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12月の満月は「コールドムーン」と呼ばれています。
文字通り寒さが厳しくなる季節の月だからです。
日本でも、冬の夜の冷たくさえわたった光の月を「寒月」と呼び、季語にもなっています。
このコールドムーンが12月15日に見られました。
事前の予想では、東海地方から関東地方にかけての地域では美しい満月がはっきりと見られ、曇りの予報が出ていた岡山県では、タイミングが合えば雲の隙間から見られるチャンスがあるとのことでした。
結果的には、たまたまそのチャンスが訪れ撮影に成功しました。
この“コールドムーン”の名称ですが、アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは12月の満月を「コールドムーン(Cold Moon/寒月)」と呼ぶようです。
今年のコールドムーンに木星が近づくところを見ることができました。
12月に入って、ほぼ連日、南東の夜空にひときわ輝く木星を観測することができました。
12月8日に地球から見て太陽とちょうど反対側にきたことで、その前後の日も木星が一晩中見えました。
ズームして見てみると、木星の衛星のうち、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストと呼ばれたガリレオ衛星まで見ることができました。
ちなみに、2025年最初の満月は、1月14日でアメリカ先住民の呼び名では、1月の満月はウルフムーンと呼ばれています。
これに「しぶんぎ座流星群」や火星大接近などが重なり、天体ショーが繰り広げられます。
1月の夜空から目を離せません。
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