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それで心配なのが冷え。わたくしは超冷え性で。基礎体温が山を始めてから1度も上がったのに、それでも足先の冷えが悩み。
で、山の先輩からVBLという防寒システムのことを教えてもらい、目から鱗。とりあえず、短い工程、広沢寺のクライミングの際、行き帰りに試してみた。
VBLとは「Vapor Barrier Liner」の略。どうやら極寒地で採用されている防寒システムなのだそうであります。「人間の皮膚は100%湿度が飽和して蒸れている状態では、それ以上汗をかくことがなくなる。」という生物的な仕組みと、あと、「靴下・手袋や靴のインナーが水分(=汗)でぬれるとそれが凍って冷えの原因となる」のを防ぐために、防水性のものを手足に履き、衣類側に水分を放出しないようにするという仕組みとのこと。
そんで、手はひとまずおいておいて、今回はまず「ネオプレンの靴下」を履いて試してみました。
結果。
確かに靴も靴下も濡れなかった。けど、ネオプレン内は水分たっぷり。わたくし、足に汗をかきやすいからなー。それゆえこれまでの冷えも発生していたような気がしてきました。
ただし、今回、実験てことで、右足にはファイントラックのインナーソックスを履きその上からネオプレンを。左足は裸足にネオプレンを履く、という形にしてみました。それの効果はてきめん!ファイントラックを履いた方は、ぬるぬる感が半減され、ある意味あまり水分が気にならなかったほど。といっても、発生する水分量は変わらないので、ネオプレン内部の水分量は、左右ともあまり変わらないような気がしました。
というのは、帰宅後、ネオプレンを脱いで確認した結果、両足とも、親指のつま先がなんかふやけて白っぽくなってる・・・?写真は裸足の左足だけですけど、右足も同じように、つま先が白っぽくなってました。
今回は途中でクライミングシューズに履き替えて、その間、ネオプレンは裏返しにして乾かしておいたのにも関わらず、こうなってしまった・・・てことは、雪山で数時間はき続けたらいったいどうなることやら。ふやけた結果靴擦れ、となったらもっと悲惨かもしれない。
ちょっと悩ましい結果となりました。
年末山行は、まず、このVBLシステムで初日をすごし、換えの靴下に履き替えることを想定しながら試してみたいものです。結果を乞うご期待(て、特にどなたも期待しないと思いますが・・自分のため記録しますv)
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