武能岳〜茂倉岳〜谷川岳(蓬新道→天神平)
- GPS
- 10:24
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,865m
- 下り
- 1,154m
コースタイム
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 10:25
天候 | 晴れ。午後は次第に薄雲が広がる。気温は高いが湿度は低く、稜線はやや風が強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
池袋23:30=(西武バス新潟行き・A運賃3600円)=湯沢IC 2:41…(徒歩30分)…越後湯沢駅 越後湯沢6:12ー(JR上越線)ー6:28土樽 ▼帰り 谷川岳ロープウェイ 片道1230円、最終17:00 土合18:18ー(水上・高崎・赤羽乗り換え)ー板橋21:26 ※西武高速バスの運賃は曜日・シーズン・便などによって変動します。 ※越後湯沢駅は朝5時半から入構可能。それまでは湯沢インターのバス待合室(トイレあり)で待機。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
⛄残雪状況⛄ ・天神尾根の肩の小屋直下 ・一ノ倉岳から茂倉岳方面の下り の2カ所に雪田あり。不安な人は必ず軽アイゼンを携行しましょう。私は持っていって使いませんでしたが、肩の小屋直下の雪田はやっぱりタチ悪いです。 ●蓬新道 ・登山口〜東俣沢出合までは沢沿いで、降雨後などはドロドロで滑りやすい、歩きにくいところ多い。 ・東俣沢出合の渡渉点は常に水量多めです。荷物が多いと、ここの通過はちょっと面倒くさいです。この下流側にも1か所渡渉点あり。 ・水場は登山口から入ってすぐ、茶入沢、峠まで15分の最終水場など。 ●蓬峠〜谷川岳 ・整備された縦走路ですが、時々湯桧曽川側がザレて切れ落ちたりしているので、天気の悪い日などはそれなりに危険です。 ・一ノ倉岳〜オキの耳の蛇紋岩岩稜地帯は細かいアップダウン多く、体力を消耗します。 ●天神尾根 ・上部は雪田からの雪融け水が流れ込んで少々歩きにくい。 ・天神平〜熊穴沢避難小屋までは残雪の影響など一切ありません。木道も乾いて歩きやすい状態でした。ここは木道が濡れていると結構怖い場所が多いのです。 【その他】 毛渡沢橋工事のため、土樽駅から平標新道へは通行不可となっているようです。 http://www.town.yuzawa.lg.jp/kanko/kankou/tozan/tozan_jyouhou.files/kedo.pdf |
写真
感想
谷川岳のいわゆる「馬蹄形縦走路」のうち、未踏区間だった蓬峠〜武能岳〜茂倉岳を歩いてきました。
この区間を歩くのは蓬峠か茂倉岳避難小屋で一泊しない限り、自分の体力では不可能だと思っていたのですが、偶然にもMoL1さんの記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-877577.html
で、夜行バスをうまく使って上越線の上り初電で土樽に6時半に着く方法があることを知り、半ば衝動的に今回の山行を決行しました。
朝の涼しいうちから歩き出せる効果は絶大で、無理のないペースで蓬峠まで3時間半。
蓬新道では誰にも会いませんでしたが、蓬峠では馬蹄形縦走の最中と思しき健脚の方々が休んでいます。
トレランで颯爽と通り過ぎていく方もいらっしゃいますが、それでもこの適度な人の少なさはさすが蓬峠です。
蓬峠から武能岳を経て茂倉岳に至る区間はアップダウンも大きく、想像通り大変な区間でしたが、予想したほど疲労することもなく、茂倉岳に13時6分到着。
この体調ならここから天神平まで「余裕をもって」3時間半で行けるだろうという判断で、茂倉新道下山の予定を変更。
天神平から茂倉岳までは歩いたことがあるので、一ノ倉岳からの下りが急なこと、そしてそこからオキの耳まで歩きにくい岩稜が続くのもわかっているつもりでした。
しかしながら、一ノ倉だけへの登り返しあたりから右足首周辺に
経験のない痛みが走りだし、ペースは落ち、おまけに痛んだ足をかばいながらの岩稜歩きで体力も一気に消耗していきます。
茂倉岳を出た時の余裕はなくなり、ロープウェーの最終に間に合わないかもという焦りで精神的にも消耗していきます。
オキの耳の近くで会った男性の方、余計な心配を掛けて申し訳ありませんでした。
下山時の最大の不安は肩の広場直下の雪田でしたが、過去2回同時期に歩いた時に比べて残雪が少なかったことに助けられました。
熊穴沢避難小屋到着16:15。この時点でロープウェー最終に間に合うことはほぼ確定。木道のコンディションもよく天神平には16時55分着。
今に始まったことではないのですが、毎度毎度バスや電車の時刻にギリギリになりすぎです。
今回に関しては体調の良さを過信したのが裏目に出た感じではありますが…。
それにしても右足の痛みは翌日時点ではほぼ引いており、どこかが腫れているわけでもなく、傷んだ原因がわからないのが不気味です。
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