさも忘れてしまった。
「ああー、やはり美しい山だ」「こんなに美しくでいいのだろうか」と思ってしまう。
登ってみると、美しさとは全く違って岩、岩、岩。。。
カニのタテバイ。真直ぐに上に伸びた岩稜帯だ。一人一人が真剣で真顔になっている。
「落ちられないものね」
ピーカンの晴天。山頂からは360度の大展望。後立山連峰が直ぐ側に見えた。
いつかは、あっちにも行ってみたいと思う。
誰かが、携帯電話をかけていた。まだそんなに普及していなかったので、当然私は持っていない。
下りは登り以上に気を使う。
カニのヨコバイ。最初の一歩が見えないので大変だ。
先に通過した人が指示してくれた。
剣沢のテン馬で、テントを回収し、剣沢を降りる。
雪渓の冷たい空気が心地良かった。
雪に慣れた我々は、雪渓もなんのその。皆さんとても上手だ。
真砂沢ロッジが近くなると、雪渓も薄くなり歩くところで気を使う。
真砂沢ロッジから、二股近くまでは雪渓の上を歩く。
梯子を上ると雪渓もだいぶなくなった。
二股からはまた急な登り。メンバーの一人が不調を訴え皆から遅れる。
彼女の荷物を皆で分配して持つ。ここで個性が現われ始めた。
人の荷物までは持てない人は必ずいるものだ。そんな人は大抵強い女性だ。
仙人池ヒュッテ。いわゆる裏剣。
この池に移る裏剣の写真はあまりにも有名だ。何度も見たことがある。
お風呂があり、宿泊者が入浴していた。羨ましかった。
我々も、阿曽原まで行けば入浴出来る。とても待ち遠く思う。
仙人池から仙人湯小屋までは一部雪渓が残っていた。
雪渓の注意書きは小屋に貼ってあるので、見落としは厳禁である。
湯小屋もとても風情のある小屋である。一度泊まってみたいものだ。
湯小屋にも、雪渓の注意書きが貼ってあった。それをメモる。
雪渓はとても分かりづらいが、ここで役立ったのが、雪渓メモ。
やはり見落としは厳禁である。
雪がなくなり、暫く樹林帯を歩くと阿曽原温泉小屋だ。
テン場は少し下。テントを張り、男女時間別に注意して入浴。
沢から数百メートルの高さにあるため、素晴らしい展望だ。
ゴウゴウとパイプから流れるお湯で髪も洗う。至福の時だ。
明日は宇奈月。今日が最後の晩餐。
小屋のビールは買占めだ。ごみ袋一杯の缶ビールの空き缶に皆で呆れる。
阿曽原を出て、暫く登ると水平道だ。
黒部ダムの工事の資材を運ぶ為に作られた水平道らしい。
当然、車用ではない。人が資材を歩荷するためだ。
当時の作業の大変さに身につまされる思いだ。
それをこうして使わせてもらっている。
途中の志合谷のトンネル内で、誰かが私の肩をたたく。後ろの人に「呼んだか」と聞くと「呼んでない」という。
とても不可解な出来ことであった。しかし、水平道はどこまでも続いた。
送電線が見え始めた。そろそろ欅平への下降になるはずだが...分からない。
少し迷う。迷うは正しくないが、標識がないので少し探した。
あった、あった。丁度送電線の下をくぐる形で道はあった。
やれやれ、帰れないかと思った。500m近い下りで足が疲れる。
欅平からは黒部トロッコで宇奈月へ。
観光の名所らしいが、もっと素晴らしい景色を見て来た我々にとって、果たして感動はあったのだろうか、少し謎である。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1276人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら