記録ID: 72886
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
夏の花が満開の、八方尾根をたどって唐松岳へ
2010年08月02日(月) [日帰り]
tanigawa
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
8月1日
東京・西多摩(21時15分)→
8月2日
白馬村の道の駅白馬(0時30分着、1時05分就寝、5時45分出発)
→黒菱第3リフトの駐車場(6時10分着、32分発)→リフト乗り継ぎ→八方山荘(7時02分着、出発)→八方池(7時35分通過)→大きな雪田(8時35分通過)→唐松岳頂上山荘(9時45分)→唐松岳(10時05分着、25分発)→山荘(昼食、11時05分発)→八方池(12時35分着、50分発)→八方山荘(13時35分着)→リフト乗り継ぎ→黒菱第3リフト駐車場(13時55分着)
車→夜7時前に、自宅着。(途中、松本、須玉、勝沼でにわか雨)
東京・西多摩(21時15分)→
8月2日
白馬村の道の駅白馬(0時30分着、1時05分就寝、5時45分出発)
→黒菱第3リフトの駐車場(6時10分着、32分発)→リフト乗り継ぎ→八方山荘(7時02分着、出発)→八方池(7時35分通過)→大きな雪田(8時35分通過)→唐松岳頂上山荘(9時45分)→唐松岳(10時05分着、25分発)→山荘(昼食、11時05分発)→八方池(12時35分着、50分発)→八方山荘(13時35分着)→リフト乗り継ぎ→黒菱第3リフト駐車場(13時55分着)
車→夜7時前に、自宅着。(途中、松本、須玉、勝沼でにわか雨)
天候 | 晴れ、ときどき曇り。ときどきガス。(夕方から雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
前夜泊した「道の駅白馬」は、日曜日の夜にもかかわらず、駐車場は登山者などの車で8割が埋まる。 道の駅白馬からは、国道148号が白馬の街に入る手前で、長野市からのオリンピック道路が右から斜めに立体交差する。そこからオリンピック道路に入る。 ペンション街から黒菱第3リフトへの上りの林道は、要所に看板があるが、いりくんだ道なのでナビを「黒菱第3リフト」に設定して誘導してもらった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八方尾根には黒菱第3リフトが登山者用に朝早く運転するので、便利。そのうえ高い位置まで車で上がれて、ゴンドラにくらべて安い。 リフトで八方山荘に上がると、トイレはここと、途中にもう1か所、そして唐松岳頂上山荘に200円のトイレがある。 水場は、八方山荘にあったかもしれないが、途中にはないので、1人2リットル余は持ちあがった方が良い。 頂上山荘では1リットル300円と、北アのなかでもきわめて高価。 |
写真
撮影機器:
感想
後立山連峰でまだ登っていなかったのが、唐松岳。八方尾根は花の多い時期に行ってみたかったところ。今回、天候の具合からこの山域ならば昼過ぎまではもちそうというので、急きょ、登ることにした。
前泊した「道の駅 白馬」は、駐車場が7、8割いっぱい。日曜日の夜でも同じことを考えた登山者が多くて、びっくりした。
八方尾根の花は、いまが夏の盛りで、ほんとにすばらしかった。午前11時には頂上に立たないと雷雨が心配ということで、私もカミさんも真面目に登る。
が、さすがに花が多い尾根で、私は、花の接写をやっては、カミさんに引き離されて、また追いかける。
接写のときは、数秒間、呼吸を止めるので、なかなかしんどい。
ほどほどに登りがいがある八方尾根から、稜線に立って飛び込んできたのが、剣岳、立山の眺めだった。鹿島槍からは、剣の谷、雪渓の1つ1つが良く見える角度だが、唐松岳からはやや斜めになる、その分、剣は鋭角的な姿が強調されて、男ぶりがあがったように見える。
11時過ぎに下山にかかる。稜線も、八方尾根も、霧の中。
また追いかけっこのように行動して、13時すぎに八方山荘へ帰り着いた。
白馬の街中の共同湯で、汗を流した。
夕方、松本インターから岡谷にかけて、強い雨になった。
(この日は本当は新潟側でずっと行きたかった山を予定していた。しかし、午後から雷雨という天気が続き、沢をいくつか徒渉するその山は、繰り延べに。
良い条件を待って、挑戦しよう。)
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tanigawaさん、こんにちは。
お花の唐松岳、楽しまれたようで何よりです。
写真もきれいでお花の写真などは花好きな人が撮影された写真だとよくわかります。
我らがヤマレコ大先生のtanigawaさんにご意見すること、タイヘンおこがましいのですが 、8枚目の「?」はキバナノカワラマツバだと思います。
全国的に分布しているようなのですが、他の山ではなかなか見る機会のない花ですね。
接写後に息がハァハァなるのはボクも同じです。
重めの荷物を背負ったまましゃがみこんで撮影した時など特に息が切れてひぃ〜ひぃ〜言ってしまいます。
まわりの人に、なに息切らせてるんだ?って感じで見られてしまいます。 。
こんにちは,tanigawaさん。
見事なお花さん達の写真に,思わずウットリしてしまいました
夏の花満開の八方尾根 素敵ですね
こちらの方面は,スキーでしか行ったことがありませんが,
いつか体力と時間に余裕が出来るようになったら行ってみたいです
写真は難しいですね
ブレをなくすには息を止めることが必要だったのですね (メモメモ )
勉強になります
次回,挑戦してみます
countryboy さん、キバナノカワラマツバってのが、けっこう広く分布しているんですね。初めて聞きました。
いま辞典と、大判の元画像をくらべてみました。まちがいないです。4弁の花の特徴、葉が松葉をおもわせるぐらい、すらりとしている。ヨツバムグラ、ヤエムグラと同じ仲間なんですね。
ありがとうございます。
>接写後に息がハァハァなるのはボクも同じです。
重めの荷物を背負ったまましゃがみこんで撮影した時など特に息が切れてひぃ〜ひぃ〜言ってしまいます。
私は、行動を容易にするため、三脚でなく一脚を使っています。構図を決めて、写して、次の移動まで、スピーディーなんですが、その代わり、シャッターを押す瞬間はできるだけ体の動きを止める必要があります。
10秒くらい撮影したあと、さて動こうとすると、立ちくらみがすることもあるし、まずは呼吸をしっかり回復しないと歩き出せません。
今回は往復で750枚の撮影をしました。
そのうえ、11時に山頂に立たねば、雷雨がくるということで、ほとんどまともに休まず、歩き続けました。
八方尾根の良さを初体験しましたが、信州側の登山口の中では抜群に花が多い尾根ルートですね。みなさんのように、四季折々に行きたいです。6月、7月に再訪したいですね。
kayo-pi さんへ。
>いつか体力と時間に余裕が出来るようになったら行ってみたいです
人が少ない平日ねらいで行ったのです。これは当たりでした。広い年代の方が、ハイカーをふくめて、登っていました。
1泊小屋泊まりならば、首都圏からでも行けると思います。急登はありません。逃げ場がないので、雷雨だけは注意です。
私たちは、まずまちがいなく雷雨に遭うと思って、長時間退避できるようツエルトや保温の着替えをもっていきました。
>ブレをなくすには息を止めることが必要だったのですね
人によっては話しながらシャッターを切るプロもいますが、私はファインダーをのぞいたら、息をするのを忘れてしまいます。
真似しない方がいいのかも。時と場合によるし、用具によってもさまざまあります。
tanigawaさん、こんにちわ。
八方尾根は手軽に山岳風景と高山植物が楽しめるので
観光客も多く、とても賑わいますね。
山の会ではいつもシーズン初めに唐松岳に行きます。
夏山シーズンの手始めという感じでしょうか。
その頃は雪渓の辺りにはシラネアオイ、ユキワリソウ、
ベニバナイチゴなども沢山咲いています。
私は3年前の入院以降は無理をせず、
山頂まで行かないで丸山ケルンか扇雪渓辺りまでで
お花を楽しんでいます。
今年はお花が遅かったので、7/10に行った時はまだ
夏のお花はそれほど咲いていませんでした。
なので、このレポを見て
また行きたくなってしまいました
ウメバチソウの下の?マークのお花ですが、
イワシモツケだと思います。
sakusakuさん、そうですか、イワシモツケですか。
図鑑で見たら、葉の先端部が鋸歯があるものと、全縁(鋸歯がなくまるい)ものとがあるとのことです。
八方で見かけたこの個体は、全縁のものだったようです。
鳥海山でマルバシモツケを見かけたのですが、花も葉もちょっと特徴が違い、わからないでいました。
ありがとうございます。
八方は、遠見尾根などから眺めると、だらだらした長い尾根で、ちょっと遠慮してしていたのですが、実際に行ったら予想外。景観も素晴らしいし、なだらかなだけに湿地や水っぽいところが多く、多種類の条件のところに、いろんな花が生きていました。
みなさんが毎年、しかも早めの時期に行きたくなっちゃうのも、納得です。
黒菱から上がったのは、sakusakuさんらの記録を読ませていただいたからで、リフトの運転も一番早く、助かりました。
あの大きな雪田は、扇雪渓というのですか? たしかに下に立つと、扇に囲まれてしまう感じがありますね。登山者の憩いの場、湿性の植物、沢沿いの低木の多い、いい場所でした。
こんにちは。いつも感心します。丁寧に花の名前が付けられていて、無精な私は関心至極です。
8日から猿倉から入りますから、やっと花を楽しめますかな。いろいろは花に会ってきます。
riekoさん、こんばんは。
花は、それぞれ不思議なつくりをしていて、飽きません。山で出会って、調べたものは、記憶にもずっと残ります。
私は、最近は自分にとってぎりぎりの登山は避けちゃってます。riwkoさんのチャレンジ魂には感心させられます。
猿倉から、もしかしたら清水岳方面へでも行くのですか。今年の北アは残雪がまだしっかり残っていて、花も長く楽しめます。良い山旅になるよう願っております。
まだまだ花が楽しめそうですね。去年清水尾根から親不知まで歩きました。今回は猿倉から入山して、唐松に登り、祖母谷から清水尾根に上がり、白馬大池から、山の神尾根を下山したいと思っていますが、天気が安定しないと無理はしません。また猿倉へ下山もできますから、
相手についていくのも大変ですが、時間をかけて歩けば登れると思っています。清水尾根はニッコウキスゲがきれいでした。
riekoさんへ
さすが、というか、びっくりです。清水岳は一回は行こうと思ってきたところでした。
それを、ルートを変えて1回の山行で、2度も上り下りですか。累積標高が、かなりすごい数字になりますね。
人知れず咲く花が、迎えてくれますね。
祖母谷につながる道は、体験済みとは思いますが、枝沢を何本かトラバースしてゆくため、雨天の場合は気をつけてください。
帰ってからの記録を楽しみにしています。
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