オリジナルは最近は読んでいなかったが以前は毎号欠かさず読んでいた愛読書。
手に取って見ると最新号。つい懐かしくなって持ち帰ってしまった。
一緒に捨てられていた漫画はどうやら女物らしく苦手な部類だったがついでにと思ってこれも持ち帰ってきた。
オリジナルは直ぐに読み切ったのだが、苦手な女物は数日ほっぽっておいた。
が、せっかく持って帰ってきて中身も見ずにまた捨てるのも・・・
と思いペラペラ見始めた。
あさきゆめみし・・・?なんか聞いたことのある言葉だなぁ・・・と思ったら
源氏物語だった。
そう言えば、源氏物語ってのは光源氏の恋の話ということはおぼろげながら聞いていたが、読んだことはなかった。
数ページ読んで、どうして女物の漫画の登場人物の顔はこうも似たり寄ったりなんだろうな・・・といつも思う。
人物の名前と顔を覚えるのが一苦労。
特にこの物語は次から次へと色々な女性が登場するからなおさらのこと。
と、思いつつも読んで行くと・・・
ハマった
久しぶりに漫画にハマってしまった。
女物の漫画でハマったのは大昔の「ガラスの仮面」以来のこと。
何十年ぶりかである
和歌や古典などまったく興味がなく、出て来る短歌などさっぱり意味がわからないが、それを現代的にわかりやす訳して、なおかつ画が描かれてるのでとてもわかりやすかった。
多分、瀬戸内や谷崎などの文章で書かれたものなら絶対途中で投げていたろうが、これは完全にドツボにハマってしまった。
捨ててあったのは文庫本の1〜4巻だったのだが、先が読みたくて図書館で検索して予約した。
文庫本の他に普通のコミック版もあって、貸出の時ちと混乱した。
窓口のお姉さんが熱心に調べてくれて、書庫にあるのを見つけてくれた。
それも丁度自分が拾って来た先の全巻揃いを。
あまりにも熱心に探してくれたので、
「読んだことあるんですか?」と聞いたら、
「えぇ。学生時代、これでだいぶ助けてもらいました」
へぇ〜、この漫画ってけっこう有名なんだ・・・
と改めて知った。
図書館で借りて持ち帰ってきて、また、一気に読みふけった。
紫の上が逝くところなどちとウルウルしてしまった。
読み終えての感想は
やはり、人生の無常、男と女、愛、恋・・・難しいもんだなぁ・・・
自分とは対極の超イケメンの持て男、そして家柄も権力もこの世の全てを我がものにしたような”光源氏”にも、葛藤や苦しみがあったんだなぁ・・・
ドラマや映画なら誰が演じればハマるのだろう?
など色々考えさせられてしまった。
ということで、
たまには読書(?)もいいもんだ・・・と思った。
ついこの前、NHKラジオドラマで京本正樹?漢字合ってる?がやってました 、原作の一部 読んだことあります・・・
「心いるかたならませば弓張りの月なき空に迷はましやは」
メールで送ったことがあります
いいや、読書は、たまにじゃなく朝昼晩としても
良いもんです。
私の小学生時代のバイブルでした
内容は小学生にはちょっとおませでしたね
長らくほっぽってたのに、成人して家を出てから
里帰りして無性にいろいろ片付けたくなって
勢いで近所の子供に全巻プレゼントしてしまって。
今思い返すと、もったいなかったなー
また読みたいです
こんばんわ、araigengaさん
一部でなく全部読みませう。
中盤から後半にかけて盛り上がってきますから。
こんばんわ、mermaidさん
>「心いるかたならませば弓張りの月なき空に迷はましやは」
どの場面だか探したのですが、ちと見つかりませんでした。
ので、意味がまったくわかりません ???
あとでもう一度最初から読みなおしてみます。
意味はわかりませんが多分恋の和歌なのでしょうね。
いったいどんな場面でメールしたのでしょう?
ちと興味あります。
こんばんわ、kimidoriさん
そうですね、もう少し読書しないと・・・と思います。
今は、その時間の余裕より、落ち着いて読む心の余裕がなかなかできなくて・・・
もし、お薦めの本あればレコメンドしてください。
こんばんわ、HEIDIさん
小学生で読んだら相当影響も受けたでしょうね。
女の生き方や愛や恋、そして男の身勝手さ・・・
きっとおませさんな女の子だったのでしょうね(笑)
>今思い返すと、もったいなかったなー
ほんとですね。
多分時間経ってから読み返すとまた印象や感じ方も変わって新し発見があったと思いますよ。
また買ったり揃えたりするのももったいないでしょうから、自分のように図書館で探して借りたらどうでしょう?
こんばんは、tabioさん。
私は今もあさきゆめみし、5巻まで(源氏が亡くなるまで)持っています。
高校生のときかなり愛読し、与謝野訳、谷崎訳…と続いてハマり、大学受験にも役に立ちましたし、今だに感動します。
最初は登場人物が似てるから、見分けるの大変でしたが(笑)、そんなことをtabioさんの日記で懐かしく思い出しました。
宇治十帖の・・・ラオウが死んだあとの北斗の拳みたいな
気の抜け方がちょいと気になりますが
相当好きな漫画でした
こんばんわ、hariさん
>与謝野訳、谷崎訳…と続いてハマり・・・
すごいですね。受験にも役だった、って、文学少女だったんですね。
自分は、これで十分な気がしました。
5巻まででも十分なんじゃないですか?主役の光源氏は完結してますから。
それにしても壮大な小説ですよね。それでいてストーリーや構成もしっかりしていてまったくすごいですよね。
源氏物語が今の時代まで残るのも当たり前の事だったんですね。
橋田壽賀子や山崎豊子でもこれだけの完ぺきな長編小説は書けないでしょうね。
自分ももう一度と言わずに二度三度読み返してみようと思います。
>最初は登場人物が似てるから、見分けるの大変でしたが
本当ですよね。(笑)
こんばんわ、q0u0pさん
q0u0pさんも読まれているとは・・・
自分は読むまでまったく知りませんでしたが、有名な漫画だったんですね。
他にお薦めの漫画ありましたら、そのうち教えてください。
tabioさん おはようござます
>どんな場面
1巻の最後のページから遡って10ページ目の
朧月夜と光の君が再開する場面です
遠い昔から意思が強く聡明で駆け引きの上手な女性はいらしたんだと思って文のお力をいただきました
大和和紀の描く1巻が素晴らしく、完成されたものなので最後まで一気に読んでしまうのでしょうね
こんにちわ、mermaidさん。
おかげさまで見つけました。
朧月夜は凛として最後まで自分を貫き通す芯の強さがあったみたいですね。
今度は、もう一度、ちゃんと和歌を味わいながら読み返してみます。
平安絵巻
登場人物の区別がつかない
という共通点を重視しまして
夢枕獏 原作 岡野玲子 作画の
陰陽師 を薦めます
どうでしょうか
こんばんわ、q0u0pさん
陰陽師ですか?
探してみます。
情報ありがとうございました。
陰陽師と言えば、ニコ動で一時流行った
「新・豪血寺一族 −煩悩開放− レッツゴー!陰陽師」
を思い出してしまいました。
ちとハマりました。
オリジナル版
http://www.youtube.com/watch?v=PumFnlu9EIY
ローゼンメイデン版
http://www.youtube.com/watch?v=KDk0kgT_oPU
tabioさん、
こんばんは!
tabioさんが、あさきゆめみし なんて嬉しすぎます
私も全巻持っています(マンガのほうですが )
私は奈良育ちということもあり、環境も手伝って短歌がスキです。
そんな、奈良が舞台の「天上の虹」(里中満知子)もオススメですよ〜!
持統天皇のお話です。
これをきっかけに、万葉集も更に深堀することになりました
読書の秋、楽しみたいですね〜
こんばんわ、Tamiさん
奈良だとやはりこう言う万葉の世界は身近に感じるのでしょうね。
日本の優雅さの原点ですね。
自分はどうも無粋で・・・
>「天上の虹」(里中満知子)
探してみます。
ほんと、もう、秋ですね〜・・・・
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