2016-06-18 富士を愛でに 秀麗富嶽十二景二番 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
- GPS
- 06:43
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 892m
- 下り
- 888m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:38
8:45 赤岩ノ丸
9:28 黒岳
10:13 川胡桃沢ノ頭
10:59 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
12:08 小金沢山
14:00 尾根分岐
14:47 大峠
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレイルは良く踏まれています |
写真
装備
備考 | この時期は虫よけ必須です |
---|
感想
梅雨の合間、貴重な晴れの週末を逃してはならじと富士山を望む小金沢山系へ。
登山口は真木小金沢林道の大峠にあります。林道とはいえ良く整備された車道が通じています。
(私のカーナビは「道が無い」と目的地設定ができませんでした)20台ほどの駐車スペースが整備され、トイレも併設されています。
南西方向に展望が開けており、いきなり裾野を長く引いた富士の姿が、テンション上がります。
登山口から最初の小ピーク「赤岩ノ丸」まで一気に230mほど高度を上げるので、体が慣れていないこともありそこそこ息が上がります。途中一か所だけ富士が見晴らせる場所がありますが、尾根までは基本樹林帯で展望は望めません。
「赤岩ノ丸」はちょうど中間点なので、ここからほぼ同様の登りで尾根に突き上げます。尾根は南に黒岳、北に牛奥ノ雁ヶ腹摺山と分岐しています。
前から山名が気になっていた黒岳へ寄ることに。分岐から数分で山頂ですが、切り払われた広場があるだけで、特に眺望も無く早々に引き揚げます。
再び分岐を通過して牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ向かいます。
小金沢山系は大菩薩嶺から笹子にかけて点々と1700〜2000mのピークを連ねた尾根筋の縦走路なので、この後は大きなアップダウンはありません。途中樹林の間に「川胡桃沢ノ頭」など、所々に開けた広く明るい草地があり、富士の眺望を愛でつつ気持ちの良い尾根歩きが続きます。
最後に小さな鞍部を通過して牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂へ。秀麗富嶽十二景二番の名に恥じない見事な富士の姿が正面に広がる、気持ちの良い山頂広場です。
富士山を眺めつつ大休止を取ります。ここで、このまま大峠へ下山して、向かい側の「五百円札裏面」で有名な「雁ヶ腹摺山」へ登るか、尾根をたどって山系の主峰(?)小金沢山へ向かうか暫しの思案。最初の登りが思ったよりこたえていたので、もう一度300mの高度差はキツイと思い小金沢山へ向かうことにしました。
引き続き樹林と草地が交互する尾根道が続き、大きなアップダウンはありませんが、距離は分岐から牛奥ノ雁ヶ腹摺山までと同じぐらいあります。
小金沢山も富士が正面に見える広々とした山頂です。ここからの富士は裾野を両側に広げており、東側の裾野を黒岳にさえぎられる牛奥ノ雁ヶ腹摺山よりも見事かも。ふと山名票を見ると、ここも秀麗富嶽十二景「二番」。小金沢山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山は同率2位のようです(笑)。
下山は同じルートを黙々と下ります。アクセスがほぼ車に限られるためか、晴天の土曜日にもかかわらず、山頂も空いていたし、全行程で20名足らずの登山者しかすれ違いませんでした。
大峠へ戻ると富士はほとんど雲に隠れていましたが、途中はずっと見通しも良く、富士をお腹いっぱい堪能できた山行でした。
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