歩いてきました。
今回はうさぎ登山部全3名での入洛予定でしたが、1名病欠のため2名での
トレイル。
12月7日 日曜日、冬の冷たい空気ながらも天気上々!最高のスタート♪
のはずが、メンバー1号が行きの電車で携帯を紛失 。
しょっぱなから雲行きが怪しくなったと思ったら
スタート地点から逆走して いきなりのロスタイム
あげくは最終地のケーブル比叡駅で さぁ記念写真を!のタイミングで
メンバー2号のスマホバッテリー切れ。
という、浮き足だって無駄に走るうさぎ登山部らしい展開となりましたが
写真は ほとんどなくとも思い出はいっぱい!の楽しいトレイルでした
コースは前回の伏見稲荷〜銀閣までの山→町→山とはうってかわって
山歩きのみ。
紅葉は終わり 一面に落ち葉が敷き詰められ、時折水の流れる場所もある
静かな山でした。
しかし山といってもさすが京都、歴史を感じる旧跡や石碑が点在している
ので 見晴のいいスポットは少なかったけど 飽きることなく歩けました。
危険個所はありませんでしたが、下り道で木段が埋まってしまうほど
落ち葉が深く積った個所があり、一段一段をストックで確認しながら歩か
ないと怖かったです 。
降り積もった落ち葉の中を 先行してくれた登山部2号。
へっぴり腰になってストックで落ち葉をトントン叩きながら歩くその姿は
座頭市が峠越えをしているシーンのようで
なんとも時代を感じる風景でした(笑) 。
そして歴史を感じる体験がもうひとつ。
歩き始めて2時間ほどのてんこ山あたりで後方から「りーんりーん」と
熊鈴の音。
振り返るとトレイルコースとは違う脇道からおじいさんが一人、
杖をついて歩いてきていました。
随分後方にいらっしゃったはずなのに、ふと気が付くとすぐ横に、
そして規則正しくしっかりとした足取りで、静かに私たちを追い越して
いかれました。
ツルツルした後ろ頭に木漏れ日がさし、神々しいまでの光を放ち
「りーんりーん」という音色と共に遠ざかって行ったそのお姿は、
とても生身の人間には思えませんでした。
先を行く神々しい山の使者のような方と、太秦からの使者のような座頭市を
眺めながらさすが京都だなと感服。
悠久の時の流れに触れたよいトレイルでした。
所用時間:3時間30分(パブテスト病院〜比叡ケーブル駅まで・休憩30分含
/〜パブテストまでは逆走したりの時間があり正確な時間が不明のため含まず)
追記:途中、強い獣臭がする場所がありました。近くにおつことぬし様がいらっ
しゃったのかも。その後猟銃の音が2発聞こえました。
山は私たち山歩きのものではないんだなと実感。
「りーんりーん」と追い抜かされる瞬間、確かに私も後光が差しているのを確認しました。
私たち以外のハイカーもリスペクトしていたから間違いない
翌日、京都観光でタクシーに乗ったとき運転手さんに、銀閣寺⇒比叡ケーブルの話したら「あー残念や、ゴールは延暦寺にして大津側に降りはったら良かったのに〜」と言われたよ!坂本ケーブルでおりて京都駅まで40分くらいで戻れるらしい。。。
今度は3号さんも連れて眼下に琵琶湖を眺めるコースを楽しみませんか
そーですね、そろそろ幽霊部員も登場して頂かないとね
そして次回は焼肉食べて帰ろう
延暦寺まで行けるかな。迷っておことぬし様のエサになったりして
あのご老人に着いて行った方は信者として修業して、しばらくしたら
ダブルりーんりーんが聞こえてくるかもよ(笑)
京都トレイルの翌日、源光寺に行く途中でNHK『ブラタモリ』の撮影現場に偶然でくわしたよ!
お醤油屋さんでNHKの女子アナさんと撮ってた♪
お醤油屋さんでNHKの女子アナさんと撮ってたところを
撮ったとか?(笑)
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