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ヤマレコユーザーのmagnum999さんも一緒の参加です。
昨日は午前中だけの作業で、奇跡的に残った一本松の近くの漁港で、側溝の土壌撤去作業を行いました。
昨日は天気は良くて、津波がなかったかのように海は穏やかでした。
深さ約60センチの側溝にいっぱいに溜まった渇いた土壌を綺麗に取り除いた時は、なんとも清々しい気持ちです。
今回会社グループ主催のボランティアに参加させていただき、こんな機会がなければ被災地の現状を実際に見る事はなかったと思います。
本当に貴重な経験をさせてもらいました。
でも本当は震災なんか起こらなければ、こんな経験をしなくて済んだのに。
実質一日半の活動で作業量は少ないですが、今回グループで30人が参加し、怪我人も無く、無事に活動を終えた事は大きな成果だと思いました。
ボランティアに来てもらって怪我をされると、怪我した本人も大変ですが、被災地の方々も震災の時の事のように悲しむそうです。
救急車のサイレンを聞くのも嫌なんだそうです。
それから、ボランティアに行きたいと思っても簡単に行ける距離ではないし、日にちも必要です。
ですが、何年後かに復興したあとに旅行に行ったり、近所のデパートで東北地方の名産品やお酒を買えば地域の活性化につながり、
それもボランティアの形だと思います。
二日間作業した所の周りは津波に流されて何も無くて、昔からこんな感じの景色だったんじゃないかと錯覚してしまう感じで。
でも「川の駅よこた」で震災前の街の写真を見たらすごく立派な街並みで活気もあって、イベント行事などの人々の満面の笑みがあって。
家に住んでた人や仕事場で働いていた人達の幸せとか思い出や、建物を建てた職人さんの真心とか、
そういうものを津波が全てさらってしまって、本当に悲しいです。
今の被災地の状況を見ると、まだ瓦礫が積まれていたり、壊れた建物が残っていて、
元の活気ある町に戻るには、まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだだと感じました。
でも、この様な活動を継続していけば、少しづつではありますが必ず復興できます。
一日でも早く復興される事を願うばかりです。
写真の説明
(左)漁港の側溝土壌撤去作業の様子(作業後)
(中)奇跡の一本松と水門
(右)瓦礫の撤去作業現場
ksrockさん、お疲れ様でした!
今後も、いろいろな形で参加できるよう心がけましょう!
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