浅間山外輪山
- GPS
- 05:27
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 857m
- 下り
- 853m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:22
天候 | 快晴 無風・微風 気温高い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般にいずれも良く整備されていて分かり易い。登山者も多い。他各所で気付いた点。 ・車坂峠-トーミの頭:中コースと表コースの2つがあり表コースを下山で利用すると、車坂峠の直前で急登あり。 ・トーミの頭-湯の平高原-賽の河原:草すべりを経由して平坦な湯の平高原に至るが、草すべりは全般的に急傾斜で、滑落したら止まらないので要注意。湯の平高原は樹林帯で緩い坂を登ると樹林が切れて賽の河原に至る。賽の河原は樹木なく見通しが効く。前掛山方面は火山活動が活発なため入山規制中。 ・鋸岳-仙人岳-蛇骨岳-黒斑山:見晴らしの良い縦走路。アップダウンは少なく、天気が良ければ左手に常に浅間山を長めながらの歩行となる。 |
写真
感想
車坂峠から浅間山の外輪山を歩くつぶれた8の字コースを歩いてきた。
早朝5時に峠の駐車場に到着。クルマの数は疎らだが、既に外に出て準備してる人もいる。気温は15℃程度と半袖では場違いな感じで、準備中は薄手のウィンドブレーカーを羽織るが、出発時は半袖に戻る。中コースから行動開始。車坂峠からトーミの頭は積雪期にアイゼンを付けて何度か歩いているが無雪期は初めて。初めの10分程度は全然土地勘がなかったが、途中のトラバースっぽい斜面から少しずつ過去の記憶がよみがえってくる。とにかくずっと登るルート。30分程度で体が温まり始め、以降肌寒さを感じることはなくなる。樹林帯歩きなので展望も得られず、風も通らないので汗が滲むようになるが、出発地の標高が既に2000メートルに近いため、大汗を絞っての登高にはならなかった。車坂峠から1時間ほどでトーミの頭に到着。先客はいない。浅間山方向は逆光でよく見えないが、麓の緑が青々としていて眩しい。ここで休憩して草すべりの急傾斜の斜面にとりかかる。草すべりの名前のとおり草の付いた滑り易そうな斜面で、同行者は何度かここでスリップしていた。以前ここを下ったときは盛大な膝痛になっていたが今回は歩き始めたばかりだし問題ないだろう。この斜面、所々がお花畑になっていて、様々な花を見つつ楽しみながら下ることができる。滑落したらヤバイところも多いが、気を付けて下り火山館との分岐へ到着。火山館まで数分とのことなので行ってみようかとも思ったが、ここは左に折れて先に進むことに。再び樹林帯に入り展望は限られるが、左手のほうには浅間山の外輪山が屏風のようにそそり立ち立派だった。天気は快晴、どこを撮っても絵になる写真が多い。樹林が終わったあたりで2度目の大休憩。天気抜群なのに登山者が全然いないので、皆どこに行ったのだろうなどと同行者と話す。賽の河原を経て外輪山の登りに取り掛かる。以前ここを登った時はもっと岩がちな斜面だった記憶があったが、岩が多いのは全体でも上の方で下の方は草地に岩があるような斜面だった。Jバンドという名前がここには付いているが一体どういう由来があるのだろう。斜面を登り切ると反対側の眺めが視界に入る。冬の山スキーの定番の根子岳や四阿山も見える。こちらも緑が眩しい。ここからはお待ちかねの外輪山の縦走路。アップダウンは少なく、所々樹林帯に入るのでそこでは展望は得られない。が、展望が開けたところは左手側に噴気を上げる浅間山がずっと見え良い気分になれる。仙人岳、蛇骨岳と過ぎると多くの登山者とすれ違うようになる。この山域を避けていたのではなく、我々のスタート時刻が他より早かったようだ。最後のピークの黒斑山だけは少し離れたところにあったが無事到着。さらに先に進み8の字の下の部分が完成。帰りは表コースを利用する。下りにかかるとどこかにシェルターがあった記憶があったがやはりあった。使うことがないにこしたことはないが、あれば頼りになる時もあるであろう。本格的な下りに入ると続々と登りの登山者とすれ違うようになってきた。天気も良いし、車坂峠から黒斑山あたりまでなら3時間程度で行って帰ってこれるので、遅い時間の出発でも特に問題ないのだろう。ただ雲が湧いていたのは少し気掛かりだったが。標高を順調に落としてもう少しで登山口と思ったところで急な登り。中コースはこんなアップダウンなかったなと思いつつ息を切らして登り、最後車道に向かって下り今日の行動は終了。駐車場は見なくてもいっぱいと分かっていたが、やはりそのとおりになっていた。朝5時半頃から歩き始め、11時前に駐車場に戻れた。
今日のコースはかなりつぶれた8の字コース、標高差は500メートル程度で初心者にもやさしく、コースの変化に富んでいて歩いていても飽きることがなかった。前掛山の往復ができるとさらに変化がついて楽しめるが、こればかりは自然が相手なのでいつ可能になるとも分からない。
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