ただ、ペツルはセーフティストラップ付きのトーベイルはなく、以前はセーフティストラップのみ、後付けパーツがあったものの、それもすでに廃盤になってしまったとのこと。
その理由としては、ヨーロッパでワンタッチクランポンではセーフティストラップがなくても外れることが少ないため、ということだそうです。
ただ、これまでいろいろ聞いた経験から、どうしてもワンタッチだけでは信用ならない気持ちが心の底にあるため、セーフティストラップをつけたいなあ、という思いが払拭できず、なんとか画策したところ・・・。見つかった!ブラックダイヤモンドのパーツが「自己責任で」流用できそう?!
情報は、以下のブログ類を参照させていただきました。
http://blog.livedoor.jp/mtbphiro/archives/29299593.html
http://www.denali.ne.jp/blog/?p=16355
(いずれもさまに感謝です)
パーツは、「山の店デナリ」さんで入手できました。すぐに届けていただき、さっそく、参照サイトを参考に自分でえっちらと素人仕事。ヤスリでほんのり接続部を削り、はめることができました。
が!はまったのはよいものの、前後に動かすことができず、靴を装着することすら至らない。しかも、「じゃあしかたない、はずすか」と思ったもののはずすことすらできなくなっちまった!!にっちもさっちも行かない、とはこのことか。
ということで、山の師匠でもある、とある工房主(というか立派な製作所社長様)に泣きつきまして、無事に装着完了しましたー。ドンドンパフパフ!
見事な、プロの道具達(万力、各種ヤスリ類)および、コンマ単位で調整を加える技術スキルでもって、トーベイルの接続部を削って調整していただきました。素人が生半に手を出してすんませんでした、と反省。
参考にした情報では、アイゼン側の穴を大きくするとか、トーベイル側の接続部を叩いてつぶす(?)など工夫をされた模様ですが、今回は「トーベイル接続部側を削る」という処置をした次第です。
少々の難点としては、トーベイルの高さがあるため、アイゼンケースに入れるとケースが盛り上がってしまう点ですかね。ま、それは荷詰めのときに気をつけるってことで対処します。
なお、パーツを購入した「山の店デナリ」さんでは、ペツルの純正パーツが廃盤になってから、オリジナルでパーツを製作し、装着するサービスも行っているとのこと。その情報が掲載されているブログも教えてもらいましたが、事前に自分では探せなかったのよね。見てたらお願いしちゃったかも。。
http://www.denali.ne.jp/blog/?p=29551
デナリ様からの情報では
「日本のユーザー様は、落下防止以外にもクランポンを装着する際にセッティングしやすくするために、欲しいユーザー様が沢山います。当店もセーフティーストラップが欲しい側ですので、オリジナルで作っております。」
とのことでした。さすが!感服いたします。
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