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Yamareco

記録ID: 830179
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳ブルー! 編笠山・西岳周回

2016年03月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:52
距離
11.3km
登り
1,310m
下り
1,300m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
0:22
合計
6:47
8:21
8:22
7
8:29
8:30
30
9:00
9:01
124
11:05
11:21
20
11:41
11:43
10
11:53
11:54
66
13:00
13:00
46
13:46
13:46
42
14:28
14:28
5
14:33
14:33
17
14:50
富士見高原リゾート駐車場
天候 晴れでほぼ無風。暖かい一日でした。ただし、地平線近くは雲と霞があり、八ヶ岳山域内を除いて、周辺の山岳の展望は今ひとつでした。
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士見高原スキー場内の駐車場(無料)を利用。数十台止められますが、当日はほぼ満車になりました。
コース状況/
危険箇所等
◆富士見高原リゾート(駐車場)
 駐車場は上部にあるB-1駐車場が、登山者向けの指定駐車場です。その奥にある駐車場はゴルフ場利用者向けのようです。なお、登山ポストはB-1駐車場の出口付近にあります。

◆駐車場〜五叉路分岐
 最初ダートの車道を上がります。道標はかなり設置されていて迷うことはないです。その後車道を外れて、少し上がれば、分岐につきます。雪は全くなくなっており、危険箇所はありません。

◆五叉路分岐〜編笠山
 ・細い山道を淡々を上がっていきます。傾斜は最初はそれほどでもないです。雪はなく、道標もきちんと整備されています。樹林帯を上がるので、展望は全くありません。標高1800m付近から、登山道にも雪が出てくるようになり、少しずつ傾斜も上がっていきます。このあたりから、チェーンスパイクをつけました。
 ・標高2000m前後になると、雪も途切れなく出てくるようになり、傾斜もきつくなってくるので、チェーンスパイクかアイゼンがないと厳しくなります。相変わらず展望はありませんが、トレースははっきりしています。
 ・標高2300m過ぎくらいから、樹林帯を脱し、ゴーロ帯になります。トレースは一部はっきりしないので、天候不良の時はきちんと現在位置と方向を確認した方が良いです。当日は天候が良く、風もなかったので、ラクをさせてもらいましたが、風があるときや、視界不良時はかなり苦労します。足につけている装備が、アイゼンの場合は岩への引っかけに注意。雪の部分は、踏み抜きに注意です。チェーンスパイクの場合は、雪の部分にはできるだけ踏み込まない方が良いです(傾斜がきついので滑ると危ないです)。ゴーロ帯を一気に詰めると頂上に着きます。

◆編笠山頂上
 八ヶ岳が絶景です。南アから北アまでも見渡せます。頂上は広いので、天候が良ければ休憩場所としては最適です。

◆編笠山〜青年小屋
 急な直下降で、雪も深いので、すぐ下に小屋が見えますが、思ったより手こずります。各所で踏み抜きます(笑)。行き来があるので、すれ違いにも注意です。トレースははっきりしています。青年小屋自体は、この時期営業していませんが、休憩場所に良いところです。

◆青年小屋〜西岳
 今回トレースははっきりしていましたが、降雪直後はトレースが消えることがあるそうです。道標は要所にはありますが、少なめです。なお、実際のルートと、2万5千図で表示されるルートはずれていることに気づきました。実際のルートの方が北よりですね。基本的に、樹林帯を多少のアップダウンをしながら、西方向へ進んでいきます。トレースは細いので、すれ違い注意です(結構踏み抜きます)。逆方向からの人も多いです。西岳頂上は開けた場所で天候が良ければ、休憩場所としてつかえます。

◆西岳〜不動清水〜五叉路分岐
 樹林帯の中を、一気に急下降して行きます。雪は最初それなりに残っており、この時間には腐ってくるので、スリップ注意です。
 1900mくらいから雪がなくなり、それより下は一気に夏道になります。道標はあまりありませんが、赤テープはあります。いい加減下りるのに飽きてきた頃、不動清水に飛び出します。水は涸れていません。そこからダートの車道に合流し、10分ほどで五叉路分岐に合流します。

分岐からは来た道を辿って駐車場に戻ります。
その他周辺情報 ◆小淵沢インター周辺
・スーパーやまと 営業時間 9:00〜23:30 
 インター出口すぐ脇。食料品などが購入可能です。
http://www.j-gate.net/~yamato/kobuchizawa.html
・セブンイレブン(小淵沢インター店)
  インターを出て右手へ300m
・ローソン(小淵沢インター店)
  セブンイレブンからさらに300m
・道の駅こぶちざわ
 レストラン、宿泊施設、公衆トイレ、土産物屋、立ち寄り湯があります。
 駐車場で車中泊もやればできます。
  http://mkobuchisawa.jp/
◆富士見高原リゾート 周辺
 立ち寄り湯があります(ホテル八峯苑 鹿の湯)。
 食事処もあります(リゾート価格ですが)。
 http://fujimikogen-resort.jp/ 
これから出発です。
2016年03月20日 08:05撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
3/20 8:05
これから出発です。
最初はゆっくり。
2016年03月20日 08:15撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 8:15
最初はゆっくり。
道標は完備。心強いです。
2016年03月20日 08:28撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 8:28
道標は完備。心強いです。
盃流しはこんな処。水はまだ凍っています。
2016年03月20日 08:29撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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3/20 8:29
盃流しはこんな処。水はまだ凍っています。
1800m付近。雪が出始めました。
2016年03月20日 09:13撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 9:13
1800m付近。雪が出始めました。
これ直登です。
2016年03月20日 09:17撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 9:17
これ直登です。
氷柱です。きれい。
2016年03月20日 09:41撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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3/20 9:41
氷柱です。きれい。
樹林の中にも日が差してきました。
2016年03月20日 09:41撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 9:41
樹林の中にも日が差してきました。
雪が深くなってきました。
2016年03月20日 09:59撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 9:59
雪が深くなってきました。
一方で、空は青く!
2016年03月20日 10:30撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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3/20 10:30
一方で、空は青く!
甲斐駒と仙丈岳。このときはまだよく見えていました。
2016年03月20日 10:35撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 10:35
甲斐駒と仙丈岳。このときはまだよく見えていました。
北方向。北アルプスが見えます。
2016年03月20日 10:37撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 10:37
北方向。北アルプスが見えます。
甲斐駒と仙丈岳のアップ。仙丈岳にはまだ雪がベッタリ。
2016年03月20日 10:38撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 10:38
甲斐駒と仙丈岳のアップ。仙丈岳にはまだ雪がベッタリ。
頂上が見えてきました。あともう少し。
2016年03月20日 10:45撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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3/20 10:45
頂上が見えてきました。あともう少し。
振り返ると・・・
2016年03月20日 10:45撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 10:45
振り返ると・・・
頑張ります。
2016年03月20日 10:46撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 10:46
頑張ります。
ここを上がれば、頂上。ふう。
2016年03月20日 11:02撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:02
ここを上がれば、頂上。ふう。
北アの拡大。
2016年03月20日 11:03撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:03
北アの拡大。
三角点。タッチさせてもらいました。
2016年03月20日 11:04撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:04
三角点。タッチさせてもらいました。
編笠山頂上につきました。
2016年03月20日 11:04撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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編笠山頂上につきました。
南八ヶ岳主峰が全部見えます。
2016年03月20日 11:04撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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3/20 11:04
南八ヶ岳主峰が全部見えます。
蓼科山も。
2016年03月20日 11:04撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:04
蓼科山も。
阿弥陀岳。
2016年03月20日 11:04撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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阿弥陀岳。
赤岳。
2016年03月20日 11:04撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:04
赤岳。
権現小屋が見えます。
2016年03月20日 11:04撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:04
権現小屋が見えます。
赤岳アップ。頂上にたくさん人が・・・
2016年03月20日 11:05撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:05
赤岳アップ。頂上にたくさん人が・・・
北八ヶ岳方面。画面中心は天狗かな?
2016年03月20日 11:05撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:05
北八ヶ岳方面。画面中心は天狗かな?
これから行く西岳。
2016年03月20日 11:05撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:05
これから行く西岳。
八ヶ岳ブルー!!
2016年03月20日 11:06撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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3/20 11:06
八ヶ岳ブルー!!
青年小屋に向かいます。
2016年03月20日 11:20撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
3/20 11:20
青年小屋に向かいます。
急下降の道を下ります。北面なので雪は結構深いです。
2016年03月20日 11:24撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:24
急下降の道を下ります。北面なので雪は結構深いです。
青年小屋が見えます。
2016年03月20日 11:26撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:26
青年小屋が見えます。
青年小屋と権現岳。
2016年03月20日 11:35撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:35
青年小屋と権現岳。
振り返って。ここを直下降してきました。
2016年03月20日 11:42撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:42
振り返って。ここを直下降してきました。
青年小屋はまだ冬の装いです。
2016年03月20日 11:42撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 11:42
青年小屋はまだ冬の装いです。
西岳に向かいます。
2016年03月20日 12:21撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 12:21
西岳に向かいます。
地味に体力を削られます。
2016年03月20日 12:21撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 12:21
地味に体力を削られます。
振り返って。ダイナミックです。
2016年03月20日 12:26撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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3/20 12:26
振り返って。ダイナミックです。
さっきまでいた、編笠山。
2016年03月20日 12:59撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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3/20 12:59
さっきまでいた、編笠山。
西岳頂上です。
2016年03月20日 12:59撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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西岳頂上です。
さらに急下降。雪がクサって来ているので滑ります。
2016年03月20日 13:05撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 13:05
さらに急下降。雪がクサって来ているので滑ります。
振り返って。急下降してきました。
2016年03月20日 13:35撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 13:35
振り返って。急下降してきました。
雪はなくなりました。夏道を淡々と下りますが、景色が変わらないので、途中で飽きが来ます。
2016年03月20日 14:01撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 14:01
雪はなくなりました。夏道を淡々と下りますが、景色が変わらないので、途中で飽きが来ます。
行きに撮り忘れたので。五叉路分岐です。
2016年03月20日 14:32撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 14:32
行きに撮り忘れたので。五叉路分岐です。
駐車場案内図。下の登山者用駐車場は、スキーゲレンデ来場者の方が停めるので、シーズンには真っ先に埋まります。
2016年03月20日 14:48撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3/20 14:48
駐車場案内図。下の登山者用駐車場は、スキーゲレンデ来場者の方が停めるので、シーズンには真っ先に埋まります。
B-1駐車場。登山ポストは木の袂です。
2016年03月20日 14:49撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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3/20 14:49
B-1駐車場。登山ポストは木の袂です。
撮影機器:

感想

このシーズンは、財政面や家族サービスその他諸々の事情により、あまり遠出はできなかったので、八ヶ岳ブルーが手軽に見られる編笠山に来ました。
天気予報とにらめっこして、早起きした甲斐があり、良い天気に恵まれました。更新した装備もいい調子で、素晴らしい山行になりました。
とはいえ、今回の山行でまた装備の一部に不具合(老朽化?)が出たので、また更新する物が増えてしまいそうです(泣)

今回、アイゼンとピッケルを持って行ったのですが、チェーンスパイクで何とかなってしまった上、ピッケルよりストックの方が良かったようで、両方ともザックの中で漬け物石と化してしまいました。何のために背負っていったのやら?
まあ、アイゼンはきちんと履いておいた方が行動がラクになった局面もそれなりにあったので、面倒がらずにこまめに履き替えて置いた方が良かったのは反省点ですね。

あと、帰りの高速は、途中から大渋滞。半ば覚悟はしていったものの、談合坂から小仏トンネルまで雪隠詰めでした。ふう。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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