36週ギリギリまで仕事を続け、今月から産休に入り只今38週です。
片道2時間近くかかる通勤はバスと電車3本を乗り継ぐもので、
地下鉄の20分以外はほぼ席を譲って頂ける事もなく立って歩いて…
仕事もはやり妊婦だからといって周囲に甘えたくはないので、深夜残業も引き受けた
りしつつ、平日の睡眠時間は、3.5〜4時間という生活を、ずっと続けました。
元々、健康診断ではいつも貧血を指摘されていて
高校の頃は心臓に軽い疾患があり激しい運動は禁止されていてマラソンはみんなと同じようには参加できなかった私がです。
これってかなりタフな妊婦だと思います。体力があるって素晴らしい。
この体力は…「山」に育てて頂いたもの。
体力だけではありません。
「山」は、本当に多くを教えてくれました。
山を初めた頃、それは初めは基礎体力がなくて本当に苦しかったけれども、達成感や爽快感、そして自然が好きであり、何よりのストレス解消法であり、
私にとって「山」は自分を振り返る大切な時間だったので、続けてこられた。
人生に閉塞し疲れ果て、どうにもならない精神状態の時、一人で山に向き合って、自分を振り返ってみると、大切なことを山は教えてくれた。
山に登ると嫌な事全てを忘れる事が出来たし、自分がとてもつまらない小さな存在で、どんな苦労も困難も小さな悩みでチッポケだと思い知らされた。
そして、苦労を乗り越えられてここまで来れた。
これから、子どもを育てながら生きていく中で、いろんな苦難もあろう。
赤ちゃんの間は無理だけど、ある程度の年になったら子供も山にたくさん連れて行くと思う。
そして子供は子供の視線で何かしらを山から学ぶのでしょう。
これからも山とともに生きていきたい。
アルプスだろうが里山だろうが関係ない、それが私にとっての「山」です。
予定日まで2週間を切りました。
初めての出産でドキドキで、とんでもなく痛いんだろうな〜と思いつつも、気楽に陣痛待ちしています。
きっと山と同じで、どんなに苦しくて死ぬ程つらい痛みでも、産んだ瞬間に忘れてしまう痛みなんでしょうねぇ。山以上の達成感なのかな?
なんて思っているから、気楽に構えてられるんだと思う。
山に登っていた事、いろんな意味で、本当に良かったなーと思います。
次の山はいつかなぁ〜、幼児を背負って登るのかな?
ちょっと先になると思うけど、その日を楽しみにしています
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