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Yamareco

記録ID: 72743
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

夏風邪治療に北ア表銀座縦走【燕⇒大天井⇒常念】(テント泊)

2010年07月31日(土) 〜 2010年08月01日(日)
 - 拍手
erikko その他1人
GPS
32:00
距離
22.1km
登り
2,402m
下り
2,604m

コースタイム

7月31日
6:22中房温泉-8:55合戦小屋9:15-10:07燕山荘10:15-10:46燕岳山頂11:16
-11:36燕岳荘12:09-14:20大天井荘(テント場)
8月1日
4:20大天井荘テント場-4:30大天井山頂5:00-5:10大天井テント場6:50-
8:50常念小屋9:10-9:45常念岳山頂10:30-11:00常念小屋11:30-14:00一の沢

天候 1日目:曇り(午前中時々小雨)のち晴れ
2日目:晴れのちガス
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
中房温泉への道は狭い&ヘアピンカーブが続きます。日中でもライトを点灯して走った方が良いとのことです。
駐車場は午前1時時点でほとんど満車状態でした。

帰りは一の沢からタクシーで中房温泉駐車場まで戻りました。
コース状況/
危険箇所等
【危険箇所】
特にありません。
道は狭いので、登り降りで混む場合があります。
お互い譲り合いの心を忘れたくないですね。

【中房温泉】
トロトロの露天風呂です。
ボディソープ・リンスインシャンプー・墨の石鹸等一定のアメニティがあります。
沢山の人がいます。
こんなに人がいる登山口は初めて。
沢山の人がいます。
こんなに人がいる登山口は初めて。
手作り感がなんかかわいい。
2010年07月31日 06:26撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/31 6:26
手作り感がなんかかわいい。
緑の中を歩きます。
緑の中を歩きます。
登山道は大渋滞です。
登山道は大渋滞です。
合戦小屋
山スカートのランドネが沢山いました♪
合戦小屋
山スカートのランドネが沢山いました♪
すっかりガスってます。
すっかりガスってます。
燕山荘の手前にトリカブト
燕山荘の手前にトリカブト
燕岳への道。
コマクサが咲き乱れてました♪
燕岳への道。
コマクサが咲き乱れてました♪
イルカ岩。
「ガスあっち行けの儀式」で疲れきったto4さん。
「ガスあっち行けの儀式」で疲れきったto4さん。
じょじょに青空が・・・
イルカも嬉しそう♪
じょじょに青空が・・・
イルカも嬉しそう♪
白砂にピンクのコマクサが良く映えます。
白砂にピンクのコマクサが良く映えます。
燕山荘では生ビールもありました。
燕山荘では生ビールもありました。
私と一緒で彫りが浅い顔・・・
私と一緒で彫りが浅い顔・・・
大天井へ向かいます。
大天井へ向かいます。
気持ちよい稜線歩き。
表銀座です。
気持ちよい稜線歩き。
表銀座です。
来た道を振り返ります。
来た道を振り返ります。
これから向かう道です。
これから向かう道です。
ニッコウキスゲ
(尾瀬でしか咲かない花だと思ってました^^;)
ニッコウキスゲ
(尾瀬でしか咲かない花だと思ってました^^;)
あいにくの空模様。
でもとっても気持ちよい。
あいにくの空模様。
でもとっても気持ちよい。
大天荘に到着。
今日はここでテント泊です。
大天荘に到着。
今日はここでテント泊です。
本日のわが家。
好評分譲中!!
本日のわが家。
好評分譲中!!
槍の先が見えてきた!
槍の先が見えてきた!
本日初めて、槍様(全貌)が確認できた。
本日初めて、槍様(全貌)が確認できた。
皆さん槍に夢中
お決まりの一枚。
今日も良い一日でありますように・・・
お決まりの一枚。
今日も良い一日でありますように・・・
槍がピンクに染まってます。
槍がピンクに染まってます。
大天荘。かわいい小屋ですね〜
大天荘。かわいい小屋ですね〜
本日も稜線歩きです。
本日も稜線歩きです。
雪渓の横を通ります。
雪渓の横を通ります。
日本じゃないみたい。
アルプスってすごい。
日本じゃないみたい。
アルプスってすごい。
ご家族が休憩している姿がのどかでほのぼのします。空も綺麗。
ご家族が休憩している姿がのどかでほのぼのします。空も綺麗。
ガスが出てきた。
ガスが出てきた。
今は雲の上にいます。
今は雲の上にいます。
常念小屋がみえました。
常念小屋がみえました。
ドド〜ン!!
ここを上ります。でも見えているのは頂上ではありません。
ドド〜ン!!
ここを上ります。でも見えているのは頂上ではありません。
常念岳山頂。
いやぁ長い道のりでした。
常念岳山頂。
いやぁ長い道のりでした。
1日目から各所でご一緒だった福井の山の会と一緒に。
1日目から各所でご一緒だった福井の山の会と一緒に。
すっかりガスってきました。
一の沢へ降ります。
すっかりガスってきました。
一の沢へ降ります。
水場。というか沢。
あまりの人の多さにびっくり。
水場。というか沢。
あまりの人の多さにびっくり。
冷たい水でほてった顔をクールダウン。
冷たい水でほてった顔をクールダウン。
一箇所に色とりどりの花が咲き乱れてました。
自然って素晴らしい。
一箇所に色とりどりの花が咲き乱れてました。
自然って素晴らしい。
沢山あって花の名前調べきれません。
沢山あって花の名前調べきれません。
沢沿いを降ります。
沢沿いを降ります。
道は細いです。
丸太の橋を何回か渡ります。
丸太の橋を何回か渡ります。
ちょっと飽きてきます。
ちょっと飽きてきます。
沢沿いなので、道がぬれていて岩が滑りやすいです。かなり飽きてます。
沢沿いなので、道がぬれていて岩が滑りやすいです。かなり飽きてます。
一の沢登山口到着。
トイレと水道があります。
予約していたタクシーがお出迎えしてくれました。
一の沢登山口到着。
トイレと水道があります。
予約していたタクシーがお出迎えしてくれました。

感想

夏風邪を引きました。
先週は山を諦め、家で大人しくしていたにもかかわらず、
早二週間、一向に良くなる気配がない。

来週8/8はこの夏の一大イベント、
劒岳を控えているので、
今週も山を休んだら、きっと体力が持たないな・・・
てなことを考えたあげく、
山で治そうと決めた。

もちろん風邪薬はたんまり持参。

中房温泉の駐車場は前情報どおり、
空きスペースが残りわずか。
あと10分遅かったら、
してはいけない路駐するはめになるところだった。
ここで、両神山以来の車中泊。

翌朝、登山口へ行ってびっくり!!
こんなに沢山登るのってくらい。
大渋滞覚悟でいざ出発。

合戦尾根は道が狭いため、
登りと降りの通過待ちで、
予想以上に停滞する。

そんな中、福井の山の会の方の
列にいつの間にか紛れ込んでしまった
私達。
ちゃかりその列の中で
山の話をしながら楽しく登らせてもらった。

燕岳は真っ白い砂にピンクのコマクサが
なんとも言えない美しさで。
あいにくのガスの中、きゃあきゃぁいいながら
写真を撮りまくった。

ガスガスの中、山頂に到着。
to4さんによる「ガスよあっち行けの儀式」を
傍観し、しばしガスが晴れるのをまった。
儀式の効果があったのか、一瞬の切れ間に
向かい側のアルプスが顔を出してくれた。

燕山荘から、大天井へ向かう道、いわゆる表銀座を通る。
田舎にも、●×銀座って名前の商店街があるが、
ここは槍を見ながら稜線を楽しめる。
なんとも贅沢な銀座だ。
しかし、この日はガスガスで槍が全く見えなかった。。

それでも、所々に咲くコマクサに感動し、
どこまでも続く道にワクワクしながら銀座をそれなりに堪能した。

いつかは大天井ヒュッテ方面へと固く心に決め、
ヒュッテと大天荘の分岐を左へ曲がる。

以前ガスガスだ・・・(といっても視界は良好)
ケルンがだんだん大きく見えた頃、大天荘に到着。

大天荘は乾燥室もあり、夕食のメインは魚と肉から選べるらしい…
談話室も広くて中々素敵な小屋だった。
次回は泊まってみたいな。

今夜の寝床を設営。
今回は、同じテントの隣に並ばせてもらい、
ちょっとした住宅展示場状態となった。

車中泊はさすがに眠い、
道中も鼻をかみっぱなし、
咳しまくりで、
本調子ではないので、
しばし、昼寝…。

すると外から歓声が。
もぞもぞ起きてみると、槍が見えた。
ちょっと感動。
でも近くで見ると意外と小さい??
槍よりも眠気。
ということで爆睡すること数時間。

気がつくと、もう日が落ちていた。
他のテントが静かになっている中、
夕食(キーマカレー)を食べ、
珍しくアルコールを摂取せず眠りに落ちた。

次の日、日の出を見て、ゆっくり朝食(棒ラーメン)を食べ、
常念へ向かう。
下界は雲が広がっていたが、空は真っ青、雲も無い晴天。

二日目になると以前鼻水と咳が止まらないが、
風邪もだいぶ楽になる。
きっと、汗を沢山かいたせいか・・・

常念への道も、のんびり時間が止まったような空間。
南アルプスとも八ヶ岳とも違う、独特の時間が流れていた。

常念について、水分補給に生ビール。
次第に雲があがって来ているが、
依然おひさまはカンカン。
さて常念岳へ。

常念への道は今回一番の難所。
登っても登っても全然山頂が見えない。
しかも、熱い。
結局40分かかって山頂にたどり着いた。

ガスに隠れる前に槍を見ることができ、
初日に列に割り込んでしまった山の会の方たちと
写真を撮った。
(山での出会いはやっぱり楽しい)

常念小屋でタクシーを予約して一の沢へ下山する。
下の登山口でタクシーが待っていてくれるという
なんとも素晴らしいシステム。
(小屋で予約すると、100円かかります。自分で電話してもOKです。)

一の沢の降り標準コースタイムは3時間。
かなりの長丁場だ。
所々に沢山の花が咲いていて、心を和ませてくれる。

初めのうちは花に感動しながら下山していたが、
お花ゾーンを通り抜けると、永遠と長い道のり。
飽きる。
いい加減飽きる。
そして、恐れていた生理現象。トイレ・・・

先を急ぎたい!!
でも前にはちびっ子が泥んこになりながら歩いている。
そして、おばさま2人組み…

あのイライラは山では初めてではないだろうか。
人間って切羽詰ると思いやりというものが欠けるんだな。
(って私だけ)

何とかちびっ子達をスルーして早歩きで登山口へ。
山のトイレは本当ありがたい。

予約していたタクシーも待っていてくれていて、
スムーズに中房温泉まで戻ることが出来た。

温泉もトロトロ湯でとても気持ちよかった。
山登りの後の温泉は格別。
(ビールももっと最高!!←って今回は飲んでません。)

ここで、サプライズ。
温泉の、しかも脱衣所で、
北岳の肩の小屋で一緒だった(隣の布団)方と
偶然再会!!

出会うもんだなぁ。

結局1泊2日の北アルプスで、
風邪はかなり回復。

しかし、鼻をかみながらの登山はつらい。
健康第一だなと実感の山行だった。


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