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Yamareco

記録ID: 72886
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

夏の花が満開の、八方尾根をたどって唐松岳へ

2010年08月02日(月) [日帰り]
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tanigawa その他1人
GPS
--:--
距離
12.5km
登り
1,310m
下り
1,304m

コースタイム

8月1日
東京・西多摩(21時15分)→

8月2日
白馬村の道の駅白馬(0時30分着、1時05分就寝、5時45分出発)
→黒菱第3リフトの駐車場(6時10分着、32分発)→リフト乗り継ぎ→八方山荘(7時02分着、出発)→八方池(7時35分通過)→大きな雪田(8時35分通過)→唐松岳頂上山荘(9時45分)→唐松岳(10時05分着、25分発)→山荘(昼食、11時05分発)→八方池(12時35分着、50分発)→八方山荘(13時35分着)→リフト乗り継ぎ→黒菱第3リフト駐車場(13時55分着)

車→夜7時前に、自宅着。(途中、松本、須玉、勝沼でにわか雨)
天候 晴れ、ときどき曇り。ときどきガス。(夕方から雨)
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
黒菱第3リフトの駐車場に車をデポして、リフトに乗りました。トイレあり。
前夜泊した「道の駅白馬」は、日曜日の夜にもかかわらず、駐車場は登山者などの車で8割が埋まる。
道の駅白馬からは、国道148号が白馬の街に入る手前で、長野市からのオリンピック道路が右から斜めに立体交差する。そこからオリンピック道路に入る。
ペンション街から黒菱第3リフトへの上りの林道は、要所に看板があるが、いりくんだ道なのでナビを「黒菱第3リフト」に設定して誘導してもらった。
コース状況/
危険箇所等
八方尾根には黒菱第3リフトが登山者用に朝早く運転するので、便利。そのうえ高い位置まで車で上がれて、ゴンドラにくらべて安い。
リフトで八方山荘に上がると、トイレはここと、途中にもう1か所、そして唐松岳頂上山荘に200円のトイレがある。
水場は、八方山荘にあったかもしれないが、途中にはないので、1人2リットル余は持ちあがった方が良い。
頂上山荘では1リットル300円と、北アのなかでもきわめて高価。
今日は6時30分からリフトが運転開始。
下の駐車場を見下ろしながら、花いっぱいの草の斜面をリフトに揺られて上がります。
グラート・クワッド・リフトは10分ほど待たされて運転が始まり、八方山荘へと上がりました。
2010年08月02日 06:29撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 6:29
今日は6時30分からリフトが運転開始。
下の駐車場を見下ろしながら、花いっぱいの草の斜面をリフトに揺られて上がります。
グラート・クワッド・リフトは10分ほど待たされて運転が始まり、八方山荘へと上がりました。
八方山荘からは、花の尾根歩き。カライトソウ。穂先から開花します。
2010年08月02日 06:50撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 6:50
八方山荘からは、花の尾根歩き。カライトソウ。穂先から開花します。
このカライトソウは、6割ほど開花しています。
2010年08月02日 07:02撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:02
このカライトソウは、6割ほど開花しています。
ミヤマアズマギクもたくさん見られました。
2010年08月02日 06:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 6:53
ミヤマアズマギクもたくさん見られました。
ヨツバシオガマ。
2010年08月02日 06:54撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 6:54
ヨツバシオガマ。
八方池あたりまでは、シモツケソウがもっとも目立ちました。
2010年08月02日 06:56撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 6:56
八方池あたりまでは、シモツケソウがもっとも目立ちました。
?

→countryboy さんに、キバナノカワラマツバと教えていただきました。葉が松葉を連想するほど細めです。ヨツバムグラなどと同じ仲間で、花弁も4枚。各地に分布。
2010年08月02日 06:57撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 6:57
?

→countryboy さんに、キバナノカワラマツバと教えていただきました。葉が松葉を連想するほど細めです。ヨツバムグラなどと同じ仲間で、花弁も4枚。各地に分布。
イワオトギリ。これも目立ちました。
2010年08月02日 07:00撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:00
イワオトギリ。これも目立ちました。
ミネウスユキソウの仲間の、ハッポウウスユキソウというのがあるのですが、見分けは難しい。
2010年08月02日 07:03撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:03
ミネウスユキソウの仲間の、ハッポウウスユキソウというのがあるのですが、見分けは難しい。
タチギボウシ。
2010年08月02日 07:05撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:05
タチギボウシ。
本州のタチギボウシは小さめです。
2010年08月02日 07:07撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:07
本州のタチギボウシは小さめです。
青紫の斑点に、特産のハッポウタカネセンブリの特徴が見られます。
2010年08月02日 07:08撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:08
青紫の斑点に、特産のハッポウタカネセンブリの特徴が見られます。
同。
2010年08月02日 07:08撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:08
同。
オニアザミかな。つぼみが愛らしいですが、すごいとげです。
2010年08月02日 07:09撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:09
オニアザミかな。つぼみが愛らしいですが、すごいとげです。
ハクサンシャジンは、色の薄いもの、白いもの、青紫が濃い目のものなど、多彩。ちょうど時期でした。
2010年08月02日 07:11撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:11
ハクサンシャジンは、色の薄いもの、白いもの、青紫が濃い目のものなど、多彩。ちょうど時期でした。
八方山荘から最初はこんな木道もあります。
2010年08月02日 07:12撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:12
八方山荘から最初はこんな木道もあります。
ミヤマダイモンジソウ。
2010年08月02日 07:14撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:14
ミヤマダイモンジソウ。
サクラソウの仲間。
2010年08月02日 07:15撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:15
サクラソウの仲間。
これも、ハッポウタカネセンブリ。
2010年08月02日 07:18撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:18
これも、ハッポウタカネセンブリ。
白馬三山にガスがかかりだし、展望はちょっと心配に。
2010年08月02日 07:19撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
8/2 7:19
白馬三山にガスがかかりだし、展望はちょっと心配に。
クルマユリ。
2010年08月02日 07:25撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:25
クルマユリ。
オオコメツツジでしょうか。
2010年08月02日 07:26撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:26
オオコメツツジでしょうか。
ハクサンシャジン。
2010年08月02日 07:30撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:30
ハクサンシャジン。
ミヤママツムシソウ。これも濃い色があります。
2010年08月02日 07:48撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:48
ミヤママツムシソウ。これも濃い色があります。
ミヤママツムシソウ。
2010年08月02日 07:32撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:32
ミヤママツムシソウ。
ミヤマワレモコウも、てっぺんから雄しべを広げます。
2010年08月02日 07:34撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:34
ミヤマワレモコウも、てっぺんから雄しべを広げます。
ミヤマワレモコウ。
2010年08月02日 07:36撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:36
ミヤマワレモコウ。
八方池が見えてきました。
2010年08月02日 07:35撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
8/2 7:35
八方池が見えてきました。
ミヤマゼンコ?
2010年08月02日 07:40撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:40
ミヤマゼンコ?
カライトソウ。
2010年08月02日 07:45撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:45
カライトソウ。
シモツケソウ。
2010年08月02日 07:45撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:45
シモツケソウ。
ウメバチソウ。
2010年08月02日 07:46撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:46
ウメバチソウ。
ハクサンシャジンの濃色タイプ。
2010年08月02日 07:50撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:50
ハクサンシャジンの濃色タイプ。
タカネナデシコ。
2010年08月02日 07:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:53
タカネナデシコ。
クロトウヒレン。
2010年08月02日 07:57撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:57
クロトウヒレン。
?

→ sakusakuさんに、イワシモツケと教えていただきました。葉の先が鋸歯があるものと、ないタイプとがあります。
2010年08月02日 07:58撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:58
?

→ sakusakuさんに、イワシモツケと教えていただきました。葉の先が鋸歯があるものと、ないタイプとがあります。
シロバナニガナ。
2010年08月02日 07:59撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 7:59
シロバナニガナ。
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)も時期でした。
2010年08月02日 08:03撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 8:03
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)も時期でした。
ここの、タテヤマウツボグサは、大きなつくりで、しかも見事な群生をしています。
2010年08月02日 08:04撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 8:04
ここの、タテヤマウツボグサは、大きなつくりで、しかも見事な群生をしています。
ハクサンチドリ。
2010年08月02日 08:18撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 8:18
ハクサンチドリ。
ミヤマシシウド系。
2010年08月02日 08:19撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 8:19
ミヤマシシウド系。
マルバダケブキのつぼみ。
2010年08月02日 08:20撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 8:20
マルバダケブキのつぼみ。
この上部に大きな雪田があります。
2010年08月02日 08:27撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 8:27
この上部に大きな雪田があります。
雪が遅くまで残り、沢沿いにサンカヨウの花が見られました。
2010年08月02日 08:28撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 8:28
雪が遅くまで残り、沢沿いにサンカヨウの花が見られました。
ベニバナイチゴの花の終わり。
2010年08月02日 08:29撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 8:29
ベニバナイチゴの花の終わり。
ベニバナイチゴの実が育っています。9月半ばが旬。
2010年08月02日 09:32撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 9:32
ベニバナイチゴの実が育っています。9月半ばが旬。
大きな雪田。前後には花がぐっと増え、季節が逆に廻っているよう。
2010年08月02日 08:32撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
8/2 8:32
大きな雪田。前後には花がぐっと増え、季節が逆に廻っているよう。
キヌガサソウの群落がありました。
2010年08月02日 08:34撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 8:34
キヌガサソウの群落がありました。
オオヒョウタンボク。
2010年08月02日 08:35撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 8:35
オオヒョウタンボク。
同。つぼみ。
2010年08月02日 12:09撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 12:09
同。つぼみ。
タテヤマリンドウ。
2010年08月02日 09:05撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 9:05
タテヤマリンドウ。
ふたたび尾根にもどります。
2010年08月02日 09:07撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 9:07
ふたたび尾根にもどります。
不帰の稜線を見て。
2010年08月02日 09:10撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
8/2 9:10
不帰の稜線を見て。
雪渓が立派。
2010年08月02日 09:11撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
8/2 9:11
雪渓が立派。
これは、尾根からの白馬三山。
2010年08月02日 09:32撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
8/2 9:32
これは、尾根からの白馬三山。
夏道はふたたび、尾根の左(南)斜面のトラバースに入っていきます。稜線通しにも、積雪期のルートがありますが、余計なアップダウンがあります。
2010年08月02日 09:15撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 9:15
夏道はふたたび、尾根の左(南)斜面のトラバースに入っていきます。稜線通しにも、積雪期のルートがありますが、余計なアップダウンがあります。
トラバース道には沢の源頭や岩場も少しありますが、花は増えます。
2010年08月02日 09:20撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
8/2 9:20
トラバース道には沢の源頭や岩場も少しありますが、花は増えます。
アカモノ。
2010年08月02日 09:31撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 9:31
アカモノ。
ミヤマクワガタ。
2010年08月02日 09:47撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 9:47
ミヤマクワガタ。
唐松岳頂上山荘に着きました。唐松岳までは15分ほど。
2010年08月02日 09:46撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
8/2 9:46
唐松岳頂上山荘に着きました。唐松岳までは15分ほど。
山荘前。稜線はガスがなく、剣、立山から黒部五郎岳までが見渡せました。
2010年08月02日 09:48撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 9:48
山荘前。稜線はガスがなく、剣、立山から黒部五郎岳までが見渡せました。
唐松岳への途中にコマクサの小さな群落が保存されています。
2010年08月02日 09:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 9:53
唐松岳への途中にコマクサの小さな群落が保存されています。
2010年08月02日 10:39撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 10:39
唐松岳山頂から、五竜岳。
2010年08月02日 10:02撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 10:02
唐松岳山頂から、五竜岳。
剣・立山方面。
2010年08月02日 10:20撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 10:20
剣・立山方面。
頂上山荘を見下ろす。
2010年08月02日 10:16撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
8/2 10:16
頂上山荘を見下ろす。
さあ、帰り道です。
2010年08月02日 10:27撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 10:27
さあ、帰り道です。
イワギキョウ。
2010年08月02日 10:37撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 10:37
イワギキョウ。
チシマギキョウ。
2010年08月02日 11:05撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 11:05
チシマギキョウ。
タカネヤハズハハコ。
2010年08月02日 09:05撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 9:05
タカネヤハズハハコ。
同。私の好きな花です。
2010年08月02日 11:21撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 11:21
同。私の好きな花です。
ハクサンシャクナゲも、あちこちで咲いていました。
2010年08月02日 11:22撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 11:22
ハクサンシャクナゲも、あちこちで咲いていました。
イワカガミ。
2010年08月02日 11:16撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 11:16
イワカガミ。
ショウジョウバカマに似ていますが、ちょっと違う。
2010年08月02日 11:52撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 11:52
ショウジョウバカマに似ていますが、ちょっと違う。
アオノツガザクラ。
2010年08月02日 11:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 11:53
アオノツガザクラ。
雪解けに芽吹いたコバイケイソウ。
2010年08月02日 11:58撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 11:58
雪解けに芽吹いたコバイケイソウ。
ミヤマカラマツ。
2010年08月02日 12:19撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 12:19
ミヤマカラマツ。
タカネナデシコ。
2010年08月02日 12:56撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 12:56
タカネナデシコ。
ミヤマワレモコウ。
2010年08月02日 12:56撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 12:56
ミヤマワレモコウ。
ミヤマママコナ。
2010年08月02日 12:58撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 12:58
ミヤマママコナ。
サクラソウ科。
2010年08月02日 13:01撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 13:01
サクラソウ科。
ミヤマホツツジ。
2010年08月02日 11:19撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 11:19
ミヤマホツツジ。
ホツツジ。
2010年08月02日 13:41撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 13:41
ホツツジ。
ホツツジ。
2010年08月02日 13:41撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 13:41
ホツツジ。
クガイソウ。
2010年08月02日 13:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
8/2 13:53
クガイソウ。
今回もサポートタイツが活躍しました。
2010年08月02日 13:45撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
8/2 13:45
今回もサポートタイツが活躍しました。

感想

 後立山連峰でまだ登っていなかったのが、唐松岳。八方尾根は花の多い時期に行ってみたかったところ。今回、天候の具合からこの山域ならば昼過ぎまではもちそうというので、急きょ、登ることにした。

 前泊した「道の駅 白馬」は、駐車場が7、8割いっぱい。日曜日の夜でも同じことを考えた登山者が多くて、びっくりした。

 八方尾根の花は、いまが夏の盛りで、ほんとにすばらしかった。午前11時には頂上に立たないと雷雨が心配ということで、私もカミさんも真面目に登る。
 が、さすがに花が多い尾根で、私は、花の接写をやっては、カミさんに引き離されて、また追いかける。
 接写のときは、数秒間、呼吸を止めるので、なかなかしんどい。

 ほどほどに登りがいがある八方尾根から、稜線に立って飛び込んできたのが、剣岳、立山の眺めだった。鹿島槍からは、剣の谷、雪渓の1つ1つが良く見える角度だが、唐松岳からはやや斜めになる、その分、剣は鋭角的な姿が強調されて、男ぶりがあがったように見える。

 11時過ぎに下山にかかる。稜線も、八方尾根も、霧の中。
 また追いかけっこのように行動して、13時すぎに八方山荘へ帰り着いた。

 白馬の街中の共同湯で、汗を流した。

 夕方、松本インターから岡谷にかけて、強い雨になった。
 (この日は本当は新潟側でずっと行きたかった山を予定していた。しかし、午後から雷雨という天気が続き、沢をいくつか徒渉するその山は、繰り延べに。
 良い条件を待って、挑戦しよう。)

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コメント

唐松岳
tanigawaさん、こんにちは。

お花の唐松岳、楽しまれたようで何よりです。
写真もきれいでお花の写真などは花好きな人が撮影された写真だとよくわかります。

我らがヤマレコ大先生のtanigawaさんにご意見すること、タイヘンおこがましいのですが 、8枚目の「?」はキバナノカワラマツバだと思います。
全国的に分布しているようなのですが、他の山ではなかなか見る機会のない花ですね。

接写後に息がハァハァなるのはボクも同じです。
重めの荷物を背負ったまましゃがみこんで撮影した時など特に息が切れてひぃ〜ひぃ〜言ってしまいます。
まわりの人に、なに息切らせてるんだ?って感じで見られてしまいます。
2010/8/3 16:52
見事な写真ばかりです!(^^)!
こんにちは,tanigawaさん。
見事なお花さん達の写真に,思わずウットリしてしまいましたlovelyheart04
夏の花満開の八方尾根 素敵ですねshineshine
こちらの方面は,スキーでしか行ったことがありませんが,
いつか体力と時間に余裕が出来るようになったら行ってみたいです

写真は難しいですね
ブレをなくすには息を止めることが必要だったのですね (メモメモ )
勉強になりますconfident
次回,挑戦してみますhappy01good
2010/8/3 18:31
キバナノカワラマツバ
 countryboy さん、キバナノカワラマツバってのが、けっこう広く分布しているんですね。初めて聞きました。
 いま辞典と、大判の元画像をくらべてみました。まちがいないです。4弁の花の特徴、葉が松葉をおもわせるぐらい、すらりとしている。ヨツバムグラ、ヤエムグラと同じ仲間なんですね。
 ありがとうございます。 


>接写後に息がハァハァなるのはボクも同じです。
重めの荷物を背負ったまましゃがみこんで撮影した時など特に息が切れてひぃ〜ひぃ〜言ってしまいます。

 私は、行動を容易にするため、三脚でなく一脚を使っています。構図を決めて、写して、次の移動まで、スピーディーなんですが、その代わり、シャッターを押す瞬間はできるだけ体の動きを止める必要があります。

 10秒くらい撮影したあと、さて動こうとすると、立ちくらみがすることもあるし、まずは呼吸をしっかり回復しないと歩き出せません。

 今回は往復で750枚の撮影をしました。
 そのうえ、11時に山頂に立たねば、雷雨がくるということで、ほとんどまともに休まず、歩き続けました。

 八方尾根の良さを初体験しましたが、信州側の登山口の中では抜群に花が多い尾根ルートですね。みなさんのように、四季折々に行きたいです。6月、7月に再訪したいですね。
2010/8/3 20:19
呼吸とシャッター
kayo-pi さんへ。

>いつか体力と時間に余裕が出来るようになったら行ってみたいです

 人が少ない平日ねらいで行ったのです。これは当たりでした。広い年代の方が、ハイカーをふくめて、登っていました。
 1泊小屋泊まりならば、首都圏からでも行けると思います。急登はありません。逃げ場がないので、雷雨だけは注意です。 
 私たちは、まずまちがいなく雷雨に遭うと思って、長時間退避できるようツエルトや保温の着替えをもっていきました。

>ブレをなくすには息を止めることが必要だったのですね

 人によっては話しながらシャッターを切るプロもいますが、私はファインダーをのぞいたら、息をするのを忘れてしまいます。
 真似しない方がいいのかも。時と場合によるし、用具によってもさまざまあります。
2010/8/3 20:28
八方尾根のお花
tanigawaさん、こんにちわ。
八方尾根は手軽に山岳風景と高山植物が楽しめるので
観光客も多く、とても賑わいますね。

山の会ではいつもシーズン初めに唐松岳に行きます。
夏山シーズンの手始めという感じでしょうか。
その頃は雪渓の辺りにはシラネアオイ、ユキワリソウ、
ベニバナイチゴなども沢山咲いています。

私は3年前の入院以降は無理をせず、
山頂まで行かないで丸山ケルンか扇雪渓辺りまでで
お花を楽しんでいます。
今年はお花が遅かったので、7/10に行った時はまだ
夏のお花はそれほど咲いていませんでした。
なので、このレポを見て
また行きたくなってしまいました

ウメバチソウの下の?マークのお花ですが、
イワシモツケだと思います。
2010/8/3 20:55
イワシモツケ
 sakusakuさん、そうですか、イワシモツケですか。
 図鑑で見たら、葉の先端部が鋸歯があるものと、全縁(鋸歯がなくまるい)ものとがあるとのことです。
 八方で見かけたこの個体は、全縁のものだったようです。

 鳥海山でマルバシモツケを見かけたのですが、花も葉もちょっと特徴が違い、わからないでいました。
 ありがとうございます。

 八方は、遠見尾根などから眺めると、だらだらした長い尾根で、ちょっと遠慮してしていたのですが、実際に行ったら予想外。景観も素晴らしいし、なだらかなだけに湿地や水っぽいところが多く、多種類の条件のところに、いろんな花が生きていました。

 みなさんが毎年、しかも早めの時期に行きたくなっちゃうのも、納得です。
 黒菱から上がったのは、sakusakuさんらの記録を読ませていただいたからで、リフトの運転も一番早く、助かりました。

 あの大きな雪田は、扇雪渓というのですか? たしかに下に立つと、扇に囲まれてしまう感じがありますね。登山者の憩いの場、湿性の植物、沢沿いの低木の多い、いい場所でした。
2010/8/3 21:43
花が満開
こんにちは。いつも感心します。丁寧に花の名前が付けられていて、無精な私は関心至極です。
8日から猿倉から入りますから、やっと花を楽しめますかな。いろいろは花に会ってきます。
2010/8/4 19:24
RE:花が満開
 riekoさん、こんばんは。
 花は、それぞれ不思議なつくりをしていて、飽きません。山で出会って、調べたものは、記憶にもずっと残ります。
 私は、最近は自分にとってぎりぎりの登山は避けちゃってます。riwkoさんのチャレンジ魂には感心させられます。

 猿倉から、もしかしたら清水岳方面へでも行くのですか。今年の北アは残雪がまだしっかり残っていて、花も長く楽しめます。良い山旅になるよう願っております。
2010/8/4 20:12
花が満開
まだまだ花が楽しめそうですね。去年清水尾根から親不知まで歩きました。今回は猿倉から入山して、唐松に登り、祖母谷から清水尾根に上がり、白馬大池から、山の神尾根を下山したいと思っていますが、天気が安定しないと無理はしません。また猿倉へ下山もできますから、
相手についていくのも大変ですが、時間をかけて歩けば登れると思っています。清水尾根はニッコウキスゲがきれいでした。
2010/8/5 8:18
後立山の稜線に2回も上り下り
 riekoさんへ

 さすが、というか、びっくりです。清水岳は一回は行こうと思ってきたところでした。
 それを、ルートを変えて1回の山行で、2度も上り下りですか。累積標高が、かなりすごい数字になりますね。
 人知れず咲く花が、迎えてくれますね。

 祖母谷につながる道は、体験済みとは思いますが、枝沢を何本かトラバースしてゆくため、雨天の場合は気をつけてください。

 帰ってからの記録を楽しみにしています。
2010/8/5 20:05
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