【高尾山~城山】城山の夏は未だ未だ続く、きょうはオレンジな気分
- GPS
- 05:00
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 636m
- 下り
- 503m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00020514/00006286/0/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
○城山から小仏峠の下りがとても滑り易い |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
笛
筆記具
保険証
昼食
ティッシュ
帽子
タオル(2)
携帯電話
iPhone
雨具
ストック
時計
ファーストエイドキット
カメラ(1)
水(ハイドロ1.5L)
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感想
晴れの予報の土曜日の朝、ここのところ天候不順で雨が続く。
予報は晴れとあるが、朝空は分厚い雲で曇っている。
迷っているうちに時間が過ぎ、やや出遅れ気味となったが、
城山茶屋のカキ氷を本日の目的山行として出掛けることにした。
ヤマレコ情報で、城山のカキ氷に新色(味)メニューが出たのを知って、
ズーッと気になっていたものの、
今年の夏は、猛暑で暑すぎであったのと、
リオオリンピックのTV観戦による寝不足で行きそびれていたので
「かき氷」の旗が仕舞われる前にどうしても行きたかった。
城山までのコース取りを決めていないまま、
予定より一時間遅れで家をでると、いきなり晴れ上がった。
ランチは城山茶屋の醤油仕立てのナメコ汁と決めていたので、
最寄り駅のコンビニで紀州梅ぼしのおにぎり2個を購入。
中央線の下り、高尾行きは結構混んでいた。
高尾駅に着くとハイカーがドッと京王線の乗換通路を塞いだ。
これを見て、咄嗟に1番線をそのまま進み、北口改札から出る。
ハッキリした行程計画を立てた訳では無いが、
高尾山から城山へ向かい、ランチとカキ氷を堪能して折り返し、
帰りに高尾山温泉で汗を流し、デカジョッキのビールでスカッと、
近場でリフレッシュするイメージであった。
高尾駅北口も多くのハイカーで賑わっていた、
小仏行のバスも3台連なって乗車が始まっていた。
乗ろうと思えば間に合ったのだが、先ずは高尾山ということで、
バスの乗車待ち列の横から、「あさかわ」の前を通過して、
線路沿いの抜け道を利用して高尾山方面に向かった。
この時点でもコース取りは曖昧のまま進んだ。
JRのガード下の橋から南浅川の上流を見ると、
雨上がりで水量も豊富で、少し先に見える白滝と
澄んだエメラルド色の川面とのコントラストが、案外素敵に見える。
甲州街道をしばらく進むと、信号機に「落合」とあるところで
「ろくざん亭」の入口を示す青い看板が目に入ってきた。
この時点でコースを決定した。
「ろくざん亭」の先の民家の横の登山口から、
先ずは金毘羅台まで登り、そこから1号路に合流して山頂を目指した。
1号路からのアプローチは久々になる。
完全舗装されたコース、お子さん連れのファミリーハイカーが多く、
とても賑やかな雰囲気のファミリーコースのようである。
しかし、舗装路の登りは意外に腰にくる、
それに結構、直線的な急登である、久々のせいかきつく感じる。
稲荷山や6号路のコースのほうが変化も有り、楽に感じていた。
山頂に着くと、やはり大勢の人で賑わっていた。
晴れて陽射しも強いので、木陰の休憩場所は既に満杯、
展望の良い見晴らしには若者たちのグループで大賑わい。
この時点、帰りの高尾山温泉の混雑も容易に想像つくので、パス決定。
空は晴れ上がり、青空のあるのだが、
雨上がりに、気温の上昇で分厚い夏雲が眺望の大半を占めた。
富士山も分厚い雲の中に姿を隠していた。
もみじ台は、木陰も少なく、
ベンチ付近は草が伸び放題で空いていた。
一丁平の林間に点在するベンチは涼しげで多くの人が休憩されている。
きょうはかなり暑い、真夏の陽射しほどではないが、かなり汗を掻く、
半袖のラガーシャツは汗でズッシリと重たく感じる。
身体も火照って、オーバーヒート気味で足取りも鈍くなる。
城山にはちょうど昼時に到着、すでに大勢の人で賑わっている。
「かき氷」の旗がひらめいていて、とても嬉しく感じ元気がでる。
運よく、入れ替わりで木陰のテーブルベンチを確保できた。
いつもなら、先にナメコ汁でランチにして、
食後にゆっくりとカキ氷で涼んで休憩をとるのだが、
きょうは完全に身体がオーバーヒート気味で食欲がない。
先ずはカキ氷でクールダウン、
味は真夏のイメージの新色のオレンジに決めていたのだが、
サイズに迷った、ジャンボサイズのつもりで来たのだが、
迷ったあげく、結局ハーフ(普通)サイズ。
やや物足りなさもあったが、元気とともに食欲も出てきた。
城山茶屋の醤油仕立ての芳ばしい甘みの味わいと、
梅干しのおにぎりの組合せは絶妙、季節問わずベストマッチ。
完全にマイブームとなってもう久しくなる。
城山の夏は未だ未だ終わっていなかった。
猛暑の暑さは身体にこたえるが、幾つになっても、
夏の終わりは何故か寂しく思えてくる。
いや、この歳頃になってからのほうが人生と重なって
余計にそう思うようになってしまった気がする。
帰路のコースもハッキリと決めぬまま小仏方面に歩き出す。
雨上がりでかなり滑り易くなっているので、小刻みに慎重に歩く。
小仏峠のタヌキ達の前は田んぼ状態の泥濘であった。
結局、ここから下山して小仏バス停をきょうのゴールと決めた。
バス停まで向かう下り道、明るい青空に浮かぶ白雲、
そして山の深緑のコントラストでクッキリと浮かび上がった
夏模様の景観である。
しかし、ガードレール脇から延びるススキの穂が広がり始め、
ちょっぴり秋の気配も近付いているが解る。
行き当たりばったりの無計画山行で、暑さでバテたものの、
何か清々しく心地よい疲労感で良いお山歩であった。
小仏バス停の手前の草原にワゴン販売の「居酒屋」が出現し、
「冷えたビールはいかがでしょう」と呼びこまれそうになったが、
バスの時間が近付いていたので、グッと我慢。
ビールは、帰りの電車の乗換駅の駅ナカのカレーショップの
ジョッキセット+おかわり中ジョッキを堪能して家路についた。
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