長尾峠から登り始め急登を登ってる時、sunaoさんが「なあなあ、あれってナメコちゃうん?」
登山道から少し入ったとこの木にボワッと生えているキノコが・・・
一応採ってはみたものの「恐らくナメコやろうなぁ、でも開きすぎててアカンやろ!?」
とりあえず写真を撮るだけにして後古光山に到着。
ここまでは足腰も調子よかったが、このあとのアスレチック要素たっぷりのフカタワへの激下りと古光山への登りで、以前に比べて足元がおぼつかない感覚に戸惑いながらも古光山に到着。
年々老いていくのは仕方ないので現状を維持するためには以前にも増してしっかり歩かなあかんのに、ここ数年は山歩きと言えるようなことはほとんどしていなかったので、ほんの4〜5年前との違いに案外ショックを受けていた。
一方、sunaoさんはといえば激登りも激下りもスイスイスラスラと登り下りしている。
「なんか今日は老いを実感してるわー」「普段からもっと山歩きしとかなあかんなぁ」とsuka
「それもそうやけど、一番は体重落とさなアカンやん!」とsunaoさん
最も言われたくないが最も的確な指摘に苦笑しながら南峰に向かう途中でまたsunaoさんが「これってナメコ採った跡とちゃうん?」
今度は登山道脇の木にナイフか何かで何かを切り採ったような跡がある。
先程の急登途中の登山道外れの木のナメコといい、この木肌に残るキノコ?の痕跡といい、余裕で歩けるから見つけられるのであり、sukaのように必死のパッチやとまわりを見る余裕などなく「ようそんなん見つける余裕あるなぁ…」と感心していた。
すると天狗岩の手前でまたまた「ウワッ、あそこにいっぱいナメコ出てるやん!」と叫ぶ!
その指さす方を見ると急斜面の5mほど下の木にナメコがいっぱい出ている。
「ここ落ちたら止まらへんなぁ」とsukaが言うよりも早くナメコに引き寄せられるようにsunaoさんが急斜面を木に掴まりながらササッと下りていく。
sukaもあとからぎこちなく追いかけ、まずは写真を撮ったあと不安定な足場に注意しながら、少し開き気味ではあるものの十分な量のナメコをゲット。
その後登山道に戻り天狗岩からの絶景を楽しみ、南峰を越えた先の尾根が広くなったところでお昼にする。
12月とは思えない陽気と快晴の空のもとゆっくりお昼を楽しむはずがさっきのナメコの興奮が覚めやらず、そそくさとお昼を済ませあたりをウロウロ歩き回るが、さすがにもう見つけられなかった。
せわしないお昼ご飯でお腹を満たしたあと大峠までの激下りで、またまた老い(というより体重増加)を感じながら大峠まで下った。
大峠からは楽々の舗装路を歩きながら「以前は “曽爾の6座周回” とかトン西からの釈迦ヶ岳ピストンとかやってたのに、今はもうとてもやないけどそんなんできへんわ!?」とか「その6座周回の時やトン西から釈迦ヶ岳の時もしんどかったけど今回の方がしんどいような気がするわ」とか、sunaoさんが興味を示していないのも気にせず、昔のsukaの自慢話しとか現状の対比を長々としゃべりながら長尾峠まで戻りました。
今回の古光山で老化(というより体重増加?)に伴う体力の低下と足元のふらつきにショックを受けましたが、最高の天気とナメコの収穫により最後にはいい山歩きができたなと思えました。
画像1:開きすぎたナメコ
画像2:いっぱいナメコ出てるやん!
画像3:快晴の天狗岩から曽爾高原、尼ヶ岳、大洞山を眺める
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