紅葉の金峰山（大弛峠から瑞牆山荘へ）

2015年10月03日(土) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 10.9km
• 登り: 545m
• 下り: 1,379m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 0:34
• 合計: 4:53

8:57 大弛峠
9:03 9:04 夢の庭園
9:10 9:11 大弛峠
9:31 9:31 朝日峠
9:45 9:45 大ナギ
9:58 9:59 朝日岳
10:43 10:47 金峰山
10:50 10:50 五丈石
11:07 11:11 金峰山小屋分岐
11:18 11:18 千代の吹上
11:28 11:30 砂払の頭
12:05 12:19 大日岩
12:38 12:38 大日小屋
12:45 12:45 鷹見岩分岐
13:11 13:18 富士見平小屋
13:50 みずがき山荘

天候

これ以上は望めないほどの快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

塩山駅北口から7:30発の栄和交通さんの大弛峠行きバスを利用しました。
柳平で29人乗りのマイクロバスから10人乗りのジャンボタクシーに乗り換えます。
所要時間は約1時間15分でした。

コース状況／危険箇所等

・コースは全体によく整備されています。道迷いにつながるような不明瞭な箇所は特にありませんでした。

・千代の吹上の通過では風化花崗岩の岩塊の上を通過するので慎重に行動した方が良いですね。それから、あまり絶壁に近づかないように。

・大日岩から富士見平小屋にかけての道沿いはなだらかではっきりしていない部分もあるので、立木の赤テープを確認しながら下りました。（迷うほどではありません。）

その他周辺情報

・富士見平小屋で、「増富の湯」の50円割引券がもらえました。（820円→770円）

・瑞牆山荘から韮崎駅行きのバス料金も、増富の湯に立ち寄った方がなぜか10円安かった。（2060円→2050円）

写真

10/3 8:58

大弛峠は、車道が通過できる峠としては日本最高所の峠として有名ですよね。
昨年は自転車で標高差1900mを登りきりました。

10/3 9:02

大弛峠から夢の庭園まではご覧のとおり木道が整備されていて誰でも気軽に立ち寄ることができます。

10/3 9:08

この分岐を右に折れると夢の庭園です。

10/3 9:06

南アルプスの山並みが美しく眺められます。
紅葉は標高2,300mから2,500m位が見ごろでした。

10/3 9:07

白峰三山をアップで。

10/3 9:07

これから歩くコースを撮ってみました。
手前から朝日岳、左端に鉄山、左手奥に金峰山。

10/3 9:14

再び大弛峠に戻り、いよいよ金峰山への登りの開始です。

10/3 9:45

しばらくはご覧のようなしっとりと苔むした原生樹林帯を進みます。

10/3 9:55

朝日岳の山頂近くになると露岩帯も出てきます。もちろん展望良好。

10/3 9:54

露岩帯からは左右均整のとれた富士山がお出迎え。

10/3 9:54

振り返れば、国師岳方面もよく見えます。

10/3 9:55

白峰三山の手前下には茅ヶ岳の姿も見えています。

10/3 9:55

三宝山、甲武信ヶ岳、木賊山の連なりも。

10/3 9:56

縞枯れ模様も良い感じです。

10/3 10:02

純日本風の景色。

10/3 10:04

朝日岳を越えると本命の金峰山が大きく近づいてきました。

10/3 10:11

10/3 10:21

鉄山を直登するコースを左に分けて、右手の巻き道を進みました。

10/3 10:38

金峰山頂に近づくと展望が一気に開けます。
八ヶ岳東面の全貌がはっきりと確認できます。手前は瑞牆山と大日岩。

10/3 10:38

瑞牆山をアップで。
左手にある大ヤスリ岩には、クライマー時代に登ったことがあります。

10/3 10:41

こんななだらかな頂上稜線をのんびりと歩けば頂上です。

10/3 10:46

山頂に到着！
標高2599mは奥秩父第2位の標高。

10/3 10:47

山頂からあらためて富士山。

10/3 10:48

歩いてきた山並みをパチリ。

10/3 10:50

これから下る千代の吹上を俯瞰します。

10/3 10:51

名物「五丈岩」と南アルプス。

10/3 10:52

岩のてっぺんに立ちたいけれど・・・
こわいからやめときました。（笑）

10/3 10:55

横に回るとスリムです。

10/3 10:58

さて、瑞牆山荘に向けて下山開始。

10/3 11:09

千代の吹上は奇岩・巨岩のオンパレード。

10/3 11:09

だいぶ遠ざかりました。

10/3 11:11

ナナカマドかな？
赤い色が鮮やかでした。

10/3 11:12

瑞牆山もだいぶ近づいてきました。

10/3 11:16

千代の吹上にある立派な岩のピーク

10/3 11:21

10/3 11:23

岩と岩に囲まれて、富士山も奥ゆかしい姿を見せてくれました。

10/3 11:27

私の好きなアングルです。
高校時代にこの岩を初めて眺めた時に岩へのあこがれが漠然と湧きあがってきたのを思い出しました。

10/3 11:30

この岩のテラスで一休みしました。

10/3 11:48

紅葉も良い感じです。

10/3 11:59

ダケカンバも色づいてきましたよ。

10/3 12:18

大日岩まで下りました。

10/3 12:09

立派な岩です。（左手背後には八ヶ岳連峰が見えます。）

10/3 12:20

八ヶ岳と飯森山と大日岩。

10/3 12:21

美しい花崗岩のスラブですねー。

10/3 12:23

いやー、またクライミングをやりたくなってきた。（笑）
でも、リングボルトやハンガーボルトの類はありませんでした。

10/3 12:25

大日岩から少し下った所からは紅葉と南アルプス、茅ヶ岳が午後の光に輝いていました。

10/3 12:26

10/3 12:41

大日小屋は無人小屋のようです。

10/3 13:14

やっと富士見平小屋まで下ってきました。

10/3 13:22

ここから瑞牆山方面に少し進みましたが、バス時刻が迫ってきたので登らずにUターン。

10/3 13:53

富士見平小屋から約35分でバス停のある瑞牆山荘に到着しました。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR800 カシオ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

gorozo

金峰山は高校時代に私が初めて登った2,500m以上の高峰です。
それから数えると47年という月日が経ったことになります。
当時は増富温泉までしかバスが通じていなくて、そこから歩き始め富士見平小屋に1泊してから翌日に往復するのが一般的だったと記憶しています。

今では大弛峠まで車で上がれるので、簡単にしかも日帰りで2599mの高峰に登ってこられるようになり、まさに隔世の感です。

昨年は老骨にムチ打って、大弛峠まで自転車で上がり、国師岳、北奥千丈岳を歩いてきました。これもモータリゼーションの進化のおかげです。

今回、路線バスを利用できたので大弛峠からの往復ではなく、瑞牆山荘まで通して歩けたのが良かったです。
金峰山は東側よりも岩岩した西側の方が見ごたえがありますから。

さらに、今回わかったのですが、栄和交通のバスがアコウ平でも降ろしてくれるので、古くから修験者の登山路だった「古道」経由でも日帰りで行かれることがわかったので、次回はぜひ古道からの金峰山を楽しんでみたいものです。