霊仙山 好天!どこまでも美しい広大な雪原を雪山ハイク♪
- GPS
- 07:23
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,333m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここより歩いて醒ヶ井養鱒場を越え、登山口まで歩きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
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感想
この日の滋賀県の山の天気はどこも良さそう。
伊吹山か霊仙山のどちらに行こうか考えたが、霊仙山は昨年12月に二度、ホワイトアウトで撤退。
久しぶりの好天だし、リベンジに霊仙山へ。
事前の情報で登山口、及び登山口までの林道は結構な雪。スノータイヤも装備してないし、麓の醒ヶ井養鱒場か、その更に手前の無料駐車場に停め、登山口まで約1時間歩くと決めて現地へ。
結局、無料駐車場へ。
養鱒場手前から既に積雪が多い。
約1時間歩いて登山口へ到着。
登山口へ到着すると、駐車場には登山者の車が1台、鹿駆除の方と見られる方の車が1台。
既にこの辺りの積雪量は膝くらい。
スルーして登山道へ。
山小屋かなやを通過。
今日も無人の飲料販売が。
よく冷えるやろね(笑)
そうこうしてるうちに、あっという間に汗拭峠へ。
雪の量は相変わらずだか、雪質はフカフカなのでノーアイゼンでOKです。
順調に歩き、途中、スノーシューをザックに付けた年配ハイカーさんを追い越す
ワカン、スノーシュー、上では必須なんでしょうね。
でも残念ながら持ってません。
大丈夫かな。
見晴台辺りで鹿駆除の銃声が3度響きました。
凄いですね。
5合目から6合目の坂は、本来泥濘んでツルツル、ヌルヌル滑って大変なのですが、積雪のおかげで難なくクリア。
快調に飛ばし、いよいよ6合目から台地に駆け上がります。
上りきる直前、おじさんハイカーが下りて来られました。
スノーシューやワカンは履いておられませんでした。
挨拶すると「アカン、気持ち折れた」とおっしゃってました。
最近2度連続で敗退した自分にとってこんな好天。
今日は撤退はない(と思ってた)
でも台地へ上がり、「気持ち折れた」その言葉の意味を思い知ることに。
先行者が見えます。
ワカンを履いた女性ハイカーさんです。
トレースは時々分かれていましたが、先行者の方のと他の方のが混じったトレースを追いかけました。
しかし進むにつれ様子が変。
靴のトレースは所々埋まってるし、ワカンの跡はほぼ踏み抜いてしまう。
足が沈むと雪の中に股下までスッポリと入ります。
これは大変・・・
足を抜き、また踏み抜くの繰り返しで半ラッセル状態です。
思い切って突き進んでみたりしましたが、とにかく疲れます。
これが雪山か・・・
ここから時々半ラッセルの山歩きが始まることに。
山頂が右手に見える。
お虎ヶ池の鳥居も右手に見える。
しかしこのルート登りながら遠回りしてるぞ。
途中で先行者とトレースから外れ、ラッセルしながらショートカット。
新たなトレースを同じ状況で辿りました。
山頂への分岐を見下ろす位置に来たところで立ち止まりました。
理由は「気持ちが折れそう」だったからです。
半ラッセルで足の筋肉が時々痙攣。
時間は12時10分頃。
山頂から2人下りてきたのでやり過ごすために待ちました。
一人はスノーシューでさっそうと行かれました。
もう一人の方の足元みるとスノーシューもワカンもなし。
よっしゃ!少し話聞いてみよう。
「山頂までの雪はどうですか?」
すると岩もあるし、ここまでの道のりとは違い、案外登れるとのこと。
この方の(靴の)トレースを辿り山頂へ駆け上がりました。
ほどなく山頂へ到着。
足も時間もそろそろ限界です。
前回はもっと雪が浅かったので登山口から山頂まで1時間半で登った。
帰りも同じだった。
しかし今日は台地を反ラッセルで体力消耗。
経塚山や最高地点、あわよくば西南尾根まで視野に入れてたが、甘かった。
また次回チャレンジやね。
山頂の景色を堪能してるとスノーシューを履いた若い方がさっそうと登って来られ、言葉を交わし、写真を撮ってもらいました。
で、同じく颯爽と下りていかれました。
恐るべしスノーシュー・・・
手袋外して写真撮ってると、手がかじかんで動かなくなってきた。
そろそろ限界かなと、下山開始。
途中、往路で抜かせてもらった年配ハイカーさんが登って来られました。
少し言葉を交わし、そのまま下山。
往路に自分でつけたトレースと、先程の靴の方のトレースは、少し登り返せば行けるのですが、年配ハイカーさんの通ってきた道の方がどう見ても近い。
ただしスノーシューのトレースなので覚悟が必要。
思い切って半ラッセルでこちらを選択。
またもや股下まで沈みながら進みますが、
アカン…進まんわ。
引き返そうか、とも思いましたが、何度も立ち止まりながら進みました。
一つわかったことは、四つん這いで進むと身体は沈まないってことです。
時折そんな事しながらなんとか踏破(笑)
靴のトレースと合流出来ました。
ここから台地を下りるまで、またまた美しい雪原の景色を堪能。
お猿岩の近くまで戻ってきましたが、相変わらず埋もれたまま。
激下りのショートカットの坂道を、またまたスノーシューのトレースを辿り、下りました。
ここからは下りで踏み抜きもなく、順調に。
相変わらず登山道にはどっさりの雪ですが、フカフカで足元取られることなく、あっという間に登山口まで快調に戻れました。
でも今日は登山口からは麓の駐車場mで約1時間かけてまた歩いて下ります。
登ってきた時よりは楽チンですが、地味に遠いですね・・・
おかげさまで予定通り、麓の駐車場に4時完全下山完了。
そして無事安全な山行が出来ました。
今日は深い雪の中を歩き、雪山の洗礼を受け、いい経験もさせて頂きました。
今日の雪はフカフカで最初から最後までアイゼンはまったく必要なしでした。
でもこんな状況での雪山ハイクにおいては、スノーシューは必須ですね。
最低でもワカンは欲しいところです。
さて、春までに何度今日みたいな雪山ハイク出来ますことやら。
今回も最後までお付き合いありがとうございました。
kyotojoeさん、こんばんわ。
はじめまして。
素敵な写真拝見しました。
多くの方が登られていたんでしょうか?
当日は、伊吹から眺めていました
スノーシュー欲しくなりますよね。
ワカンでもスノーシューとは沈み方が違うようなので、
物欲を刺激されます
fujimonさん、
初めまして。
そしてコメントありがとうございます♪
当日は覚えている範囲では、10組いるかいないか、という感じでした。
スノーシュー、ワカンなしは、自分含めて3組でした。
私も霊仙山より伊吹山を眺めておりました。
伊吹山は山頂に雲がかかってましたよね?
私も何とかこの冬、雪の伊吹山に登ってみたいと思っております。
スノーシュー、ワカン欲しいです♪
おめでとうございます
見事なリベンジ
霊仙ブルーを拝めましたね
今週に入って霊仙に行くなら、今でしょ!!と思いながら仕事をしていました
最高のコンディションでしたね
週末は暖かくなるし、雨予報だし、どこまで融けてしまうのか心配です
それにしても・・・ノーワカンであの台地を歩くとは・・・ 笑
そりゃしんどいでしょうね
あそこを歩くにはさすがにワカンは最低限欲しいところですね〜
でも、安心してください、暖冬の影響ですぐきっとなくなりますよ
残雪期はドロドロ地獄が待ってるので再度行くなら雪がたっぷりある時をオススメします!!笑
busanさん、
ありがとうございます♪
今思えば、少し無謀だったのかも知れません(笑)
本当にしんどかったですよ。
でも雪の霊仙山を堪能出来ましたので、リベンジ含めて行って良かったです。
確かに雪がないと、またあのヌルヌル坂道を歩かないといけないのも嫌ですね(笑)
ワカンでも買って再挑戦しますか!
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