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Yamareco

記録ID: 789641
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

小金沢連嶺縦走〜初登りは富士山に…♪会いに…〜

2016年01月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
19.4km
登り
1,043m
下り
1,627m

コースタイム

日帰り
山行
7:15
休憩
0:45
合計
8:00
8:10
8:10
60
9:10
9:10
35
9:45
10:00
55
10:55
11:05
10
11:15
11:15
5
11:45
11:45
35
12:20
12:40
25
13:05
13:05
35
14:10
14:10
30
大蔵林道出合
14:40
14:40
30
林道三叉路
15:10
15:10
5
天目トンネル入口
天候
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
[往路]東伏見4:30=5:00調布IC=[中央道]=勝沼IC=6:15天目山温泉P6:45=[TAXI]=7:15小屋平BS(登山口)
[復路]天目山温泉P16:50=[国道20]=東伏見20:30
(中央道小仏トンネルが帰省のUターンラッシュ渋滞25kmのため下道で帰宅)
コース状況/
危険箇所等
■コース状況
指導標がよく整備され全く問題がない
■合計距離: 19.4km
最高点の標高: 1996m  最低点の標高: 964m
累積標高(上り): 1086m 累積標高(下り): 1669m
その他周辺情報 ■やまと天目山温泉
・日帰り湯510円(3時間以内)とリーゾナブル。
・PH10超えのぬるぬるのアルカリ性単純泉。
・サウナはないが、30度の源泉の浴槽がある。
・駐車場は広い。温泉の指定管理者が栄和交通なのでタクシー予約のときに温泉に駐車することを伝えておいてもらうようお願いをした。
http://eiwa-kotsu.com/tenmoku/
■バス
・冬季はやまと天目山温泉までしか運行していない(年末年始は大晦日・三が日が天目山温泉までも全面運休)。温泉の帰り、歩いていた登山者カップルに声をかけて甲斐大和駅まで乗せたが正月も温泉からバスが運行しているものだと勘違いしたという。要注意ですね。
・タクシーか自家用車がアクセスの手段だが、自家用車だと周回コースを強いられることになるのでコース設定が難しい。
■タクシー
・(株)栄和交通タクシー(山梨県笛吹市春日居別田361-1 0553-26-2344)
http://eiwa-kotsu.com/taxi/
・甲斐大和駅〜小屋平 6290円(Web上の参考価格)
・やまと天目山温泉〜小屋平 4780円(今回の実支払い価格)
(やまと天目山温泉にタクシーを予約しておいた。タクシーは営業所出発時からメーターが入れられており、自分が温泉で実車になったときからは、2kmの基本料金が終了していて追加料金からのスタート。出発してすぐ90円ずつメーターが上がっていく。えっ?と思ったが、田舎では、こういう料金システムは見かけるのでがまん苦笑)。
■湯ノ沢峠避難小屋
http://yamadon.net/yama1000.php?f=2191&s=728
■費用
・ガス代:往復219km÷17km/LX112円/L=1450円
・高速料金(片道のみ):首都高620円+中央道1320円=1940円
・タクシー代(天目山温泉〜小屋平):4780円
・日帰り湯 510円   合計8680円
■歩数
・37368歩
朝の天目山温泉の駐車場。ここでタクシーを待ちます。先客は天体観測のクルマが一台。いくら暖かいとは云っても朝はさすがに寒い。 
2016年01月02日 06:45撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 6:45
朝の天目山温泉の駐車場。ここでタクシーを待ちます。先客は天体観測のクルマが一台。いくら暖かいとは云っても朝はさすがに寒い。 
天目山温泉をタクシー30分ほどで小屋平のBSに着きました。誰もいない寒々としたBSです。ここから登り始めます。
2016年01月02日 07:09撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1
1/2 7:09
天目山温泉をタクシー30分ほどで小屋平のBSに着きました。誰もいない寒々としたBSです。ここから登り始めます。
冬の季節はバスが天目山温泉までしか走りません。(くわえて正月は天目山温泉までのバスも運休)
2016年01月02日 07:10撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 7:10
冬の季節はバスが天目山温泉までしか走りません。(くわえて正月は天目山温泉までのバスも運休)
林道のBSの逆側には登山口があります。ここから石丸峠へと登っていきます。
2016年01月02日 07:10撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 7:10
林道のBSの逆側には登山口があります。ここから石丸峠へと登っていきます。
しばらくはぁはぁ登ると林道にひょいと出くわします。
2016年01月02日 07:32撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 7:32
しばらくはぁはぁ登ると林道にひょいと出くわします。
ちょっとずれた逆サイドは、道型が崩れたのでもう250mほど歩け!と言っています。はい、歩きます。
2016年01月02日 07:33撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 7:33
ちょっとずれた逆サイドは、道型が崩れたのでもう250mほど歩け!と言っています。はい、歩きます。
あけましておめでとう! 尾根から山道に入ると今年初めての富士山とご対面!。まだ赤みの残る素晴らしい正月富士です。
2016年01月02日 07:45撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9
1/2 7:45
あけましておめでとう! 尾根から山道に入ると今年初めての富士山とご対面!。まだ赤みの残る素晴らしい正月富士です。
頂上部のアップ! アップに耐える顔だね、ちみは・・・。
2016年01月02日 07:45撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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頂上部のアップ! アップに耐える顔だね、ちみは・・・。
今日たどるはずの尾根が見えてきました。あれは、石丸峠の南にある小金沢山でしょうか。
2016年01月02日 08:00撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1
1/2 8:00
今日たどるはずの尾根が見えてきました。あれは、石丸峠の南にある小金沢山でしょうか。
思わず、何度も富士山を撮影してしまいます。おそらく本日はずっと富士山を撮り続けることだろうなー。
2016年01月02日 08:03撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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1/2 8:03
思わず、何度も富士山を撮影してしまいます。おそらく本日はずっと富士山を撮り続けることだろうなー。
狼平の向こうには雲海が広がっています。素晴らしい!来てヨカッター!
2016年01月02日 08:03撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 8:03
狼平の向こうには雲海が広がっています。素晴らしい!来てヨカッター!
後ろを振り返ると白峰三山の勇姿が! いくら暖冬とはいってもさすがに3000mの稜線は白くお正月のお粉(しろい)をつけてすまし顔。
2016年01月02日 08:03撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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後ろを振り返ると白峰三山の勇姿が! いくら暖冬とはいってもさすがに3000mの稜線は白くお正月のお粉(しろい)をつけてすまし顔。
尾根の南側をずっとトラバースしていくと目指す石割峠が見えてきました。石丸峠とは石魔羅峠の転訛。すなわち石でできた男性のシンボル。昔は死亡率も高かったから子孫繁栄を願ってこういったお祈りの対象があったが、明治期に邪宗淫教とされて撤去されてしまったという。これも西洋文明に押しつぶされたというべきか。二代目と称される石魔羅様は、北緯35度43分48.37秒、東経138度50分23.88秒にあるという。
2016年01月02日 08:08撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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尾根の南側をずっとトラバースしていくと目指す石割峠が見えてきました。石丸峠とは石魔羅峠の転訛。すなわち石でできた男性のシンボル。昔は死亡率も高かったから子孫繁栄を願ってこういったお祈りの対象があったが、明治期に邪宗淫教とされて撤去されてしまったという。これも西洋文明に押しつぶされたというべきか。二代目と称される石魔羅様は、北緯35度43分48.37秒、東経138度50分23.88秒にあるという。
石丸峠。国土地理院地形図や以前の「山と高原地図」では一段上がった場所が石丸峠となっている。というか来た径がそのまま目の前の主稜線を少したどり東側の牛ノ寝通りへと下るまさにそのポイントが「峠」であるはず。そちらが本来の石丸峠だと思います。時代とともに変わってしまう地名。
2016年01月02日 08:09撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 8:09
石丸峠。国土地理院地形図や以前の「山と高原地図」では一段上がった場所が石丸峠となっている。というか来た径がそのまま目の前の主稜線を少したどり東側の牛ノ寝通りへと下るまさにそのポイントが「峠」であるはず。そちらが本来の石丸峠だと思います。時代とともに変わってしまう地名。
指導標の石丸峠から北方・大菩薩方面の「熊沢山」を見上げます。今回はこれには登らない。でもきれいなカヤトのコブですね!
2016年01月02日 08:10撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 8:10
指導標の石丸峠から北方・大菩薩方面の「熊沢山」を見上げます。今回はこれには登らない。でもきれいなカヤトのコブですね!
雪が残っていました。
2016年01月02日 08:16撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 8:16
雪が残っていました。
氷が発達して、”氷花”になっていました! キレイ〜! ♪酔ってなんかいないわ、泣いてない〜あ、あれは「♪氷雨」か。
2016年01月02日 08:16撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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氷が発達して、”氷花”になっていました! キレイ〜! ♪酔ってなんかいないわ、泣いてない〜あ、あれは「♪氷雨」か。
東面。丹沢山塊でしょうか。一番高いところは桧洞丸?左の向こう側にかすかに海が見えます!
2016年01月02日 08:19撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1
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東面。丹沢山塊でしょうか。一番高いところは桧洞丸?左の向こう側にかすかに海が見えます!
狼平へと下って行きます。カヤトだけの素晴らしい草原です。向こうに見えるのは小金沢山でしょう。
2016年01月02日 08:21撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 8:21
狼平へと下って行きます。カヤトだけの素晴らしい草原です。向こうに見えるのは小金沢山でしょう。
白峰三山の左には悪沢岳(右)と赤石岳(左)か。
2016年01月02日 08:21撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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白峰三山の左には悪沢岳(右)と赤石岳(左)か。
ふと見ると狼平に一匹のシカさんが! オオカミはいないが、シカがいたw。 じーっと佇んでこちらを見ていました。朝陽を浴びて神々しささえ感じました。近づくとゆっくりと去っていきました。
2016年01月02日 08:26撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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1/2 8:26
ふと見ると狼平に一匹のシカさんが! オオカミはいないが、シカがいたw。 じーっと佇んでこちらを見ていました。朝陽を浴びて神々しささえ感じました。近づくとゆっくりと去っていきました。
最初の顕著なピークである小金沢山に着きました。山梨百名山Get! フライングゲット! またの名を雨沢ノ頭という。ただし「雨沢」はこのピークから西に張り出す「ウス尾根」の南側を西に流下する沢名なので「雨沢」が直接このピークに突き上げるわけではないのだ。
2016年01月02日 09:06撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 9:06
最初の顕著なピークである小金沢山に着きました。山梨百名山Get! フライングゲット! またの名を雨沢ノ頭という。ただし「雨沢」はこのピークから西に張り出す「ウス尾根」の南側を西に流下する沢名なので「雨沢」が直接このピークに突き上げるわけではないのだ。
小金沢山の三角点。三等三角点で点名は「雨沢」。埋標は明治37年。当時、天目山地区から焼山沢ぞいに湯ノ沢峠に登りそこから北上縦走して埋設しました。「点の記」では俗にこの頂きのあたりを「雁ノ腹摺」と呼ぶと記していますから当時はこの平坦な尾根をピークを特定することなくそう呼んでいたみたい。
2016年01月02日 09:06撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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小金沢山の三角点。三等三角点で点名は「雨沢」。埋標は明治37年。当時、天目山地区から焼山沢ぞいに湯ノ沢峠に登りそこから北上縦走して埋設しました。「点の記」では俗にこの頂きのあたりを「雁ノ腹摺」と呼ぶと記していますから当時はこの平坦な尾根をピークを特定することなくそう呼んでいたみたい。
小金沢山からの端正な富士。おそらく均整のとれた山体、三重構造の”仕掛け”が見るものを感動させるのでしょうか。
2016年01月02日 09:07撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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小金沢山からの端正な富士。おそらく均整のとれた山体、三重構造の”仕掛け”が見るものを感動させるのでしょうか。
小金沢山も少しばかり雪がありました。
2016年01月02日 09:07撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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小金沢山も少しばかり雪がありました。
秀麗富嶽12景 2番山頂だそうです。やったね。
2016年01月02日 09:08撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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秀麗富嶽12景 2番山頂だそうです。やったね。
たしかにそうだ・・・! すばらしい秀麗富嶽だ。
2016年01月02日 09:18撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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たしかにそうだ・・・! すばらしい秀麗富嶽だ。
あまりの気持ちの良さに青空まで撮ってしまう!
2016年01月02日 09:18撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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あまりの気持ちの良さに青空まで撮ってしまう!
あまりアップダウンのない気持ちのよいカヤトの縦走路が続きます。鼻唄がでてくるようなそんな気分・・・。
2016年01月02日 09:34撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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あまりアップダウンのない気持ちのよいカヤトの縦走路が続きます。鼻唄がでてくるようなそんな気分・・・。
またまた”氷花(こおりばな)”が。
2016年01月02日 09:36撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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またまた”氷花(こおりばな)”が。
暖かくなれば融けてしまう うたかたの花。
2016年01月02日 09:37撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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暖かくなれば融けてしまう うたかたの花。
そう今だけ、今だけ。そーっと。
2016年01月02日 09:38撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 9:38
そう今だけ、今だけ。そーっと。
牛奥ノ雁ガ腹摺山に着いた! ここも2番山頂。なんでもこの名前は日本で一番長い山の名前だそうだ。確かにカムイエクウチカウシは10音。コイカクシュサツナイも10音ですね。
2016年01月02日 09:41撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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牛奥ノ雁ガ腹摺山に着いた! ここも2番山頂。なんでもこの名前は日本で一番長い山の名前だそうだ。確かにカムイエクウチカウシは10音。コイカクシュサツナイも10音ですね。
黒岳を目指します。
2016年01月02日 10:00撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 10:00
黒岳を目指します。
牛奥と黒岳のあいだの気持ちのよい草原。
2016年01月02日 10:10撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 10:10
牛奥と黒岳のあいだの気持ちのよい草原。
川胡桃沢ノ頭。とりとめもないピーク。ちなみに地図で「川胡桃沢」を探しましたが、見つかりませんでした。どこにあるの?この沢。
2016年01月02日 10:27撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 10:27
川胡桃沢ノ頭。とりとめもないピーク。ちなみに地図で「川胡桃沢」を探しましたが、見つかりませんでした。どこにあるの?この沢。
黒岳に着きました。さくさく。
2016年01月02日 10:53撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 10:53
黒岳に着きました。さくさく。
黒岳山頂の標識。
2016年01月02日 10:54撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 10:54
黒岳山頂の標識。
そして三角点。ここのは一等三角点でございます。点名は「小金沢山」となっています。明治17年埋設です。
2016年01月02日 10:54撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 10:54
そして三角点。ここのは一等三角点でございます。点名は「小金沢山」となっています。明治17年埋設です。
本日唯一の記念写真を撮影しました。
2016年01月02日 10:59撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 10:59
本日唯一の記念写真を撮影しました。
黒岳を越えるとすばらしい原生林が広がっていました。こんなところでキャンプでもいいなー!
2016年01月02日 11:12撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 11:12
黒岳を越えるとすばらしい原生林が広がっていました。こんなところでキャンプでもいいなー!
これも。
2016年01月02日 11:12撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 11:12
これも。
やまなしの森林100選になっているようです。やはり落葉広葉樹が好き。
2016年01月02日 11:12撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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やまなしの森林100選になっているようです。やはり落葉広葉樹が好き。
白谷が丸の頂上の富士山。あ、また富士山の写真を撮ってしまった。だって仕方がないんだもん。誰だって北川景子がそばにいたら何枚も写真撮るでしょ?!
2016年01月02日 11:16撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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白谷が丸の頂上の富士山。あ、また富士山の写真を撮ってしまった。だって仕方がないんだもん。誰だって北川景子がそばにいたら何枚も写真撮るでしょ?!
白谷ガ丸頂上。ここは露地となっていてことの他、景色がいい!黒岳の頂上直下を境界線にして以南は「花崗岩」に変わる。ここが「白谷ガ丸」、黒岳の東の1792mのピークは「赤谷ガ丸」。その地質の違いが赤白の色彩の違い→ピーク名の違いに現れていることが面白い。
2016年01月02日 11:16撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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白谷ガ丸頂上。ここは露地となっていてことの他、景色がいい!黒岳の頂上直下を境界線にして以南は「花崗岩」に変わる。ここが「白谷ガ丸」、黒岳の東の1792mのピークは「赤谷ガ丸」。その地質の違いが赤白の色彩の違い→ピーク名の違いに現れていることが面白い。
白谷ガ丸からは八ヶ岳連峰も見えましたよ。
2016年01月02日 11:17撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 11:17
白谷ガ丸からは八ヶ岳連峰も見えましたよ。
このようなパンのような岩が。花崗岩が風化しやすくこのようにヒビが入るのでは?と。「白谷ガ丸」も花崗岩質の白いマサ土から来ているのではないかと。地質図を見ると黒岳頂上直下〜滝子山頂上手前までは花崗岩。それ以北と以南はメランジュという複数の岩がまざった岩質。
2016年01月02日 11:18撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 11:18
このようなパンのような岩が。花崗岩が風化しやすくこのようにヒビが入るのでは?と。「白谷ガ丸」も花崗岩質の白いマサ土から来ているのではないかと。地質図を見ると黒岳頂上直下〜滝子山頂上手前までは花崗岩。それ以北と以南はメランジュという複数の岩がまざった岩質。
白谷ガ丸の衛星峰に立ち寄りました。雁が腹摺山を望みます。500円札の裏側の富士山を描いた場所です。今度行ってみたいなー。
2016年01月02日 11:21撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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白谷ガ丸の衛星峰に立ち寄りました。雁が腹摺山を望みます。500円札の裏側の富士山を描いた場所です。今度行ってみたいなー。
湯ノ沢峠を見下ろします。湯ノ沢峠は大きなギャップになっていて大下りとなります。
2016年01月02日 11:29撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 11:29
湯ノ沢峠を見下ろします。湯ノ沢峠は大きなギャップになっていて大下りとなります。
またまた富士山を。
2016年01月02日 11:29撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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またまた富士山を。
小ぢんまりした湯ノ沢峠を通過します。あとから見たけど、両側から林道が迫ってる。できれば、峠はそのままにしておいて欲しいなー。自然のままが一番いいよ。
2016年01月02日 11:45撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 11:45
小ぢんまりした湯ノ沢峠を通過します。あとから見たけど、両側から林道が迫ってる。できれば、峠はそのままにしておいて欲しいなー。自然のままが一番いいよ。
湯ノ沢峠の標柱は倒れてしまっていました。一応、石丸峠〜湯ノ沢峠が「小金沢連嶺」、湯ノ沢峠以南は、「南菩薩連嶺」と呼ばれているよう。ということで南菩薩連嶺に足を踏み入れよう。
2016年01月02日 11:45撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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湯ノ沢峠の標柱は倒れてしまっていました。一応、石丸峠〜湯ノ沢峠が「小金沢連嶺」、湯ノ沢峠以南は、「南菩薩連嶺」と呼ばれているよう。ということで南菩薩連嶺に足を踏み入れよう。
すぐにシカ柵があります。シカの増加も自然の一部なわけで。あまり操作はどうかなーと思うけれど、難しい問題です。
2016年01月02日 11:49撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 11:49
すぐにシカ柵があります。シカの増加も自然の一部なわけで。あまり操作はどうかなーと思うけれど、難しい問題です。
湯ノ沢峠から一段あがると草原が広がってその向こうに大蔵高丸が一段と高い。いやー足が疲れてきた。これを登るのかー。
2016年01月02日 11:53撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 11:53
湯ノ沢峠から一段あがると草原が広がってその向こうに大蔵高丸が一段と高い。いやー足が疲れてきた。これを登るのかー。
峠の上の草原から白谷が丸を振り返る。かなり上に見えます。
2016年01月02日 11:56撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 11:56
峠の上の草原から白谷が丸を振り返る。かなり上に見えます。
大蔵高丸の頂上に着きました。ふた組のカップルが静かにごはんを食べていました。本日タクシーの運転手と別れてから初めて人に逢いました。自分も人恋しさからかよっこらしょと腰を下ろして20分ほど休憩〜富士山に見守られながら。
2016年01月02日 12:21撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 12:21
大蔵高丸の頂上に着きました。ふた組のカップルが静かにごはんを食べていました。本日タクシーの運転手と別れてから初めて人に逢いました。自分も人恋しさからかよっこらしょと腰を下ろして20分ほど休憩〜富士山に見守られながら。
おやおや? よく見るといつの間にか富士山に笠雲が! 明日は悪天なんでしょうか?心配です。
2016年01月02日 12:22撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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1/2 12:22
おやおや? よく見るといつの間にか富士山に笠雲が! 明日は悪天なんでしょうか?心配です。
ふた組さんを尻目に出発。外人さんと日本の方のカップルは自分と同じ南下方向のようでした。ハマイバの丸に到着。すぐでした。
2016年01月02日 13:00撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 13:00
ふた組さんを尻目に出発。外人さんと日本の方のカップルは自分と同じ南下方向のようでした。ハマイバの丸に到着。すぐでした。
破魔射場と書くようです。正月に訪れた神社での破魔矢を思い出しました。正月に相応しい頂上じゃないですか!破魔射場丸は真木の集落の人が破魔矢を射る神事を行ったところだった。
2016年01月02日 13:01撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 13:01
破魔射場と書くようです。正月に訪れた神社での破魔矢を思い出しました。正月に相応しい頂上じゃないですか!破魔射場丸は真木の集落の人が破魔矢を射る神事を行ったところだった。
頂上三角点。三等で点名は「槻沢ノ頭」。槻沢がどの沢かは判然としません。この山に埋標するため大月側から登ったようですが、大蔵側からもあまり大差ないと言っています。
2016年01月02日 13:01撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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頂上三角点。三等で点名は「槻沢ノ頭」。槻沢がどの沢かは判然としません。この山に埋標するため大月側から登ったようですが、大蔵側からもあまり大差ないと言っています。
まだ笠雲がかかっている。けど小さくなった。これで富士山とはお別れかな? 一日ありがとう。
2016年01月02日 13:15撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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まだ笠雲がかかっている。けど小さくなった。これで富士山とはお別れかな? 一日ありがとう。
青空が、わぁぁぁぁぁ、素晴らしいぞー!
2016年01月02日 13:17撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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青空が、わぁぁぁぁぁ、素晴らしいぞー!
午後の斜光に照らされて素晴らしい雑木林が。
2016年01月02日 13:24撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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午後の斜光に照らされて素晴らしい雑木林が。
天下石だとか。どういう経緯でこの石が? ジオパーク的には気になりますね。侵食に耐えて残った溶岩という感じではない。
2016年01月02日 13:25撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 13:25
天下石だとか。どういう経緯でこの石が? ジオパーク的には気になりますね。侵食に耐えて残った溶岩という感じではない。
たくさんの落ち葉の海に足首まで潜って歩きます。いいなー!(o(^▽^)o
2016年01月02日 13:36撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 13:36
たくさんの落ち葉の海に足首まで潜って歩きます。いいなー!(o(^▽^)o
このあたり雑木林が素晴らしい。
2016年01月02日 13:38撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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このあたり雑木林が素晴らしい。
尾根上の目的地、米背負峠に着きました。以前の「山と高原地図」では「米背負」とあります。いつのまにか”峠”がついてしまいました。安倍奥の「山伏」を「山伏岳」とつけるようなものでしょうか。以前ここから下る道はなかったんですが、下の林道の延長で使われるようになった登山道なんでしょうね。
2016年01月02日 13:39撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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尾根上の目的地、米背負峠に着きました。以前の「山と高原地図」では「米背負」とあります。いつのまにか”峠”がついてしまいました。安倍奥の「山伏」を「山伏岳」とつけるようなものでしょうか。以前ここから下る道はなかったんですが、下の林道の延長で使われるようになった登山道なんでしょうね。
樹林帯に入ると日陰となって陰鬱。上を見るとなんだか明るい気分になれる、そんな気がいたしました。はい。
2016年01月02日 13:47撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 13:47
樹林帯に入ると日陰となって陰鬱。上を見るとなんだか明るい気分になれる、そんな気がいたしました。はい。
米背負沢も緩やかになって木橋なども出てきました。
2016年01月02日 14:00撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 14:00
米背負沢も緩やかになって木橋なども出てきました。
林道に出ました。大蔵沢大鹿林道といいます。
2016年01月02日 14:08撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 14:08
林道に出ました。大蔵沢大鹿林道といいます。
でもって林道には、ゲートがありますね。ゲートとは逆の方向に下っていきます。
2016年01月02日 14:08撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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でもって林道には、ゲートがありますね。ゲートとは逆の方向に下っていきます。
こんな感じの林道ですが、途中にでかい石が落下していたりして、クルマは通れるのでしょうかね。
2016年01月02日 14:21撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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こんな感じの林道ですが、途中にでかい石が落下していたりして、クルマは通れるのでしょうかね。
あ”〜! 今日最後の富士山が見えたぁ。ホントに一日ありがとう!
2016年01月02日 14:21撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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あ”〜! 今日最後の富士山が見えたぁ。ホントに一日ありがとう!
この橋を渡ると対岸でもう一つの枝林道が右岸沿いに延びていました。
2016年01月02日 14:40撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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この橋を渡ると対岸でもう一つの枝林道が右岸沿いに延びていました。
大蔵隧道が口を開けています。懐中電灯がないとちょっと苦しいかな。
2016年01月02日 14:54撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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大蔵隧道が口を開けています。懐中電灯がないとちょっと苦しいかな。
大蔵隧道の銘板。県知事が揮毫したようだ。この望月前知事、山梨県有林の活用ということで民間に県有林を貸し付けてゴルフ場を開発させたりということを推し進めた人だった。
2016年01月02日 14:54撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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大蔵隧道の銘板。県知事が揮毫したようだ。この望月前知事、山梨県有林の活用ということで民間に県有林を貸し付けてゴルフ場を開発させたりということを推し進めた人だった。
ゲートにぶつかりました。
2016年01月02日 15:06撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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ゲートにぶつかりました。
長い林道の入り口、というか自分にとっては出口。林道大蔵沢大鹿線といいました。
2016年01月02日 15:07撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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長い林道の入り口、というか自分にとっては出口。林道大蔵沢大鹿線といいました。
下の天目トンネルの少し上にあった廃トンネル。これでは狭くて交互通行も難しいね。このすぐ下に天目トンネルが新しく穿たれています。
2016年01月02日 15:09撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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下の天目トンネルの少し上にあった廃トンネル。これでは狭くて交互通行も難しいね。このすぐ下に天目トンネルが新しく穿たれています。
右の林道を向こうから来て、左の天目トンネルの入り口で合流しています。ヘアピンのようにしてトンネルに入っていきます。天目山温泉はすぐそこ!むふふ、温泉おんせん!
2016年01月02日 15:10撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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右の林道を向こうから来て、左の天目トンネルの入り口で合流しています。ヘアピンのようにしてトンネルに入っていきます。天目山温泉はすぐそこ!むふふ、温泉おんせん!
「天目トンネル」。最近は「隧道」って言わないんですね。西洋かぶれ?(笑)
2016年01月02日 15:10撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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「天目トンネル」。最近は「隧道」って言わないんですね。西洋かぶれ?(笑)
天目トンネルを出るとさきほどの廃トンネルの出口が。こんなところに萠えてしまうワタシは、穴フェチ? いやいや…。
2016年01月02日 15:12撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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天目トンネルを出るとさきほどの廃トンネルの出口が。こんなところに萠えてしまうワタシは、穴フェチ? いやいや…。
ふぅ、やっと「やまと天目山温泉」に戻ってきました。新調した靴でシッカリ靴ずれ作った…。シミそう…。
2016年01月02日 15:14撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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ふぅ、やっと「やまと天目山温泉」に戻ってきました。新調した靴でシッカリ靴ずれ作った…。シミそう…。
温泉の前にあるBS。通年運行。ただし大晦日・三が日は休み。
2016年01月02日 15:14撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1/2 15:14
温泉の前にあるBS。通年運行。ただし大晦日・三が日は休み。
温泉前の焼山沢はこのような流れが…。この流れは湯ノ沢峠から流れてきます。
2016年01月02日 15:15撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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温泉前の焼山沢はこのような流れが…。この流れは湯ノ沢峠から流れてきます。
下界に降りるころ、白根南嶺は夕焼けでした。
2016年01月02日 16:47撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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下界に降りるころ、白根南嶺は夕焼けでした。

感想

■行動記録
 大みそかは紅白を見ながらお茶けを、元旦も朝からお茶けを飲み、しゃぶしゃぶを食らい、夜は夜でアイドル歌手もえあずの出ている日米欧のバカ喰い競争をアホ面しながら見て、こちらも負けじとおせちを喰いまくってともやりたい放題の様相。やはり正月は富士山でしょー!と心を入れ直し、これまで行ったことのなかった小金沢連嶺にでかけた。カミさんは風邪を引いてひとりで行ってきて!ということだったのでそんじゃとばかり朝4時に起きて4時半には自宅を出た。あらかじめタクシーを7時に予約しておいたが、6時15分には到着。6時45分にはタクシーの人となる。タクシーの運転手によると最近は大菩薩峠への登山者は塩山ではなく甲斐大和からが8割方だという。塩山から裂石経由だと2時間ほどバスで登りがかかるからこちらの方が時間を有効に使えるからだという。昔は甲斐大和経由ではバスがなかった。しばらく来ないうちにずいぶんと変わった。甲斐大和駅も昔は初鹿野という駅だったし「大菩薩湖」などという無粋な湖もできた。が、これの御蔭で下流の日川流域では川の氾濫の心配がなくなった。特に最近はゲリラ豪雨があるからなおさらダムの御蔭は大きいと運ちゃんは笑う。嵯峨塩温泉は唯一昔のままだ。鉱泉でも温泉を謳う世にあって、今だに「嵯峨塩鉱泉」を謳い、宴会もカラオケはお断り、と静かな一軒宿を保っている。お値段の方もそこそこするがその分食事もよいらしく静かな山あいの一軒家度へのリピーターは数多いとのこと。 

7:15 登り始める。こちこちの山道に新しい登山靴の音をコツコツさせて登る。林道に出て登ると、今年初めての富士山とご対面。やぁ、素晴らしい景観。こちらから見る富士はハンサム、いやイケメンだ。石丸峠はすぐだった。ひと登りで昔の本当の石丸峠。ここから牛ノ寝通りへと下っていく。ここが本当の「峠」というものだろう。登って降りるところ。単なる頂上と頂上の間ならそれは鞍部・コル・ギャップ・ザッテルという言葉がある。峠は稜線を横切って道が越えていくところのはずなのだ。狼平は素晴らしい平原だ。ふと気がつくとシカさんがじっと自分のことを見ている。人間の女性に見つめられることはないから(笑)、貴重な経験だ。写真を撮る。歩き始めると悠然と行ってしまったが、なんだか朝日を浴びて神々しかった。
あっという間に小金沢山に着き、疲れていないので牛奥まで歩いて一休み。この牛奥は日本の山の名前の中で一番長い名前らしい。それにしても富士山と南アルプスの景色はよい。気持ちのよい縦走路をテクテク歩き、黒岳では本日唯一となった自撮りを記念に行い、白谷丸では再び素晴らしい景色にひとり歓声をあげと気がつくとすでに陽が天頂を過ぎたあたりで大蔵高丸の登りに喘いでいた。
 頂上では本日初めての登山客、カップル2組と合う。なんだか人なつかしくなってどっかと腰を下ろして昼ごはんタイム。ここの景色もまた何物にも代え難い。速攻でたべてまだ2組みを残す頂上をあとにする。ハマイバの丸も一投足。迷うことなく米背負峠へ着いた。本当は滝子山まで行きたいが、今日は時間の関係とクルマを置いている関係からここで下る。米背負沢をくだり長い林道をテクテクくだると、やがてやまと天目山温泉へと導かれた。PH10を越える30度の温泉はヌルヌルでいかにも温泉にはいったという感じがしてしばらくは目をつぶって見てきた富士山やすてきな林、そしてカヤトの中につけられた一本径、神々しかったシカさんなどを反芻していた。
 帰路、車道をテクテク歩いているご夫婦と思しき登山者がいる。こりゃ、可愛そうだと乗せてあげると「温泉からバスが出ているものと思ったら正月だけは運休で止むを得ず歩いている」のだという。甲斐大和駅まで送ったが、湯ノ沢峠の避難小屋は利用者が多くひどく混んでいることが多いなどの貴重な情報を教えてもらった。山の中ではギブアンドテイクなのだ。
■感想
久しぶりにひとりでやみくもに20km近く歩いた一日でした。3月中旬〜下旬の暖かさとのことで、山の空気や風はやはり寒いよねとは思ったものの本来のこの季節の山の寒さはこんなものじゃなかったんだろうなーとあとで思いました。天気もよく富士山を愛でながらひたすら南下する好ルート。丹沢のコースがオーバーユースでかなり雨裂と泥濘に悩まされたので、カヤトに覆われた美しいコースをみて来てヨカッタと思いました。小金沢連嶺は冬は枯葉も落ちるし、富士山は雪を被るしで、やはりこの季節が一番かなーなんてぬるぬるの温泉に入りながらおもっておりました。オススメでございます! m(_ _)m
ことし一年、また楽しい山登りを致しましょう!

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コメント

今年もよろしくお願い致します。
約20kmもの縦走、お疲れさまでした。霊峰富士を愛でながら、人の少ない陽だまりハイクで2016年の幕開けですね。快晴のこの日に富士山を見た人はどのくらいの数いたでしょうかね?(私もその一人)

junjapaさんにとって、小金沢連嶺が初めてだったというのは、意外に思いました。ちなみに湯ノ沢峠の避難小屋には電気が来ています。
2016/1/3 23:29
Re: 今年もよろしくお願い致します。
有難う御座いました。最近は島巡りでしょうか? いつか自分も訪れてみたいと思いました。小金沢は初めての訪問でした。が、最高の所でした。湯の沢小屋は電気もあるととなると最高ですね
2016/1/4 13:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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