2015.3.7
先の日記のとおり、北陸新幹線の開業に伴い廃止になる特急に乗って子供を連れて、久々に新潟県の糸魚川駅で降車した。
同駅は、北陸新幹線の高架のホームが建設され、3月14日の新幹線の開業に備え、開業ムード一色という雰囲気だった。
さて、同駅の1階に、糸魚川ジオステーション「ジオパル」という観光施設がオープンした。
その中に、ジオパークインフオメーションセンターなるものがあるというので、覗いてみた。
糸魚川市は日本初のГ世界ジオパーク」に認定されている。
「そもそも世界ジオパークって何?」
とお思いの方も多いだろう。
直訳すれば、「ユネスコ支援の大地の公園」だが、平たく言えば、「世界遺産の地学版」というところだろう。
指定されているものは、かつて授業で習った日本を二分する活断層「フオッサマグナ」、北アルプスが日本海に落ち込む北陸道の難所「親不知」、古代に勾玉に使われたГひすい」の産地等がある。
山の方は、白馬岳からその親不知まで続く標高約3000mから海抜0mへの縦貫登山道「栂海新道」、日本百名山の「雨飾山」等々が指定されている。
さて、指定されている一つに、クライミングで有名な「明星山の大岩壁」もある。
インフオーメーションセンターに入ると、なんと正面にその大岩壁の巨大ジオラマがあるではないか。
高さ2m以上はある。
実に精巧でちゃんと、クライマーまで再現しているではないか。
ルートファインディングの予習に打ってつけだ。
「ふむふむ。これが左岩稜か…」
そのジオラマの裏は滑り台に、向かって左は、ボルダリングのクライミングウォールになっている。
私も登ろうかと思ったが、Г子供限定」だった。
私は、そこで子供を遊ばせながら、大岩壁に見入り、今日はいつも山ばかり行って放ったらかしている子供への罪滅ぼしなので、山に行かない代わりに、脳内でГエア登山」を楽しんでいた。
ちなみに、また別枠で紹介しますが、この観光施設内には、鉄道コーナもあり、本物の鉄道車両、鉄道模型の大ジオラマ、プラレールまであるので、これから春休みを迎え、子供に「どこか連れて行って〜」と、せがまれるお父さん、お母さん達。
子供を遊ばせておくには、打ってつけです。
echigonogakuさん ナイスクライミングー!
凄いジオラマですね〜
だれが作ったんダロ?
御ニ人が谷川岳東尾根に命掛けで挑んでいる頃、私は普段、山ばかりに行って放ったらかしにしている子供への罪滅ぼしに、糸魚川へ鉄道小旅行をしておりました。
山に行かない分、ジオラマで脳内「エア登山」をしていました。
明星山の大岩壁、脳内では登り応えがありました。
ぜひ、いづれ行きましょう。
さて、ebichanさんの仰るとおり「明星山も観光資源」なんですね。
特筆すべきは、岩壁でのクラミングはマイナスイナージと思い、公にしたがらない自治体が多いのですが、逆にそれを逆手に取って、アピールに使っているの
には感心しました。
ジオパークのパンフレットの明星山の紹介にも、「上級者向けのロッククラミングの名所」と掲載されていました。
クライマーでは、知らない人がいない名所ですからね。
ただし、糸魚川市が公認や奨励しているわけではないので、あくまでも最後まで自己責任で登りましょう。
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