記録ID: 928326
全員に公開
ハイキング
ヨーロッパ
E5 Alpenüberquerung
2016年07月18日(月) 〜
2016年07月26日(火)
体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 37:57
- 距離
- 121km
- 登り
- 6,776m
- 下り
- 8,028m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:04
23:40
364分
Oberstdorf(キャンプ場)
5:44
Kempten Hütte
2日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:00
23:30
420分
Kempten Hütte
6:30
Meminger Hütte
3日目
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:11
23:44
311分
Meminger Hütte
4:55
Zams(Landeckのキャンプ場泊)
4日目
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:29
1:31
269分
Zams(Krahbeg)
6:00
Wenns(Jerzenのキャンプ場泊)
5日目
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:04
0:56
304分
Mittelberg
6:00
Braunschweiger Hütte
6日目
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:02
23:58
242分
Braunschweiger Hütte
4:00
Sölden(ZwieselsteinのTalhütte泊)
7日目
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:09
22:40
429分
ZwieselsteinのTalhütte
5:49
Moos(St.Leonhardのキャンプ場泊)
E5は、Europäische Fernwanderweg E5の事で、ヨーロッパの国々を跨いだ長距離歩道の内の一つだ。多くのハイカーで賑わっている。大西洋とアドリア海を結ぶ長大な道だが、人気のあるアルプス越えの部分を歩いてきた。山小屋の話などが参考になると思う。
●全体方針
・天気で日程を変えるかもしれないので、宿等の予約はできるだけ少なく。予備日は2日間用意。
・安くするために、できるだけキャンプで。ただし山小屋のあるところは山小屋で。山小屋体験は今回の目的の一つ。分かったのだが、実は、小屋代はキャンプとさほど変わらない。
・E5ルートして交通機関利用が認められているところはバス等で移動。実際には諸事情により、これに加えて1ヶ箇所車で移動した(Holzgau-Madau間8kmほど)。
・食事は自炊。ただし、山小屋では、すべて小屋の食事。贅沢だが、小屋食体験も今回の目的の一つ。
●時期について
今回は7月後半だったが、雪は少なく支障はなかった。6月中はまだ多いようである。他の時期はわからないが7月後半はどこもかしこもお花畑となっていた。山小屋は6月中旬くらいから概ね開く。交通機関も同じ頃から概ね夏ダイヤとなる。一部ケーブルなどは7月下旬から動くものもあるので要注意。これらを勘案すると、一般には7月後半から8月がお奨め。現地の夏休みと重なるが、これはやむを得ない。
●事前準備
・安い航空券を購入。行きMünchen、帰りはMilanoから。今回はエティハドで往復93000円。お金のある人は直行便のが遥かに短時間。
・ÖAV(オーストリア山岳協会)入会
・ガイドブックの購入と計画策定
・GPS用の地図の入手とルート作成など
・小屋の予約(1ヶ箇所だけ必須の小屋があった)
・山小屋、キャンプ場、Gasthouse/Hotel、交通機関、Wifi、天気予報の各情報の収集
●ガイドブックについて
E5のガイドブックはいろいろと出ている。今回は、Rother社から本年刊行の以下のものを使った。
Fernwanderweg E5
解説が詳しくて、優れモノ。簡単な地図も載っている。慣れた人であれば無くても良い。
●交通機関について
ほとんどがWebで時刻表などを入手できる。今回の区間で事前に予約が必要なものは特にない。全体に今回のルート上は本数もそこそこ多く、スムーズに移動できた。特に早朝夕方でなければいきあたりばったりで乗車しても大丈夫。バスはおつりをもらえるので、小銭を用意する必要はない。
●山小屋について
利用についての基本ルールはDAV、ÖAVのサイトに詳しい。個々の小屋のWebサイトがある場合は見ておくと良い。
・後述の「装備」にも書いたが、Hüttensack必須。
・小屋はレストランでもあるので、食事は基本的には個別に注文する。ただし、朝については前日夜に注文しておく場合がある。ただし、ZwieselsteinのTalhütteは自炊小屋。
・自炊の場合の火器の使用は小屋の外で可。ただ、食事の出る小屋で実際に自炊している人はほとんど見ない。
・支払いは全て現金のみなので要注意。1つの小屋で50ユーロ見ておけば十分。会員であれば30〜40ユーロで済む。
・今回のルート上の小屋には、テン場は無い。原則は幕営禁止。ただ、実際には、ちらほらとテントを張っている連中がいる。黙認という感じ。小屋は安いので、後ろめたくテントを張るより、小屋を利用したい。
・予約は推奨されているが必須では無い。取消し金がかかるので、実際予約はしづらい。ただし、ルート上のBraunschweiger Hütteは必須。Webから予約するとメールで返事が来る。天候等でいつ行けるかはっきりしなくても予約するしかない。なお、やや長い道程になるが、Braunschweiger Hütteを通過して先の谷に降りてしまう事も可能。Gletscherstube(登山口の宿)に前泊していればより楽。ただし、Gletscherstubeもそこそこ混むようなので、早めの予約が重要。
・小屋には必ずWaschraumがあり、皆、熱心に洗濯している。洗剤を使っている人もいるが、水でじゃぶじゃぶ洗えば十分。ただ、お湯が出ない場合は手が実に冷たい。外には干場がある。乾燥室がある場合があるが、あまり乾燥しない。
・温水シャワーがある小屋が多い。Meminger Hütteでは3ユーロで2分! 皆、結構利用していて、清潔好きだ。私はシャワーを使わず、タオルを絞って体をごしごし拭いていたが、これで結構さっぱりする。いずれにしても一日置きには谷に降りるので余り重要では無い。
・「装備」にも書いたが、Hütteschuhe(小屋内靴)があると便利。これは必須では無いが、小屋内は登山靴禁止。
・E5はツアー客が多いので、早着・早出が快適。14:00くらいまでに着けば、ゆっくりと洗濯、シャワー、食事ができる。それ以降は徐々に混んでくる。朝は7:00前に出ればツアーとはぶつからない。
・Meminger HütteとBraunschweiger HütteにはSeilbahnなるものがある。これは登り口にあって、頼めばザックを小屋まで運んでくれるという有料の設備。ツアーはみなこれを使っている。私は使わなかったが、ひとりだけでも受けてくれるかはよく分からない。係の人がいない場合は備え付けの直通電話で申し込む。日本人から見ると荷物だけ運んでもらうのはなんだか登山らしくないが、多くの人は「楽しむ」のが主目的だから、文明の利器は大いに使う。
●GPSと地図について
・ルートはガイドブック付属のGPXを使った。バリエーションなどは自作した。
・以下にGarmin用のファイルでアルプス全体のものがあったので入手。これはかなり詳細で実用的。2GB弱ある。ルート部分はプリントして持参した。
http://www.wanderreitkarte.de/garmin_de.php
・そのほか関係しそうなwayポイントを作成してアップした。Basecampを使った。
・Googleでホテルなどを検索した結果を一括してwaypointにする方法がわかったので活用した。
・Webの地図では、以下を参考にした。
https://www.meaneo.de/oasealpin/outdoor.html?id=16082864#dm=1
http://hiking.waymarkedtrails.org/
・ちゃんとした山地図はDAVのサイトでオンラインで購入できるとのこと。
●天気予報サイト
以下を利用した。
http://www.alpenverein.at/portal/wetter/tir.php チロルの山の天気
http://wetter.orf.at/tirol/bergwetter チロルの山の天気
http://www.wetter.com/ 指定した町の天気
http://www.wetteronline.de/profiwetter/europa 様々な天気図面
素人見だが、高層の寒気が北海方面からアルプスに南下してくると天気が崩れるようだ。逆に西からAzoren高気圧が張り出してくると晴れる。
●ÖAVについて
主な特典は山小屋の割引と保険。山小屋の食事も若干安くなるか、或いは会員専用のメニューがあったりする。ただし、DAV、ÖAV、AVS運営の小屋が対象。今回のルート上は全てDAVの小屋。1年間有効。なお、9/1以降に入会すると、次の1年も有効。
http://www.alpenverein.at
入会については英語版もあり、オンラインで手続きできる。1〜2週間くらいで会員証が送られてくる。今回、元を取れているわけではないが保険もあるので、まあ良いと思う。冊子も送られてくる。保険についてはWebに英語版も掲載されている。ヘリ費用や送還費用が含まれる。対象地域は世界全体。
入会は71ユーロと意外と高い。現地人であれば40-50ユーロくらい。日本だと送料などがあるので高くなる。
なぜオーストリアかというと、ドイツの山岳協会は手続きがややこしそうで、また外国人が入会できるのかよくわからなかったので、面倒くさいのでやめた。
●装備について
夏の北アルプスへ行く程度の装備で良い。とにかく軽くするのが重要と思う。
・山小屋泊まりにはHüttensackまたは寝袋が必須。袋状になっているものであればよい。ユースのシーツでも良いと思う。キャンプをしないのであれば, Hüttensackの方が軽くて小さくて, 暑過ぎ無くて良い(寝室は意外と暖かい)。Hüttensackは山用品店や小屋でも買える。
・雪渓歩きに慣れていない人は軽アイゼンがあったほうが安心。いくらか雪渓を歩くが, 冷え込んだ早朝でなければつぼ足で普通に歩ける程度(今回の7月下旬の場合)。
・燃料は飛行機に載せられないので現地調達。キャンプをしないのであれば, 調理系は無くても良い。予め現地の店や開店時間を調べておくと良い。
・スパッツは持っていかなかったが, 結構渡渉や水しぶきもあるので, 夏スパッツがあっても良いと思う。気にならない人は不要。
・食料は, 一日置きくらいに谷(町)に降りるので, 非常食と行動食のみでいい。山の上の小屋は予約しなくても食事がとれる。買い出しをする場合、日曜はほとんど閉店するので要注意!
・期間が長いので予備電池を多く持つのではなく、充電器を持った。単3/4用はケンコーの小型の優れモノ。山小屋でも一応充電はできるので、この方が便利。また飛行機でのリチウム電池制限も気にしなくていい。
・Hütteschuheはあると便利。私は100円ショップのスリッパを持って行った。ただ、軽くて小さいのは良いのだが、濡れに弱い。Waschraum内や物干し場までの道が濡れている事も多い。ビーチサンダルのが良いかもしれない。今後の課題。
・目隠しと耳栓。飛行機でくれる簡単なものだがとても重宝した。たとえば日が長いので、テント内が遅くまで明るいが、目隠しと耳栓で一足先に就寝できる。
※日程について
「コースタイム」では7日間になっているが、実際には3日目に2日間停滞したので、全体で9日間。
※コースタイムについて
休憩時間が0分になっているが、実際には各日30分程度は休んでいる。また、バス等での移動時間は除いている。
※標高グラフについて
交通機関での移動も入っている。
●全体方針
・天気で日程を変えるかもしれないので、宿等の予約はできるだけ少なく。予備日は2日間用意。
・安くするために、できるだけキャンプで。ただし山小屋のあるところは山小屋で。山小屋体験は今回の目的の一つ。分かったのだが、実は、小屋代はキャンプとさほど変わらない。
・E5ルートして交通機関利用が認められているところはバス等で移動。実際には諸事情により、これに加えて1ヶ箇所車で移動した(Holzgau-Madau間8kmほど)。
・食事は自炊。ただし、山小屋では、すべて小屋の食事。贅沢だが、小屋食体験も今回の目的の一つ。
●時期について
今回は7月後半だったが、雪は少なく支障はなかった。6月中はまだ多いようである。他の時期はわからないが7月後半はどこもかしこもお花畑となっていた。山小屋は6月中旬くらいから概ね開く。交通機関も同じ頃から概ね夏ダイヤとなる。一部ケーブルなどは7月下旬から動くものもあるので要注意。これらを勘案すると、一般には7月後半から8月がお奨め。現地の夏休みと重なるが、これはやむを得ない。
●事前準備
・安い航空券を購入。行きMünchen、帰りはMilanoから。今回はエティハドで往復93000円。お金のある人は直行便のが遥かに短時間。
・ÖAV(オーストリア山岳協会)入会
・ガイドブックの購入と計画策定
・GPS用の地図の入手とルート作成など
・小屋の予約(1ヶ箇所だけ必須の小屋があった)
・山小屋、キャンプ場、Gasthouse/Hotel、交通機関、Wifi、天気予報の各情報の収集
●ガイドブックについて
E5のガイドブックはいろいろと出ている。今回は、Rother社から本年刊行の以下のものを使った。
Fernwanderweg E5
解説が詳しくて、優れモノ。簡単な地図も載っている。慣れた人であれば無くても良い。
●交通機関について
ほとんどがWebで時刻表などを入手できる。今回の区間で事前に予約が必要なものは特にない。全体に今回のルート上は本数もそこそこ多く、スムーズに移動できた。特に早朝夕方でなければいきあたりばったりで乗車しても大丈夫。バスはおつりをもらえるので、小銭を用意する必要はない。
●山小屋について
利用についての基本ルールはDAV、ÖAVのサイトに詳しい。個々の小屋のWebサイトがある場合は見ておくと良い。
・後述の「装備」にも書いたが、Hüttensack必須。
・小屋はレストランでもあるので、食事は基本的には個別に注文する。ただし、朝については前日夜に注文しておく場合がある。ただし、ZwieselsteinのTalhütteは自炊小屋。
・自炊の場合の火器の使用は小屋の外で可。ただ、食事の出る小屋で実際に自炊している人はほとんど見ない。
・支払いは全て現金のみなので要注意。1つの小屋で50ユーロ見ておけば十分。会員であれば30〜40ユーロで済む。
・今回のルート上の小屋には、テン場は無い。原則は幕営禁止。ただ、実際には、ちらほらとテントを張っている連中がいる。黙認という感じ。小屋は安いので、後ろめたくテントを張るより、小屋を利用したい。
・予約は推奨されているが必須では無い。取消し金がかかるので、実際予約はしづらい。ただし、ルート上のBraunschweiger Hütteは必須。Webから予約するとメールで返事が来る。天候等でいつ行けるかはっきりしなくても予約するしかない。なお、やや長い道程になるが、Braunschweiger Hütteを通過して先の谷に降りてしまう事も可能。Gletscherstube(登山口の宿)に前泊していればより楽。ただし、Gletscherstubeもそこそこ混むようなので、早めの予約が重要。
・小屋には必ずWaschraumがあり、皆、熱心に洗濯している。洗剤を使っている人もいるが、水でじゃぶじゃぶ洗えば十分。ただ、お湯が出ない場合は手が実に冷たい。外には干場がある。乾燥室がある場合があるが、あまり乾燥しない。
・温水シャワーがある小屋が多い。Meminger Hütteでは3ユーロで2分! 皆、結構利用していて、清潔好きだ。私はシャワーを使わず、タオルを絞って体をごしごし拭いていたが、これで結構さっぱりする。いずれにしても一日置きには谷に降りるので余り重要では無い。
・「装備」にも書いたが、Hütteschuhe(小屋内靴)があると便利。これは必須では無いが、小屋内は登山靴禁止。
・E5はツアー客が多いので、早着・早出が快適。14:00くらいまでに着けば、ゆっくりと洗濯、シャワー、食事ができる。それ以降は徐々に混んでくる。朝は7:00前に出ればツアーとはぶつからない。
・Meminger HütteとBraunschweiger HütteにはSeilbahnなるものがある。これは登り口にあって、頼めばザックを小屋まで運んでくれるという有料の設備。ツアーはみなこれを使っている。私は使わなかったが、ひとりだけでも受けてくれるかはよく分からない。係の人がいない場合は備え付けの直通電話で申し込む。日本人から見ると荷物だけ運んでもらうのはなんだか登山らしくないが、多くの人は「楽しむ」のが主目的だから、文明の利器は大いに使う。
●GPSと地図について
・ルートはガイドブック付属のGPXを使った。バリエーションなどは自作した。
・以下にGarmin用のファイルでアルプス全体のものがあったので入手。これはかなり詳細で実用的。2GB弱ある。ルート部分はプリントして持参した。
http://www.wanderreitkarte.de/garmin_de.php
・そのほか関係しそうなwayポイントを作成してアップした。Basecampを使った。
・Googleでホテルなどを検索した結果を一括してwaypointにする方法がわかったので活用した。
・Webの地図では、以下を参考にした。
https://www.meaneo.de/oasealpin/outdoor.html?id=16082864#dm=1
http://hiking.waymarkedtrails.org/
・ちゃんとした山地図はDAVのサイトでオンラインで購入できるとのこと。
●天気予報サイト
以下を利用した。
http://www.alpenverein.at/portal/wetter/tir.php チロルの山の天気
http://wetter.orf.at/tirol/bergwetter チロルの山の天気
http://www.wetter.com/ 指定した町の天気
http://www.wetteronline.de/profiwetter/europa 様々な天気図面
素人見だが、高層の寒気が北海方面からアルプスに南下してくると天気が崩れるようだ。逆に西からAzoren高気圧が張り出してくると晴れる。
●ÖAVについて
主な特典は山小屋の割引と保険。山小屋の食事も若干安くなるか、或いは会員専用のメニューがあったりする。ただし、DAV、ÖAV、AVS運営の小屋が対象。今回のルート上は全てDAVの小屋。1年間有効。なお、9/1以降に入会すると、次の1年も有効。
http://www.alpenverein.at
入会については英語版もあり、オンラインで手続きできる。1〜2週間くらいで会員証が送られてくる。今回、元を取れているわけではないが保険もあるので、まあ良いと思う。冊子も送られてくる。保険についてはWebに英語版も掲載されている。ヘリ費用や送還費用が含まれる。対象地域は世界全体。
入会は71ユーロと意外と高い。現地人であれば40-50ユーロくらい。日本だと送料などがあるので高くなる。
なぜオーストリアかというと、ドイツの山岳協会は手続きがややこしそうで、また外国人が入会できるのかよくわからなかったので、面倒くさいのでやめた。
●装備について
夏の北アルプスへ行く程度の装備で良い。とにかく軽くするのが重要と思う。
・山小屋泊まりにはHüttensackまたは寝袋が必須。袋状になっているものであればよい。ユースのシーツでも良いと思う。キャンプをしないのであれば, Hüttensackの方が軽くて小さくて, 暑過ぎ無くて良い(寝室は意外と暖かい)。Hüttensackは山用品店や小屋でも買える。
・雪渓歩きに慣れていない人は軽アイゼンがあったほうが安心。いくらか雪渓を歩くが, 冷え込んだ早朝でなければつぼ足で普通に歩ける程度(今回の7月下旬の場合)。
・燃料は飛行機に載せられないので現地調達。キャンプをしないのであれば, 調理系は無くても良い。予め現地の店や開店時間を調べておくと良い。
・スパッツは持っていかなかったが, 結構渡渉や水しぶきもあるので, 夏スパッツがあっても良いと思う。気にならない人は不要。
・食料は, 一日置きくらいに谷(町)に降りるので, 非常食と行動食のみでいい。山の上の小屋は予約しなくても食事がとれる。買い出しをする場合、日曜はほとんど閉店するので要注意!
・期間が長いので予備電池を多く持つのではなく、充電器を持った。単3/4用はケンコーの小型の優れモノ。山小屋でも一応充電はできるので、この方が便利。また飛行機でのリチウム電池制限も気にしなくていい。
・Hütteschuheはあると便利。私は100円ショップのスリッパを持って行った。ただ、軽くて小さいのは良いのだが、濡れに弱い。Waschraum内や物干し場までの道が濡れている事も多い。ビーチサンダルのが良いかもしれない。今後の課題。
・目隠しと耳栓。飛行機でくれる簡単なものだがとても重宝した。たとえば日が長いので、テント内が遅くまで明るいが、目隠しと耳栓で一足先に就寝できる。
※日程について
「コースタイム」では7日間になっているが、実際には3日目に2日間停滞したので、全体で9日間。
※コースタイムについて
休憩時間が0分になっているが、実際には各日30分程度は休んでいる。また、バス等での移動時間は除いている。
※標高グラフについて
交通機関での移動も入っている。
天候 | 1-3日目 快晴 4日目 朝小雨→晴れ 5-6日目 朝晴れ→午後曇り 7日目 朝霧→晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
Holzgau→Madau ワゴンバス Zams→Krahberg ロープウェイ Wenns→Jerzen→Mitelberg 路線バス Sölden→Zwieselstein 路線バス Moos→St.Leonhard→Meran 路線バス Meranから 電車 |
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