赤岳〜やっぱり八ッはいい！

2016年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,249m
• 下り: 1,250m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:49
• 休憩: 1:54
• 合計: 9:43

5:13 やまのこ村
5:26 5:26 美濃戸山荘
7:17 7:32 行者小屋
8:35 8:38 地蔵の頭
9:43 10:50 赤岳
11:20 11:20 文三郎尾根分岐
12:13 12:33 行者小屋
14:34 14:43 美濃戸山荘
14:56 14:56 やまのこ村
14:56 ゴール地点

天候

晴れ〜高曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道諏訪ICから美濃戸駐車場まで25.7キロ約40分、濃戸口から美濃戸までの3kmの未舗装林道は陥没している箇所が多く、なんとかなりますがすれ違いも難しいほどの細い道です。美濃戸の駐車場は　どこも駐車料金一日1000円。マップコード218534433　ちなみに美濃戸口にある八ヶ岳山荘は一日500円。歩くと登山口までのコースタイム往復1時間50分ですがここから歩く登山者も沢山います。軟弱な我々は当然・・・＋500円でワープ〜笑　尚、ルートは手書きです正確ではありません

コース状況／危険箇所等

行者小屋から地蔵尾根までの滑りやすい斜面と鉄階段は最初の踏ん張りどころ、展望荘から山頂までの急登の鎖場と赤岳南峰から文三郎分岐までは鎖場と岩場の連続する難所ですが・・・慎重に行けば問題なし。

その他周辺情報

尖石温泉　縄文の湯（400円）で汗を流す

写真

6/4 5:26

さあ、出発！

6/4 5:26

美濃戸山荘前を通り、右手の南沢に沿って行者小屋に向かいます

6/4 5:41

森の中の沢沿いの登山道・・ひんやりとした空気が気持ちいい！最初はかなり楽でしたが・・・

6/4 6:21

しばらくいくと・・・ゴロゴロした岩と砂利の多い登山道です。

6/4 6:51

大同心・小同心を見ながら行者小屋を目指して南沢を歩く

6/4 6:55

木漏れ日が降り注いでキラメク苔が美しいな〜

6/4 7:07

感じのいい森林帯を抜けると、川原に出ます。まもなく行者小屋に到着です。

6/4 7:07

右手には阿弥陀岳

6/4 7:14

赤岳が威風堂々とそびえております・・・いやがうえにもテンションがあがりますな〜

6/4 7:17

行者小屋のテン場　後ろは中岳〜阿弥陀岳。ほっと一息ついた我々は、小屋でトイレを借り稜線に出たら水場はないのでここで冷たくて美味しいっ！水を補充させていただきました。

6/4 7:32

地蔵尾根から赤岳へ

6/4 8:11

険しいところには手すり付きの鉄製階段がありありがたいですが・・・なかなかの急角度！

6/4 8:17

峰ノ松目が見えてきた、蓼科山がチョコンと頭を覗かす。眼下には深い緑の森が広がる。

6/4 8:17

大同心から横岳に繋がるゴツゴツした稜線！ワイルドだぜ

6/4 8:17

中岳〜阿弥陀岳　赤岳からつながる稜線が美しいカーブを描く

6/4 8:18

岩稜の角度も増してクサリが連続してくる。高所が苦手な小生にはそれなりに怖いが、そうもいってられないんで夢中でのぼります。これを登り切れば、いよいよ稜線に・・・！！

6/4 8:23

お地蔵さまが現れた。優しいお顔で親しみを感じます。信心深い我々は思わず拝んでいました・・・もちろんお賽銭も

6/4 8:36

地蔵の頭から横岳を望む。ここから稜線を歩いていく人が見える。

6/4 8:36

地蔵の頭に到着！シャッター押して〜オーラを放っていると親切な紳士が押してくれました。お手数お掛けしてすんません

6/4 8:44

どか〜んと赤岳が眼前に・・・稜線の手前に赤岳展望荘が。そのうしろの頂（北峰）には小さく赤岳頂上山荘が見える。頂上（南峰）はそのすぐ後ろです。

6/4 8:44

赤岳の横にはその昔八ヶ岳と高さを競ったという富士山が見える。

6/4 8:45

絶景にニッコリのsajiyome

6/4 8:46

展望荘到着！山っぽいことを始めて一年目の夏に泊まった山小屋。バイキングでおなかいっぱい食べた記憶が・・・トイレをお借りしました。

6/4 9:03

さあ、山頂へ行くぞ！天気予報は晴れ！なのに、どうもシラ〜っとしてて、空は青くないです。今日は八ヶ岳グレー？

6/4 9:06

柄にもなく花を愛でる・・・オヤマノエンドウでしょうか？

6/4 9:15

またまた鎖場！つかんで登れば安心ですがやたらに多様すると体力を消耗するので適度に

6/4 9:17

急に見えますが見た目ほど難しいものではありません。危険がないと言うわけではありませんが、落ち着いて、慎重に登れば無問題。なぜだか怪しくニヤケルsajiyome

6/4 9:20

硫黄岳の向こうには東西天狗岳の双耳峰が美しいカーブを描く。

6/4 9:25

中岳から阿弥陀岳に続く稜線。

6/4 9:26

ひっそりと咲く可憐な花に和む我々

6/4 9:34

そして、赤岳頂上小屋に到着！しかしここは北峰、山頂はもう少し先・・・

6/4 9:35

赤岳山頂（南峰）には大勢の人が群がっている。さあいこうぜ！

6/4 9:51

水墨画みたいな富士山。この時期　霞んでいるのは　仕方ないな〜

6/4 9:52

三度目の赤岳登頂！いつものポーズではじける

6/4 9:55

安全登山を祈願しました。

6/4 10:00

思わず手に取ってしまった・・・記念撮影必至です。

6/4 10:09

おなかが空いたので、ここで・・・

6/4 10:11

絶景を眺めながら

6/4 10:18

お勧めのラーメンをいただく。きのこなど具だくさんでおいしかったです

6/4 10:35

本日は宿泊者90名、夕食は2回戦だそ〜です。

6/4 10:42

御馳走様でした。隅々まで清掃が行き届いていて気持ちのいい小屋でした♪どうでもいいけど顔でかいな・・・俺

6/4 10:52

浮世で発症した低山病も完治したんで下山開始！

6/4 10:52

ギボシと権現岳・・・眼下に見えるキレットを縦走していってみたいですね！←いったいいつのことになることやら

6/4 10:57

山頂から少し降りたところにある分岐、キレット・権現岳へのルートはまだ我々は未踏です。

6/4 10:59

こわっ！すごい高度感！降りはかなり急峻、一歩一歩慎重に下りる

6/4 11:11

阿弥陀岳を眺めるsajiyome・・・行きたいけどな〜しばし思案・・・膝ガクガクだし天気いまいちだし

6/4 11:18

体力と時間がもう少しあれば、このまま直進したかったなぁ〜あの稜線を歩いたら、どんなに楽しいことだろう・・・もう10歳若かったら・・・シクシク（涙）

6/4 11:20

文三郎道。岩と土の混ざったザレ場は結構滑りやすいので注意です。

6/4 11:22

約一年ぶりにお会いします。風雪に耐え何人もの登山者を見送ってきたんですよね〜

6/4 11:27

こんな階段が延々と・・・辛いっす

6/4 11:31

スルーした中岳と阿弥陀岳をうらめしそうに眺めながら下山・・・よしよし次は絶対（できたら）登ろうぜ

6/4 11:44

申し訳程度に残雪があります

6/4 12:13

膝がガタブルになりましたがなんとか行者小屋に戻ってきました。「行者小屋」の呼び名にも歴史を感じます。色とりどりのテントが立ち並んでいました

6/4 12:39

さよなら又来るよ〜赤岳さん。さっきまであの高みにいたことが嘘みたいだね・・・

6/4 13:12

足がだんだん上がらなくなってきて、木の根っこにつまずくようになってきた我々をコイワカガミの群生が元気づけてくれます。←花を愛でる余裕はホントはありません

6/4 13:14

そして追い打ちをかけるように岩ゴーロが・・・むくれんなよ〜後で楽しい？思い出話になるんだからさ〜たぶん

6/4 13:56

登山口までがとてつもなく長く感じて、「まだー・・・まだー・・・」と（二人とも）連呼しながら歩きました。

6/4 14:23

ホテイラン、地域限定・季節限定で絶滅危惧種だそうです。癒されます

6/4 14:42

疲れた顔しとるの〜毎度のことながらヘロヘロで下山。おい！前向けよ〜帰りは北沢ルートの方が楽だったよーな

6/4 16:03

いつものここで疲れをいやして（我流でマッサージしまくって）・・・笑顔で家路に

撮影機器：

PowerShot SX280 HS CANON

iPhone 5c Apple

感想

sajimoto

八ケ岳大好きのsajimoto夫婦、梅雨入り前（開山祭前）に盟主赤岳に行ってきました。
天気予報も土曜日は晴れということもあってやまのこ村の駐車場はAM5：10でほぼ満車。さすがに人気者の八ヶ岳さんですな〜今回も前回同様、ダイレクトに文三郎尾根から赤岳を目指すルートより比較的楽な行者小屋から時計回りに地蔵尾根を登り地蔵ノ頭経由のルートで山頂を目指しました。

山頂から360°の大パノラマを期待しましたが、高曇りで遠方の眺望はいまひとつ。それでも水墨画のような富士山や西に広がる雲海には、中央、北アルプスの3000m超の山々がおぼろげながらも見え、こっちにも登りにおいでよ・・・と誘っているようでした。

サクッと登って絶景を堪能しサクッと降りるつもりでしたが毎度のように体力不足故、ヘロヘロになりながらの鈍亀登山〜笑 、季節柄透明度も眺望もいまひとつ・・・それでも八ヶ岳の美しさや険しさ、雄大さを今回も目一杯感じることのできた赤岳への山行。今度は泊まりでゆっくり来よう・・・できればテン泊で・・・モルゲンロートに染まる峰々を眺めながらあの美しい稜線を、権現岳まで（もちろん二人で！）あーだーこーだ言いながらゆっくりと歩いてみたいと思ったのでした・・・遠い目