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Yamareco

記録ID: 844449
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

大菩薩嶺の北側尾根はアイスバーン、鵜冠山の金山跡は今一、岩岳は時間切れ

2016年04月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
15:26
距離
46.3km
登り
4,370m
下り
4,372m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:32
休憩
1:52
合計
15:24
2:59
120
道の駅たばやま
4:59
4:59
33
5:32
5:41
67
6:48
6:49
40
7:29
7:33
16
7:49
7:49
18
8:07
8:08
11
8:19
8:27
44
9:11
9:13
19
9:32
9:33
11
9:44
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20
10:04
10:04
5
10:09
10:18
19
10:37
10:39
22
11:10
11:24
16
11:40
11:40
13
11:53
12:00
49
12:49
12:59
0
12:59
13:17
40
キリサメ尾根登り口探索
13:57
13:57
137
16:14
16:37
72
茅谷尾根と帰路探索
17:49
17:52
31
18:23
道の駅たばやま
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅たばやまに前夜泊。18時20分に戻った時には併設しているお風呂は終わっていた。。。
コース状況/
危険箇所等
ヤマレコだと累積標高(上り): 4410mとなっていますが、多分3000mも無いでしょう。2か所のトンネルと長いトラバース道で、累積標高が多めに表示されているだと思います。

<道の駅たばやま〜大菩薩嶺>
所々に倒木群や土砂が道を塞いでいる所が有りましたが、全般的には分かりやすい道です。大菩薩峠の少し前に雪が少し残っていましたがアイゼンは不要なレベルです。

<大菩薩嶺〜鶏冠山〜黒川金山跡〜三条新橋>
大菩薩嶺から丸川峠までは、上の方は登山道にかなり雪が残っていて凍っていました。軽アイゼンは必要です。ここも所々に倒木群や土砂が道を塞いでいる所が有りましたが、全般的には分かりやすい道です。
黒川金山跡からは破線になっていますが、特に問題はありませんでした。黒川金山跡へは、登山道から少し離れます。ロープが張られているので現在は立ち入り禁止の様です。取りあえずロープを越えて写真の所までは行って見ましたが、そこまでなら道は明瞭で問題は有りませんでした。

<三条新橋〜キリサメ尾根の入り口探索〜余慶橋〜茅谷尾根>
キリサメ尾根が国道と接する部分は崖で、高いセメント塀と金網で覆われています。ちょっと乗り越えられそうもありません。国道を少し下った所に塀が空いている所が有りますが、ここからキリサメ尾根に登るには、地形図だとかなり急峻な所が有る様です。
余慶橋から茅谷尾根〜岩岳に登る破線のルートは、出だしに道標は有りませんが、明瞭な道が有るのでそこを登ります。最初はジグザグに崖の上まで登ります。途中からトラバースする道が分かれるので間違わないように。登り切れば後はトラバース気味に沢まで下って行きます。
登山地図や地形図では、沢に着いたら渡って直ぐにトラバース気味に登る様になっていますが、実際は暫く沢沿いに少し登ってから沢から離れて登ります。途中で何度か道が分かれますが、トラバース気味に登って行く方が本筋です。
登山地図や地形図では、茅谷尾根が近づいて来るとトラバースから離れて登る様になっていますが、実際には最後までトラバース気味に登って茅谷尾根に合流します。
トラバース道は所々で落ち葉が沢山積もって道が狭くなっています。慣れていない人は行かない方が良いくらいです。下りは特に慎重に。
やっと大菩薩峠に到着しましたが、天気は曇りに変わっていました。
2016年04月10日 07:31撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/10 7:31
やっと大菩薩峠に到着しましたが、天気は曇りに変わっていました。
晴れるとこの景色も違って見えるでしょうが。。。
2016年04月10日 07:31撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 7:31
晴れるとこの景色も違って見えるでしょうが。。。
富士山が霞んでいて綺麗に見えません。
2016年04月10日 07:41撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/10 7:41
富士山が霞んでいて綺麗に見えません。
ズームしてやっとって感じですね。
2016年04月10日 07:42撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/10 7:42
ズームしてやっとって感じですね。
大菩薩嶺への道です。ここも晴れると綺麗そうなんですが。。。
2016年04月10日 07:42撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/10 7:42
大菩薩嶺への道です。ここも晴れると綺麗そうなんですが。。。
大菩薩嶺に到着!これで1/3位は歩いたかな。。。
2016年04月10日 08:15撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 8:15
大菩薩嶺に到着!これで1/3位は歩いたかな。。。
下り始めるとこの通りのアイスバーンでした。
2016年04月10日 08:38撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/10 8:38
下り始めるとこの通りのアイスバーンでした。
こんなに雪が残っているとは思いませんでした。
2016年04月10日 08:40撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/10 8:40
こんなに雪が残っているとは思いませんでした。
丸川峠です。
2016年04月10日 09:11撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 9:11
丸川峠です。
丸川荘、営業している様です。
2016年04月10日 09:11撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/10 9:11
丸川荘、営業している様です。
六本木峠、今日4回目の食事休憩です。
2016年04月10日 10:08撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 10:08
六本木峠、今日4回目の食事休憩です。
こちらの柳沢峠から団体さんが登ってきていました。
2016年04月10日 10:08撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 10:08
こちらの柳沢峠から団体さんが登ってきていました。
こちらが来し方です。
2016年04月10日 10:09撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 10:09
こちらが来し方です。
鵜冠山となっていますが、ここより高い所が有ります。。。
2016年04月10日 11:04撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 11:04
鵜冠山となっていますが、ここより高い所が有ります。。。
見晴らし台と逆側の頂上に登ってみました。そこからの景色です。
2016年04月10日 11:12撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 11:12
見晴らし台と逆側の頂上に登ってみました。そこからの景色です。
黒川金鉱跡です。
2016年04月10日 11:54撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/10 11:54
黒川金鉱跡です。
ここが鉱山の入り口の一つだったのでしょうか?
2016年04月10日 11:54撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/10 11:54
ここが鉱山の入り口の一つだったのでしょうか?
この穴も鉱山?
2016年04月10日 11:54撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 11:54
この穴も鉱山?
三条新橋の手前の黒川谷に下りてきました。
2016年04月10日 12:06撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 12:06
三条新橋の手前の黒川谷に下りてきました。
暫く沢沿いに歩きます。
2016年04月10日 12:36撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 12:36
暫く沢沿いに歩きます。
なかなか夏だと涼しそうで、良さげな道でした。
2016年04月10日 12:37撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 12:37
なかなか夏だと涼しそうで、良さげな道でした。
滝が結構あります。
2016年04月10日 12:37撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 12:37
滝が結構あります。
国道411号です。ここからならキリサメ尾根に、枝尾根から入れそうですが、近い図だと先がかなり急峻そうです。取りあえずちょっと登って見て、今回はパスする事にしました。
2016年04月10日 13:09撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 13:09
国道411号です。ここからならキリサメ尾根に、枝尾根から入れそうですが、近い図だと先がかなり急峻そうです。取りあえずちょっと登って見て、今回はパスする事にしました。
余慶橋までの国道から見える川です。
2016年04月10日 13:31撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 13:31
余慶橋までの国道から見える川です。
岩岳に行くルートの写真を撮っていなかったのが残念でした。。。
2016年04月10日 13:32撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/10 13:32
岩岳に行くルートの写真を撮っていなかったのが残念でした。。。
撮影機器:

装備

個人装備
チェーンスパイク ストック 雨具 ヘッドランプ

感想

丹沢24H(以下が計画書)まで残り2週間なので、その訓練も兼ねて久しぶりにロングを歩いてみることにしました。距離が長いの3時出発です。
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-191075.html#comment1310770

大菩薩嶺は今度が3回目。ただこれだけだと変化が少し足りないので、破線ルートの岩岳経由で前飛龍山に登り返し、そこから丹波天平を歩いて道の駅たばやまに下る周回コースにしました。岩岳には地図を見るとキリサメ尾根を使えば距離を大幅に短縮でき、面白そうな事に気づきました。でも地形図だと国道に接した部分が崖で、ここを登った記録も見つけられませんでした。駄目元で登り口を探し、駄目なら余慶橋からの破線ルートにしたのですが、こちらの道はGPSには登録せず、道の状況もチェックしませんでした。これが後々後悔する事になりました。

道の駅たばやまは僕の所からはかなり遠く、車で3時間位かかります。ほぼ一年前の丹沢24Hで初めて利用して、いつかまた来たいと思っていました。その時は奥多摩駅から出発し、雲取山からサオラ峠経由でここに着いたの夜の22時過ぎ。23時過ぎまでほぼ1時間も休憩したので、とっても思い出に残っていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-622861.html

その時は地元の人に、熊が出るから夜歩くのは気を付けてと言われたので、しっかり熊鈴を着けて3時に出発しました。追分(十文字)を過ぎてからやっと明るくなってきました。ノーメダワで2回目の食事を取りましたが、ほぼCTの0.75で計画した時間でした。夜は星空が見えたのですが日が昇る頃には曇ってきて、大菩薩峠に着いた時には、せっかくの富士山も綺麗には見えませんでした。前回も途中までは晴れたのですが、大菩薩峠に着くころには曇っていました。すっきり晴れた時に再訪したいものです。

大菩薩嶺の手前で初めて人に会いました。そこからの下りは予想外の雪が凍って登山道を覆っており、アイスバーン状態だったので予定より時間がかかってしまいました。前回の道志の裏山で軽アイゼンを持たずに雪で苦労したので、今回は持って来て正解でした。この下りから登って来る登山者にかなり会い、意外に人気なルートなのだと分かりました。まだシーズンが早いせいか、倒木が所々で道を塞いでいましたが、全般的には鵜冠山まで歩きやすい道でした。黒川山で後ろから自転車で来た人に追いつかれて驚きましたが、それだけ道が広かったという事でしょう。

そこから三条新橋に下り始める、以後まったく人に会いませんでした。こちらのルートはマイナーな様です。黒川金鉱跡がどんな所が見たくて、途中で少し寄ってみましたが、金鉱のトンネルは危険なので封鎖している様でした。もっと先に行けば入れるトンネルも有るかもしれませんが、時間も無いのでパスしました。遊歩道で周回できる様なので、次回にもっと時間に余裕を見て回ってみたいと思います。

三条新橋からいよいよ今回の問題の個所、キリサメ尾根の探索です。しかしこれはちょっと時間的に無理でした。12時位に着いてないと駄目ですね。こちらも次回に繰り越しです。余慶橋からのルートはGPSナビに入れてないし、ルートもチェックしていないし疲れたしっと、よっぽどパスして帰ろうかと思ったのですが、それだと訓練にならないので、思い足を引きづりながら歩きはじめました。

このルートは登山地図や地形図と少し違っており、途中で地図に無い分岐も3、4ヶ所有ってちょっと心配になりました。長いトラバース道も落ち葉が積もって少し嫌でした。16時30分になったら引き返すと決めていたので、岩岳には着けませんでしたが、それなりに変化が有って歩いて良かったと思いました。次回はキリサメ尾根からですね。。。

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コメント

キリサメ尾根
Futaroさん、こんばんは。

キリサメ尾根、行けますかねえ。
ヤマレコにもまだ記録はないようですし、楽しみに
してます
この辺りはほんと熊が多いと思います。この山域で
実際に遭遇したことはないですが、クマ棚がたくさん
あって、ちょっとビビりながら通過したことを
思い出します。
2016/4/12 22:49
Re: キリサメ尾根
youtaroさん、こんばんは。

キリサメ尾根、やっぱり霧雨尾根と書くのでしょうか。名前に引かれて歩いてみたくなりました。今回のルートだともし行ければ岩岳までかなりショートカットができますし
2か所行けそうでしたが、多分この両方か、又はどちらか片方は行けると思います

熊、確かに多そうですね。。。キリサメ尾根なんか人が通らないからいそうですね
2016/4/12 23:05
プロフィール画像
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