岡山市東区にある芥子山を訪問。
北の送電線沿いにある112m峰と166m峰を経由し、
時計回りに周回しました。
瀬戸内海方面を景色を楽しんだ後に
南へ下る際に、天狗岩、芥子山不動明王、大多羅寄宮跡、
稲荷宮、布施神社と参拝コースを辿りました。
特に大多羅寄宮跡は国指定史跡です。
岡山藩主の池田光政が、寛文6(1666)年領内の神社の由緒を調べさせ、
翌年、産土神601社および由緒ある神社を残し、
社や祠10,524社を廃して、71社の寄宮に合祀しました。
その後、正徳3(1713)年、次の藩主である綱政が、
この地にあった句句廼地神社境内を拡張し、
境内に社殿を建て71社の寄宮の内5社だけを残し66社を合祀しました。
これが大多羅寄宮です。
寄宮には藩から、毎年修理料と御供料が支給されていましたが、
明治維新後はそれも途絶えたため、
明治8年、祭神を布施神社(ふせじんじゃ)に合祀、
現在は東西9間(約16m)、南北10間(約18m)の境内地と石垣を
残すのみとなっています。
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