雁坂峠・雁峠・笠取山〜お父さんの年末山逃亡大作戦(前編)〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,497m
- 下り
- 1,516m
コースタイム
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:04
天候 | 晴れ朝のうち時々曇り(風強し:非常に冷たい) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・12月27日現在、稜線上は5 cm程度の積雪。稜線以外はほとんど積雪なし(所々凍結している個所はある)。 ・雁峠付近は登山道が入り乱れ、要注意。 ・雁峠から新地平(広瀬)の登山道は、か細いところがある(稜線近くの水場付近)。赤布を見落とさないように。 |
写真
感想
秩父の叔父が長期入院から退院。年末、奥方から仕事を押し付けられる前に先制攻撃。「今年中に、快気伺いのついでに様子見してくる。叔父さんには、退院したら一度行くからと言ってあるし、俺の顔を見ると喜ぶからね。あっそうだ、ついでに山に登ってくるから」と言い残し、お父さんの山逃亡計画は大成功。
山行前夜、19時に自宅を出発。高速代をケチるため相模湖ICで降り、R20号をひた走る。23時には道の駅「みとみ」に到着。いつものように布団を持ち込んだ車内で熟睡。
翌朝、5時半起床。軽い食事を済ました後、夜明け前の6時20分出発。寒々とした景色の中、黙々と雁坂峠へ歩を進める。雁坂峠に近づくと、熊笹の斜面が広がる。景色も広がってくると同時に、冷たい風も吹き付けるようになってくる。上空にはちぎれた雪雲が流れ、おひさまの光も遮り勝ち。振り返ると、富士も南アも雲がまとわりついている。今日は相当強い寒気が流れ込んでいる感じだ。立ち止まると寒いのでどんどん歩く。
雁坂峠には9時30分到着。カメラで景色を写そうとするが、ちょっとの間でもグローブから素手を出すと、あっという間に凍えて痛い。エネルギー補給と身体を温めるため、行動食のおにぎりをサーモスに入れた熱い紅茶で流し込んだ。
稜線上は雪の道できれいだが、風が容赦なく吹き付け、手の先が冷たい。ついでに雪の道のため足先も冷たい。凍傷になるんじゃないかと心配になるが、歩いているうちに、身体があったまってくる。
古礼山到着、11時。風が弱いところを見つけてお昼にする。コンビニで買った握りずしのシャリが凍結してシャリシャリしてきた。ノンアルビールも飲んだから(こんな寒い日に飲まなくていいのだが)身体が冷え切ってしまった。サーモスの紅茶を飲むと生き返ったようにホッとした。
相変わらず風の冷たい稜線を黙々と歩き、雁峠に降り立った。12時30分。荒廃した小屋の前で、午後のティータイム。予定では、ここから下山することになっているが、時間もまだ早いことだし、笠取山まで足を延ばすことにする。雁峠から笠取山直下までは気持ちの良い草原の道。一直線の急な登りをやり過ごすと展望の良い笠取山頂上。13時20分。風はまだ強くて冷たいが、富士山と南アが顔をのぞかせてきた。
笠取山頂上で、今日初めての登山者と行き交う。また下りの途中で5〜6名の登山者と行き交った。日曜というのに出会った登山者はこれだけであった。雁峠からか細い登山道を赤布を目印に慎重に下る。沢沿いの荒れた林道歩きは実に長かった。新地平に下り立ったのは16時07分。国道沿いの道をぽくぽく歩き、道の駅「みとみ」に16時24分到着。日没前に何とか下山することができた。
雁坂トンネルを越え、この日は叔父のところで一晩厄介になり、次の日は武甲山と大持山、武川岳へハイキングに出かけた。
2日目の山行記録は
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-786051.html
こんばんは^^
奥秩父までは天気ヨサゲ、ただ風が強かったんですね。
丹沢は無風〜微風の間のようなもんでした。寒さはそのせいですね。
感想がイキナリ言い訳から入ってる
最後にとってつけたような「あっそうだ、ついでに山に登ってくるから」
って、なんだかなー
叔父さんはきっと寂しいだろうから、毎週行った方が良いと思いますよ ちなみに、次回から、「山に行ってくるね、あっそうだ、ついでに叔父さんの・・・」の方が良いんじゃないでしょうか Ψ(-◇−)Ψオッホホホッ〜
随分長距離ですね。 膝は大丈夫ですか?
おはようございます
確かに、風で寒さは変わりますね。次の日の武甲山では、気温は同じくらいだったと思いますが、微風で歩くにはちょうど良かったですから。
いや、順番は間違えると大変です。メインはあくまで、叔父の快気伺い。これだと「親戚づきあい大変ね。ごくろうさま 」となる (結果、シメシメ )が、山へ行くがメインになると「また、遊びに行くの?私たちがこんなに忙しいのに!、そうなんだ 〜! 家族を置いて 」となる(結果、トホホホ ) 。
長距離といえども、そんなに上り下りがなかったですから、ちょうどよい山歩きでした。黒戸尾根日帰り往復や、針ノ木日帰り巡回よりよっぽど楽ですよ。ただ、林道歩きが長い 。
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