皇海山(栗原川根利林道〜皇海橋)
- GPS
- 04:09
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 795m
- 下り
- 800m
コースタイム
天候 | 晴れ〜雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
沼田IC(県道62号線沼田大間々線)根利・金久保橋 30分。 根利・金久保橋(栗原川林道)皇海橋 1時間30分。22km。 |
写真
感想
■アプローチ
皇海橋へは、追貝側からと根利側から林道でアプローチできます。
長くはなるものの比較的走りやすいということで、根利側から向かいます。
関越道沼田インターチェンジから、県道62号沼田大間々線で根利地区へ。
ここから栗原川根利林道に入ります。
動物用のゲートを抜けて、延々と林道を走ります。
22キロ。1時間30分かかりました。
路面はそれほど悪くはないものの、区間によっては深い轍や落石がありました。何しろ長いので、根気良く運転することが必要です。
林道の現況は、沼田市役所利根支所のサイトが詳しいです。
http://www.city.numata.gunma.jp/kanko/sukai/index.html
8月1日〜2日にかけての大雨で、追貝側は崩落があって通行止めとのこと。
根利側は5日午後から復旧とありますが、午前9時には通行可能になっていました。
■皇海橋
皇海橋の駐車場には1台もクルマはなし。
メインルートの追貝側が通行止めになっている影響かもしれません。
きれいな水洗トイレに寄ってからスタートします。
最初は林道皇海支線を歩き、5分ほどで山道に入ります。
不動沢に沿って上がっていきます。
水面に出ている岩を踏みながら、何度も渡渉します。
周囲はカラマツの植林帯。
笹が生えていますが、どこでも歩けそうな感じです。
ピンクテープを探しながら、歩いていきます。
■不動沢のコル
支沢を分けて細くなった沢を辿っていきます。
次第に急になって、ロープを伝って上がります。
湿度も気温も高く、かなり汗をかきました。
1時間30分で不動沢のコルに到着。
鋸山と皇海山との間のコルですが、見えるのは鋸山だけ。
15分ほど休憩してから、皇海山へ向かいます。
■皇海山
尾根を上がっていくと、途中で雨が降り始めます。
不動沢のコルでは晴れていたので、突然でしたが急いでレインウェアを着込みます。
皇海山の山頂では土砂降りとなりました。
山頂の周囲は木々で囲まれ、さらにガスのため眺望はありませんでした。
雷鳴も聞こえてきたため、ダッシュで下ります。
雨はずっと強いまま。
登山道を細い滝のように水が流れます。
不動沢のコルを越えても雷は続きました。
長く大きく鳴る雷でした。
1,700メートル付近まで下りてくると、ようやく雨も弱まります。
不動沢も水量は多くなっていましたが、渡渉には影響ありませんでした。
山頂から1時間30分で皇海橋まで戻りました。
皇海橋には林道整備のクルマが1台。
追貝側は再開するまでにしばらく時間がかかるとのこと。
帰りも栗原川根利林道を1時間30分かけて戻りました。
■まとめ
皇海橋からの登山道は沢沿いで面白かったですが、アプローチの林道が核心です。とにかく長いので集中力が途切れます。
また、雷鳴から逃げる判断が遅くなりました。
山頂を諦めるべきだったかもしれません。
今日の行程は4時間。うち休憩は15分。15,000歩でした。
こんばんは。
根利から皇海橋まで行けたのですね?
私は6日の朝,根利から皇海橋に向かって行こうと根利のT字路を曲がり新地川を渡ろうとした所で案内板を見て ”根利からも追貝からも通行止め” と知り計画を変更しました。2事案も別の林道が工事中で更に計画変更。3事案では,とても疲労感が強く敗退して,4事案で3時間ほどのハイキングをして帰ってきました。
皇海橋まで行けても疲労で敗退したとは思うのですが,案内板がタイムリーな情報を伝えていたかったことは悔しいです。
baron_zsupanさん、こんばんは。
私は5日朝、根利の林道ゲートで出会った方に大丈夫と教えていただきました。おそらく工事関係者の方だったかと思います。
ところで、栗原川根利林道はあまりにも長く、この運転が一番大変でした。
もう少し林道の整備が進んだら、また皇海山に登ってみたいと思います 。
コリゴリだ,なんてことなく,また来ていただけると嬉しいです。
林道の状況ですが,5日に工事が終わって開通したのだとすると,その状態がベストかな?と思います。整備は,例えば舗装にするとかは考え難く,大きな石が車の通行を妨げていればどける,道の凹みが極度になれば均す,木が倒れて道を塞いでいればどける,時々は山側斜面の崩れ止めネットを張る,といったものだと思います。地元民としては,そんな風に捉えていて,もともと秘境なのだから,それ位ができる限度だろうと思っています。これではイタチゴッコで,少しずつ掛けた費用が蓄積効果を全く生まず,しょっちゅう振り出しに戻ってムダになっているとも思います。費用を一挙に投資して一定レベルまで持って行く方がムダは少ないとは思いますが,皇海山の個性として難所の評判は残ってもいいのかな?とも思います。林道の距離(所要時間)も地元民としては従来から受け入れているもので ”慣れ” れば特別のことではなくなるのだと思っています。
ところで,100名山,200名山,300名山・・・と種々ありますが,アプローチが皇海山なみの所って無いのでしょうか? それも不思議な感じがします。
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