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記録ID: 832613
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

友と歩く雪の黒戸尾根

2016年03月21日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.4km
登り
2,787m
下り
2,794m

コースタイム

日帰り
山行
11:45
休憩
3:45
合計
15:30
4:10
4:10
30
4:40
4:50
70
6:00
6:10
75
7:25
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20
7:45
7:50
30
8:20
8:40
45
9:25
9:45
60
10:45
10:50
75
12:05
14:00
35
14:35
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15
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45
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15:55
45
16:40
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20
17:00
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55
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18:15
70
19:25
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5
19:30
19:30
0
19:30
ゴール地点
前半道間違い、カメラ置忘れで引き返し1時間近くタイムロスした。それを取り戻す為にハイペースで歩き、体力的にも精神的にもかなり疲労感が出て七合目ぐらいからかなりペースが落ちた。
またアイゼン付けるタイミングが遅かったので歩くのに気を使い逆に疲れた。
凍結箇所が出始めた時点で軽アイゼンぐらいは付けておくべきだった。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで尾白川渓谷駐車場まで。
無料。かなりの台数が停められる。
自販機、トイレ、等あり
コース状況/
危険箇所等
<登山口〜笹の平>
ほぼ無雪期と変わりません。
笹の平手前ぐらいから凍結箇所がチラホラ。

<笹の平〜五合目>
凍結多し。八丁登り辺りからはしっかり雪道。
軽アイゼン等があれば非常に便利。

<五合目〜七丈小屋>
鎖場、梯子、岩が出てきます。
5合目以降はアイゼン必須でしょう。

<七丈小屋〜山頂>
8合目までは積雪多めの雪道連休最終日でトレースあったから比較的楽だったけど無ければラッセル必須。
8合目から上は雪山経験者でなければ慎重に歩かなければならないところ多数。アイゼン、支点確保の為、滑落防止の為ピッケルも必須。
斜面が急なところは雪壁を登り下りするような感覚。
その他周辺情報 下山後近くにはべるが尾白の湯が。
その他車で簡単に移動できる範囲にはいくつか温泉施設がある
予約できる山小屋
七丈小屋
今日はヘッデン付けて出発
今日はヘッデン付けて出発
駒ヶ岳神社でお参り
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駒ヶ岳神社でお参り
吊り橋を渡り
いざ黒戸尾根へ
ぼ〜っとしてたら道間違えて遊歩道へ...
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ぼ〜っとしてたら道間違えて遊歩道へ...
凍結箇所が出てきます
凍結箇所が出てきます
プチつらら
そこそこ雪が出てきますね
そこそこ雪が出てきますね
真っ白...
5合目小屋跡からアイゼン装着
3
5合目小屋跡からアイゼン装着
七丈小屋。連休ってのもあって人はまあまあいました
七丈小屋。連休ってのもあって人はまあまあいました
テン場から8合目まで。ここ地味にキツい
テン場から8合目まで。ここ地味にキツい
おっ!晴れてきた♪山頂方面が!...山頂はまだまだ先のピークだけど
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おっ!晴れてきた♪山頂方面が!...山頂はまだまだ先のピークだけど
何度かニセピークを越えて行きます
何度かニセピークを越えて行きます
ザクザク歩く
久々の山で結構バテバテ
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久々の山で結構バテバテ
岩場が出てきます。ルンゼの雪壁みたくなってるとこ下りの時は慎重に
岩場が出てきます。ルンゼの雪壁みたくなってるとこ下りの時は慎重に
鳳凰や北岳もチラチラ見えます
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鳳凰や北岳もチラチラ見えます
黒戸から登ったらやっぱコレが気になるよね
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黒戸から登ったらやっぱコレが気になるよね
とんなとこを歩く
3
とんなとこを歩く
裏側から
キツい登りはここまで
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キツい登りはここまで
最後の緩やかな登り
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最後の緩やかな登り
上で待っててくれた友人と
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上で待っててくれた友人と
わらじいっぱい
ウインナー
ステーキ♪
焼きそば!
仙丈ケ岳真っ白♪
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仙丈ケ岳真っ白♪
北岳と間ノ岳
鳳凰三山
八ヶ岳の雲も取れてきた
八ヶ岳の雲も取れてきた
ん〜雪山っぽい稜線
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ん〜雪山っぽい稜線
ルンゼの下り
テン場に戻って来ました
テン場に戻って来ました
下山道っていいつつ登るんだよね。
下山道っていいつつ登るんだよね。
吊橋まで戻って来ました
吊橋まで戻って来ました
道具の片付け終了
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道具の片付け終了

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

山に登るの三週間ぶりぐらいです。
三連休を使って計画を立てていましたが、仕事関係のかたのご不幸があり、通夜に出席、翌日はお天気が微妙ということで月曜一日だけの山行となりました。

目的地はいくつか候補がありましたが充実した山が楽しみたかったのでガッツリ歩けるルートを選択。

冬季の黒戸尾根に行くことにしました。
たまたま友人も計画してたようで出発時間は違うけど山で会おうぜ〜ってな感じでお互い別々に出発。
何度も歩いてるので夏道ならどうって事無いけど、さすがに雪山のロングルートなので普段とは違い暗い時間からの出発です。
真っ暗な登山道をヘッデン頼りに歩き始めます。
登り始めて少し進んだところで、黒戸尾根と滝の周遊ルートの分岐があるのですがぼけっと歩いてたのと真っ暗な中の出発だったので分岐を見落としてしまい、そのまま滝への周遊ルートへ進んでしまいます。
結構進んだところで違和感を感じ、地図を確認・・・・しようと思ったら地図がない(・Θ・;)マズイね。
ただ進んだところで滝に出たのでやはり道間違いだった事を確認して引き返す。
更に一旦休憩したときにカメラを置いたままにしちゃってそれを取りに引き返すという・・・。結局1時間近くロスしてしまいました。
時間も体力も消費してしまった(´‐ω‐)=з 
遅れを取り戻すべくペースアップ。
笹の平まではなかなかのペースで進む。
先行者の姿が見えたので追いつこうとするもカチカチの足元でなかなかペースアップできず。雪が出始めて更に足元の凍結も結構あったからこのあたりでアイゼン付ければ良かったけど12本付けるのはまだ早いだろ?と思ってなかなか付けず。軽アイゼンも持ってたけど面倒くさがって使わず。
これが更に体力を奪う事になりました。
先行の方が上からすごい勢いで下ってきたのでどうかしたのかな?
と思ったらカメラ落としたとの事。
あっ、俺と同じ感じだ。
結局2〜30分下ったところで見つけたようで戻ってきました。

体力奪われたのもそうだけど、晴れ予報なのにお天気がいまいちで途中白いものがパラパラ舞ったりしてテンションも上がらず。

やっとの事で5合目小屋跡
少し休憩してアイゼンを装着。
結構疲労感あってなかなかペース上がらないけどのんびり歩きで七丈小屋へ。
テン場で少し休憩し、再び登り始める。
三連休の最終日という事もあってトレースも付いてるのでルーファイやラッセルがいらない分少し楽はしてるけどそれでもペースは上がらず。
途中から一緒に歩いてたカメラ落とした方に先に行ってもらう。

七合目から八合目がキツイね。
その先は急なところも多くアイゼンピッケルがちゃんと使えないとちょっと危険。
そもそも冬季にこのルートを初心者が登ることは無いと思うからちゃんと雪山が歩ける人は大丈夫だろうけど、甘くみちゃいけないです。

山頂に近付くにつれ天気が良くなり、疲れて止まりそうな足を前に進ませてくれる元気が出ました。
バテバテだったけど何とか12時過ぎに山頂へ。
早くに出発し、更に歩くのが早い友人がだいぶ前から待っててくれました。

山頂では友人が担ぎ上げた美味いもんをたくさん食べ、体力も徐々に回復。
お天気も素晴らしくおしゃべりしながらのんびり。
ウインナー、ステーキ、焼ソバ、コーヒー・・・。
そしてガスが切れ、光まで南アルプスの全部が見渡せるようになって贅沢な山頂の時間を楽しむ事が出来ました。

14時頃からのんびりと下山開始。
たくさん食べて体力は回復したけど、足の疲れまでは取れず下山ものんびりペース。
下山時は少し雪が緩んで歩きにくいところもありました。
重い足取りでなんとか五合目小屋跡へ。
下山口って指してる方向が登りなんだよねここ・・・。
ここから一旦登り返して、その後は長い長い樹林帯へ。
ただ、長くキツイこのルートも友人と二人でおしゃべりしながら歩けばそれほど苦に感じることも無く下れました。

自分も友人も慣れた道だったから最後の少しの区間はヘッデン装着。かなり長い休憩もとったし想定の範囲内だったけどもう少し早い時間に降りたほうが良いかもですね。

久々の山は色々反省点もありなまった体には少し堪えたけど、山頂からの素晴らしい景色、友人と歩く時間と楽しい時間もたくさん与えてくれました。


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技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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