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Yamareco

記録ID: 947403
全員に公開
ハイキング
四国剣山

剣山・次郎笈・一ノ森(キレンゲショウマ咲き残り・ガスのち晴れ)

2016年08月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:26
距離
19.5km
登り
1,775m
下り
1,785m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
1:27
合計
7:17
6:34
27
7:01
7:03
13
7:16
7:18
11
7:29
7:29
4
7:33
7:33
33
8:06
8:20
38
8:58
8:58
23
9:21
9:21
14
9:35
9:53
1
9:54
10:00
27
10:27
10:28
41
11:09
11:09
17
11:26
11:48
44
12:32
12:33
29
13:02
13:15
6
13:21
13:21
5
13:26
13:26
16
13:42
13:50
1
13:51
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
駐車場とリフト乗り場。
2016年08月20日 06:30撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 6:30
駐車場とリフト乗り場。
登山口。鳥居をくぐります。
2016年08月20日 06:31撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 6:31
登山口。鳥居をくぐります。
リフトと交差。トンネルを進む。
2016年08月20日 06:41撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 6:41
リフトと交差。トンネルを進む。
次郎笈の登場! このときは快晴。
2016年08月20日 06:59撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8
8/20 6:59
次郎笈の登場! このときは快晴。
振り返って撮影。なかなかの景色
2016年08月20日 07:01撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
8/20 7:01
振り返って撮影。なかなかの景色
剣山山頂方面はガスがかかっていそう。
2016年08月20日 07:04撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 7:04
剣山山頂方面はガスがかかっていそう。
トリカブト
2016年08月20日 07:13撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 7:13
トリカブト
歩きやすく美しい道。
2016年08月20日 07:14撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
8/20 7:14
歩きやすく美しい道。
大劔神社に到着
2016年08月20日 07:17撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
8/20 7:17
大劔神社に到着
オトギリ
2016年08月20日 07:18撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 7:18
オトギリ
大劔神社裏の岩峰
2016年08月20日 07:19撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
8/20 7:19
大劔神社裏の岩峰
剣山山頂方面はガス
2016年08月20日 07:28撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 7:28
剣山山頂方面はガス
頂上ヒュッテ・劒山本宮宝蔵石神社。あっさり到着。
2016年08月20日 07:30撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 7:30
頂上ヒュッテ・劒山本宮宝蔵石神社。あっさり到着。
剣山山頂。ガス。
2016年08月20日 07:34撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 7:34
剣山山頂。ガス。
気持ちよい道だと思いますが、ガスガス。
2016年08月20日 07:47撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 7:47
気持ちよい道だと思いますが、ガスガス。
次郎笈に到着。ガスガス。
2016年08月20日 08:08撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 8:08
次郎笈に到着。ガスガス。
ガスがきれて、ちょっと青空。
2016年08月20日 08:23撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
8/20 8:23
ガスがきれて、ちょっと青空。
青空のもと歩きたかった。
2016年08月20日 08:30撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 8:30
青空のもと歩きたかった。
高知側はガスがない。
2016年08月20日 08:34撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 8:34
高知側はガスがない。
2回目の剣山山頂。
2016年08月20日 08:58撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 8:58
2回目の剣山山頂。
薄いけどガスのなか
2016年08月20日 08:59撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 8:59
薄いけどガスのなか
シコクフウロとオトギリ
2016年08月20日 09:03撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 9:03
シコクフウロとオトギリ
一ノ森への道。天気良いと素晴らしい道だと思う。
2016年08月20日 09:10撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 9:10
一ノ森への道。天気良いと素晴らしい道だと思う。
高知方面の山
2016年08月20日 09:26撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 9:26
高知方面の山
一ノ森。荷揚げのゴンドラ
2016年08月20日 09:35撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 9:35
一ノ森。荷揚げのゴンドラ
一ノ森ヒュッテ前。
2016年08月20日 09:36撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 9:36
一ノ森ヒュッテ前。
シコクフウロ
2016年08月20日 09:36撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
8/20 9:36
シコクフウロ
一ノ森ヒュッテ。一瞬の青空。
2016年08月20日 09:42撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
8/20 9:42
一ノ森ヒュッテ。一瞬の青空。
ガスガス。本当は素晴らしい展望のはず。
2016年08月20日 09:56撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 9:56
ガスガス。本当は素晴らしい展望のはず。
一ノ森の山頂
2016年08月20日 10:03撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
8/20 10:03
一ノ森の山頂
結局、ガスはとれず。
2016年08月20日 10:04撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 10:04
結局、ガスはとれず。
巻き道の行場経由で下ります。カニコウモリ。
2016年08月20日 10:22撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 10:22
巻き道の行場経由で下ります。カニコウモリ。
源流
2016年08月20日 10:28撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 10:28
源流
このあたり崩壊が著しい。7月中は通行止めだったらしい。
2016年08月20日 10:31撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 10:31
このあたり崩壊が著しい。7月中は通行止めだったらしい。
2016年08月20日 10:36撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 10:36
トリカブトたくさん。
2016年08月20日 10:37撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
8/20 10:37
トリカブトたくさん。
コケの森。美しい。
2016年08月20日 10:38撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
8/20 10:38
コケの森。美しい。
コケの森
2016年08月20日 10:38撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
8/20 10:38
コケの森
キレンゲショウマ。咲き残り。
2016年08月20日 10:40撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
8/20 10:40
キレンゲショウマ。咲き残り。
どうみてもレンゲショウマとは似ておらず別の花。
2016年08月20日 10:42撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
8/20 10:42
どうみてもレンゲショウマとは似ておらず別の花。
ソバナ
2016年08月20日 10:43撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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8/20 10:43
ソバナ
不動の岩屋。中に洞窟がありハシゴで降りられそうだが真っ暗。入って良いのかわからず引き返す。
2016年08月20日 10:53撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 10:53
不動の岩屋。中に洞窟がありハシゴで降りられそうだが真っ暗。入って良いのかわからず引き返す。
おくさり。チムニー状になっている。ザックが引っかかって登れなさそう。ここで引き返す。
2016年08月20日 10:57撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 10:57
おくさり。チムニー状になっている。ザックが引っかかって登れなさそう。ここで引き返す。
刀掛の松。どうやら山頂方面のガスはとれた模様。
2016年08月20日 11:10撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 11:10
刀掛の松。どうやら山頂方面のガスはとれた模様。
振り返って刀掛の松
2016年08月20日 11:12撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 11:12
振り返って刀掛の松
青空!
2016年08月20日 11:17撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 11:17
青空!
劒本宮の鳥居
2016年08月20日 11:22撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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8/20 11:22
劒本宮の鳥居
山頂。広いです。平です。
2016年08月20日 11:25撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
8/20 11:25
山頂。広いです。平です。
本日3度目の剣山の山頂。ようやく青空。
2016年08月20日 11:28撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
8/20 11:28
本日3度目の剣山の山頂。ようやく青空。
美ヶ原に似ているのかなぁ。
2016年08月20日 11:29撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
8/20 11:29
美ヶ原に似ているのかなぁ。
次郎笈。美しい...。「もう一回おいで」と呼んでいるようです。
2016年08月20日 11:33撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
10
8/20 11:33
次郎笈。美しい...。「もう一回おいで」と呼んでいるようです。
山頂標。
2016年08月20日 11:42撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 11:42
山頂標。
笹原と一ノ森方面。
2016年08月20日 11:42撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
8/20 11:42
笹原と一ノ森方面。
一ノ森。アップで。いい道ですね。
2016年08月20日 11:43撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
8/20 11:43
一ノ森。アップで。いい道ですね。
次郎笈。もう一回登るしかありません!
2016年08月20日 11:52撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
4
8/20 11:52
次郎笈。もう一回登るしかありません!
天空の道ですよ。
2016年08月20日 11:53撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
8/20 11:53
天空の道ですよ。
次郎笈が近づいてきました。
2016年08月20日 11:57撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
8/20 11:57
次郎笈が近づいてきました。
振り返って剣山。
2016年08月20日 11:57撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
8/20 11:57
振り返って剣山。
剣山も美しい。
2016年08月20日 12:03撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
8/20 12:03
剣山も美しい。
次郎笈。巻き道を歩いてみます。ここで右折。
2016年08月20日 12:04撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 12:04
次郎笈。巻き道を歩いてみます。ここで右折。
巻き道から振り返って剣山。この構図も美しい!
2016年08月20日 12:08撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
6
8/20 12:08
巻き道から振り返って剣山。この構図も美しい!
北側にも楽しそうな稜線の山が見えました。
2016年08月20日 12:10撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 12:10
北側にも楽しそうな稜線の山が見えました。
巻き道には水場あります。うまい!
2016年08月20日 12:13撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
8/20 12:13
巻き道には水場あります。うまい!
三嶺が見えます。行きたかったけど。
2016年08月20日 12:16撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
8/20 12:16
三嶺が見えます。行きたかったけど。
三嶺アップ。この先の道も気持ちよさそうです。
2016年08月20日 12:17撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
8/20 12:17
三嶺アップ。この先の道も気持ちよさそうです。
さて次郎笈を登ります。
2016年08月20日 12:18撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
8/20 12:18
さて次郎笈を登ります。
山頂までのみち
2016年08月20日 12:31撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 12:31
山頂までのみち
本日2回目の次郎笈の山頂。
2016年08月20日 12:33撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 12:33
本日2回目の次郎笈の山頂。
次郎笈から、剣山、二ノ森、一ノ森の稜線。もう一回、一ノ森まで行こうかと考えましたがやめました。
2016年08月20日 12:33撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 12:33
次郎笈から、剣山、二ノ森、一ノ森の稜線。もう一回、一ノ森まで行こうかと考えましたがやめました。
振り返って次郎笈。美しい笹原です。
2016年08月20日 12:36撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
8/20 12:36
振り返って次郎笈。美しい笹原です。
剣山へのみち
2016年08月20日 12:37撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 12:37
剣山へのみち
ほんと最高の稜線ですな。さすがに下山することにしました。
2016年08月20日 12:41撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
8/20 12:41
ほんと最高の稜線ですな。さすがに下山することにしました。
大剱神社の岩峰まで登り返します。
2016年08月20日 12:59撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 12:59
大剱神社の岩峰まで登り返します。
大劔神社。
2016年08月20日 13:08撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 13:08
大劔神社。
大劔神社の岩峰と次郎笈。
2016年08月20日 13:14撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
3
8/20 13:14
大劔神社の岩峰と次郎笈。
刀掛の松までトラバース道で。
2016年08月20日 13:22撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 13:22
刀掛の松までトラバース道で。
リフト上駅(西島駅)に到着
2016年08月20日 13:26撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
8/20 13:26
リフト上駅(西島駅)に到着
あとはおりるだけです。
2016年08月20日 13:27撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 13:27
あとはおりるだけです。
駐車場の隣の茶店に入ります。
2016年08月20日 14:03撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 14:03
駐車場の隣の茶店に入ります。
祖谷そば。東京の人が蕎麦だと思って食べると驚きます。
2016年08月20日 13:50撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
5
8/20 13:50
祖谷そば。東京の人が蕎麦だと思って食べると驚きます。
帰りに剣山スキー場。廃止スキー場です。
2016年08月20日 14:19撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
1
8/20 14:19
帰りに剣山スキー場。廃止スキー場です。
一宇にある、つるぎの宿・岩戸。ここで入浴。400円
2016年08月20日 15:28撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
2
8/20 15:28
一宇にある、つるぎの宿・岩戸。ここで入浴。400円

感想

■はじめに
 家庭の事情で四国に行くことになりました。山に行く「自由時間」がとれたので、剣山に行くこととしました。
 剣山は登山口の標高も高く、山そのものは簡単に登れますがが、アクセスが難関です。美馬インターから40km以上あるだけでなく、一車線の道路は場所によってはすれ違いが困難な状況です。
 ちなみに、徳島県には井川腕山スキー場がありますが、ここも狭くて長い難路で、日本のスキー場のなかで1,2を争うハードアクセスなスキー場です。
 このように四国の観光地は有名なところであってもアクセスが厳しいところがありますので注意が必要です。

■剣山の山頂。ガスでがっかり。
 駐車場は晴れていましたが、山頂方面はガスがかかっています。途中、次郎笈が見えたこともあり、山頂に到着することにはガスがとれるだろうと楽観的に登ります。駐車場から山頂の標高差は550mくらいですので、あっさり山頂に到着。しかしガスの中。がっかりです。

■次郎笈へ。ガスでがっかり。
 楽しみにしていた剣山から次郎笈への道ですが、ガスガスです。高知側は雲がとれているようですし、雲厚も薄いのでまもなく晴れるだろうと期待しながら向かいますが、到着時点ではまだガスの中。がっかりです。食事をとりながら時間をつぶして待ちますがやっぱりガスの中。あきらめて再び剣山に向かいます。

■一ノ森へ。ガスでがっかり。
 2度目の剣山の山頂ですが、やっぱりガスの中。がっかりです。仕方がないので一ノ森へ向かいます。一ノ森への道も晴れていたら良い感じの道でした。一ノ森ヒュッテ前のベンチで休憩して時間をつぶしますが、いっこうにガスがとれる雰囲気がありません。一ノ森の山頂もガスの中。がっかりです。

■行場へ。キレンゲショウマはあるか?
 展望がないときは花見の山行きに切り替えるのが鉄則です。キレンゲショウマの咲き残りがあることを期待して行場に向かいます。行場は古い祠や神社、「不動の岩屋」(洞窟で入れるらしい)やクサリのある「おくさり」など修行の歴史を感じさせるものがあります。
 行場の一角にキレンゲショウマの咲き残りがありました。キレンゲショウマは剣山独特の花で、レンゲショウマに似ているとのことで命名されたとのことですが、レンゲショウマとは形が全く違います。レンゲショウマはキンポウゲ科、キレンゲショウマはユキノシタ科で親戚でもありません。
 なお、7月に東京の御岳山にレンゲショウマを見に行きましたが、そのとき、駒鳥売店近くにキレンゲショウマが栽培されており、ちょうど見ごろでした。駒鳥売店のおばちゃんが「キレンゲショウマは四国の剣山で咲いている貴重な花」と説明してくれましたが、本当に四国の剣山で見ることができて良かったです。

■晴れてきた。本日三度目の剣山山頂へ。
 行場で時間をつぶしているうちに、どうやら山頂も晴れてきたようです。刀掛の松まで降りましたが、再び登り返します。
 ようやく3度目の剣山の山頂では青空になりました。次郎笈や一ノ森方面も展望が得られ、美しい山々を見ることができました。なかでも次郎笈への道はとても素晴らしく、これは、再び次郎笈に向かうしかありません。

■最高の稜線! 本日二度目の次郎笈へ。
 次郎笈までは登り返しも150程度です。これほど、気持ちよく歩けるところはそうそうないなぁと思いました。もし東京から近かったら大人気でしょう。
 結局、剣山の周辺をあちこち歩き回りましたが、楽しい山歩きでした。

■祖谷そば。不思議な魅力。
 下山後、駐車場ちかくの店で祖谷そばを頂きました。祖谷そばは、蕎麦の一種ですが、麺は黒っぽく、太く、短めです。やわらめで、ぶちぶち切れます。だし汁の色はうすく、四国のうどんの汁と同じだと思ってよいでしょう。四国に来たら、ぜひ、食べてみてください。
 なお、四国の愛媛県でも、年末になると、祖谷そばの袋入り生めんが、スーパーに山積みされます。年越し蕎麦では乾麺ではなく祖谷そばが一般的だそうです。だし汁はもちろんうどんだしと同じです。私も、初めて祖谷そばを食べたときは、これが蕎麦か!と驚きましたが、なぜか、また食べてみたくなる、不思議な魅力のあるそばです。

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コメント

そそられます
sat4さん、こんにちは。

前回も思いましたが、ほんとに歩きたくなる稜線の
眺めですね。
「次郎笈が近づいてきました」の写真など
思いっきりそそられます。
ガスから晴れになり、2度目の次郎笈から再び一ノ森
へ行きたくなる気持ちも共感します(笑)

四国のお山、いついけるか分かりませんが
必ず何処かでとおもっています。
松山に友人がいるので、そこへ寄りながらかなあ
なんて。
2016/8/24 18:41
Re: そそられます
youtaroさん、こんばんは。

この日の早朝は、剣山だけ雲がかかっていたので、晴れてよかったです。
次郎笈は美しい山で、歩いて楽しい稜線の道です。

今回は行きませんでしたが、
見の越〜剣山〜次郎笈〜三嶺〜名頃と縦走し、
名頃からバスで見の越に戻るというプランも考えていました。

将来、四国の山来られる機会があるのなら、三嶺もお勧めです。
(三嶺は私も未踏ですが)
(自転車利用なら見の越にデポして、名頃から登り始めもありですね。)
2016/8/24 23:23
気合いの3回登頂
sat4さん、こんばんは

TVでしか見たことがないのですが、
三嶺〜剣山の伸びやかな稜線は是非歩いてみたいです。
関東でもこれだけ長い魅力的な稜線はなかなかないのでは。
それにしても一日で三回の剣山山頂、最後に晴れてよかったですね。

キレンゲショウマ、確かに紛らわしい名前ですね。
「科」まで違うとは、何でこんな名前をつけたのでしょうか。

祖谷そば、柔らかくブチブチ切れると聞くと、
とても食べようという気がおきませんが、
それでもまた食べたくなるとは一体どんなそばなのでしょう???
2016/8/24 22:21
Re: 気合いの3回登頂
hirokさん、こんばんは。
キレンゲショウマなんとか間に合って良かったです。
似ているから命名されたとのことですが、全然似ていないですよ。

次郎笈から見た感じ、三嶺の方まで気持ちよさそうな稜線がつながっていました。
三嶺〜剣山。自転車を使えば周回できますよ。
(私はバス利用のプラン(剣→三嶺まわり)を考えましたが、CTの70%で可能)

祖谷そば。
ぜひ、食べてみてください。
たぶん絶句すると思いますが、忘れられない食感になります。
2016/8/24 23:43
sat4さん、
地図を見たら微妙に赤線がダブっているなぁ・・・と思ったら、天気 がよくなって、upwardrightdownwardrightupwardleftdownwardleftupdownされたからでしたか

拙者は剣も次郎も三嶺にも行ったことはありませんが、あの笹原の道、いつ見ても気持ち良さそうですね。
ルンルンルン・・・って気分でしょうか(→実際には凸凹あって、そんなに易しいことではないでしょうけど)。

祖谷そばは、「見た目は蕎麦だけど、食べたらうどん」のような理解かな?

  隊長
2016/8/25 12:04
Re: sat4さん、
yamabeeryuさん、こんばんは。

そうなんです、降りようと思ったら天気が良くなったので再び登っています。
もともと標高差少ないですし、縦走路の登り返しも少ない。
おかげで、念願の、笹原の道を歩くことができました。
yamabeeryuさんも、ぜひ、訪れてみてください。

祖谷そば。だしはうどんとだいたい同じです。
しかし、四国のうどんは腰が強いですが、祖谷そばは腰が弱い。
歯ごたえは、つるつるしこしこではなく、もっちりです。
食感は「そばがき」を麺状にしたような感じ、です。
2016/8/25 23:27
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